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故国の滅亡を伍子胥は生きてみれませんでしたが、私たちは生きてこの魔境カルト日本の滅亡を見ます。
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P R
ユルネバ   より

上記文抜粋
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本「里山資本主義 日本経済は「安心の原理」で動く」藻谷浩介, NHK広島取材班




 希望が湧いてくる。
 いい本ですよこれ。

 特に現実に「里山資本主義」が動いている第四章「「無縁社会」の克服」など涙無くしては読めません。

 里山資本主義というのは小難しくいえば「持続可能性」に重きを置き、「外部性依存」を下げることで結果的に、お金を使わずとも豊かに暮らせるシステムのことです。著者チームはこれを謙虚にマネー資本主義のサブシステム・バックアップシステムとして有効だ、と書いてありますが本音では、これをもっと社会に組み込む、いや組み込み直すことで「人間らしい生活」を取り戻していかねばならん、と。

 実例詳細は本書に譲りますが、木質ペレットによる発熱・発電システムや、上述の廃棄野菜と地域通貨の交換システムはいま現実に動いてるわけで、もうどんどんこういうものはやっていかないと!

 手前味噌ですが我が家でも母がほんのわずかな庭で家庭菜園やってるのですがこの季節、キュウリなんか成り過ぎて困ります。あと非沖縄人には若干使い勝手の悪いゴーヤが山のようにできる。あと茄子にトマトに……ご近所中配り回っているわけですが、こうすると、GDPは下がるわけです。
 ここがポイントで、つまりこういうことをすればするほど、日本銀行券は動かないか、小さい環境で(銀行などを通さず)くるくる回るようになるので、旧来の指標では捉えきれなくなる。
 そうすると、そういう数字を信奉する人々、そういう数字でしか物事を見れないように自分を自分で改造したショッカーの怪人みたいな人達がですね、発狂するんです。

 どのように発狂するかの実例が見たければ藻谷さんの前作「デフレの正体」に対する溢れるほどあるAmazon星一つレビューを読まれるがよい。
 ものの考え方にはいろいろあって、まして経済などという複雑なものに対しての切り口は様々あっていいはずです。なのにこういう、
「アナザーチョイスがあるよね」
という話をするだけでアナフィラキシーショックみたいな劇症アレルギーが発症して爆発する。
 これ全部そうで、原発もそうだし教育に福祉に医療、
「知恵と工夫と手間と新技術で、違うやり方してもいいよね」
って話をしてる「だけ」なのに、別に今までを否定してるわけでも新しいのを強制してるわけでもないのに、怯えるように耳をふさぐんです。

 ごくつまらない例を挙げれば、iPhoneがやってきた時我が国最大のキャリアの、世界で見ても屈指の巨大キャリアの社長は
「我々にはプラダフォンがある!」
って絶叫したんですよ。
 ポジショントークとかってレベルじゃない、ハッキリ言ってこの「怯え」は異常です。

 これはなぜか。

 ここ深入りするのは本書とは関係が無いのでやめますが、お考えめされると夏の暑苦しさが一層増してイヤな汗が出ていいですよ。藻谷さん自身がそこに辟易してる様も書かれててご同情申し上げる。

 それはともかく、現実に着々と進む「最新田舎暮らし」の豊かさの実例を読んでるだけでも、とても楽しいです。田舎にもいろいろあって、たぶんいま中途半端じゃダメで「このままじゃダメだ」という凄い田舎の方が、変わっている。
 変革はだいたい辺境から起きるものですよ。

 先日我が家と仲の良い親戚に不幸があり、南河内郡なんですけど、町長は来る町会議長は来る、もちろん親類縁者ご近所平日昼からてんこ盛り。ものすごい盛大な式でした。孫が6人並んでね。
 これがお葬式ですよ。
 僕が死んでも6人も来てくれるかどうか怪しい(笑)
 もちろんその関係性維持に莫大な(主にお金では無い面の)コストが掛かってるわけですが、そのネットワークづくりこそが、人生ってヤツじゃないですかね。

 逆に言うと都会でも出かける時に「ちょっとおばあちゃん見ててもらえますか」と言えるつながりを作れるような心理的・物理的環境を整えることは不可能ではなく──道路と空き地で子どもが遊んで、商店街で買い物してた頃ですね──「凄い田舎」に学ぶと、都会もマシになるかもしれません。

 そういう、「ここがダメならこれがある」的な多様な網目に乗っかってる実感のなさ、が「不安」を呼び、それが上述の「怯え」みたいなものを生み、人をハリネズミのようにしてるのかもしれません。こうして怯えてること自体が哀しい、変えるべき現実だと思うのですが。
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抜粋終わり

天火同人ですよね。「里山資本主義」

でそれに反しているのが原発です。

参考に

板垣 英憲(いたがき えいけん)「マスコミに出ない政治経済の裏話」

上記文抜粋
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ウソつき東京電力が「福島第1原発の汚染水海洋流出を認めた」、福島県漁連は近海漁業を廃業するしかない

2013年07月24日 01時40分30秒 | 政治
◆「ウソつき東京電力の真実隠しは、もう聞き飽きた」「福島第1原発の汚染水海洋流出は、魚たちの方が、事故直後から知っていた」「利口な魚たちは、とっくに福島第1原発近辺からどこかへ逃げて行った」などと、さんざん言われてきた。
 だから、「東京電力が7月22日に、福島第1原発の汚染水の海洋流出を初めて認めた」と報じられても、大抵の国民は、別に驚きもしない。それよりも、「なんで参院議員選挙(7月4日公示、21日投開票)が終わった直後での正式公表なのか」と東京電力の「姑息なやり方」に腹を立てている国民が少なくない。
 福島県漁業協同組合連合会、いわき市漁協、相馬双葉漁協は、ショックを受けているけれど、東京電力が「ウソ」を隠し切れなくなった以上、「汚染水の海洋流出」=「放射能汚染水による海洋汚染」による被害が生じても「風評被害」などと「ウソ」を垂れ流すことはもはやできなくなった。歴然たる事実なのであるから、認めなくてはならない。「風評被害」であるとして、真実を隠せば、多くの消費者を放射能による「被害者」にしてしまう。
さらに、海流が北上して、アラスカやカナダ、米国西海岸をも「放射能汚染」し、多大の被害を生ずる危険もある。そんな残酷なことは、絶対に止めてもらわなければ困る。
 それ以上に、呆れ果ててしまうのは、福島県漁業協同組合連合会、いわき市漁協、相馬双葉漁協が、魚でも知っている「汚染水の海洋流出」=「放射能汚染水による海洋汚染」をどうして知らなかったのか、あるいは、なぜ疑いを持っていながら東京電力の「ウソだらけの言い逃れ」を許してしまったのかである。
 産経新聞社msn産経ニュース7月23日午後1時30分、「福島第1原発、汚染水の海洋流出 肩落とす漁業関係者「説明と違う」」という見出しをつけて、以下のように配信した。
 「東京電力が22日、福島第1原発の汚染水の海洋流出を初めて認めたことで、漁再開を目指す福島県内の漁業者からは『これから漁はどうなる』と悲痛な声が上がった。この日午後、東電の新妻常正常務らは、福島県漁業協同組合連合会(いわき市)を訪れ、汚染水流出を報告。野崎哲会長は「これまでの説明と違う。かなりショックだ」と言葉少なだった。報告を受ける直前には、いわき市沖を中心に9月に試験操業を始める計画を話し合ったばかり。いわき市漁協の矢吹正一組合長は『やっとここまでこぎ着けたのに…。情けなくなっちまう。汚染水流出は漁業者にとって命取りだ。とにかく、これ以上広げないでほしい』と肩を落とした。既に試験操業を始めている相馬双葉漁協(相馬市)の佐藤弘行組合長は『東電には、具体的に汚染水を止める対策を、しっかり説明してもらいたい』と語気を強めた」
◆序に言うならば、福島県民は、参院議員選挙で、「原発推進」の自民党公認候補者である森雅子少子化担当相・消費者相を堂々と当選させている。これは、東京電力がいまでも続けている「ウソの垂れ流し」という「犯罪的行為」を容認するのと同然である。こうなると、もはや「つける薬がない」としか言いようがない。
 福島県産の農産物、漁業産物に対して、「他の地域の人々」が、「福島県」という県名を見て、いまでも「危ない」と感じて、忌避する感情を抱いているのを「風評被害だ」として言い訳することはできない。つまり、福島県民は、東京電力に「甘い」のである。
 こうなると、福島県漁業協同組合連合会、いわき市漁協、相馬双葉漁協は、福島第1原発近海での漁業を諦めて、漁業権を東京電力か、国に買い上げてもらい、廃業するしかないであろう。気の毒には、思うけれども、この地域への原発導入に反対してこなかったツケが回ってきているのであり、ある意味で自業自得である。
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抜粋終わり

もはや福島の第一次産業に関して「御愁傷様」としか言い得ない。

だが、日本には「天才」「オタクな奇才」は、まだウヨウヨいる。

一気に撤退して「天才」「奇才」「国力」を投入すれば、10年もしたら、放射能の問題も解決できると思うが、

それを、するのが、最大の難問。

天才・奇才は、「霞が関・東大エリート」とは水と油の善人で、、東大エリートどもが、10年後の福島の土地の権利とか保存するわけがない。
また福島から避難してきた人を、今の「畜生経済人」や「東大・人でなしエリート」が、保護する訳ない。

頭が腐っているから、心身も腐ってしまうのである。

再見!
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