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故国の滅亡を伍子胥は生きてみれませんでしたが、私たちは生きてこの魔境カルト日本の滅亡を見ます。
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「こころの薬箱」(品川駅港南口)to こころの平和  より

上記文抜粋
・・・・・・・・・

“まずあなたはいまのままではダメですよ、というのが前提になるわけ。

それが搾取の構造です、歴史的に。

 あらゆる搾取がそう。政治的な搾取、宗教的な搾取、すべてあなたは不完全だっていうところに立つわけ。

そして、より権威のある、より正しいとされる人が、あなたを導くわけ。

 そして人は喜んでそれにはまるの。

自分に自信がないから、その人の言うとおり聞いていれば、少なくともいまよりはいいだろうと思うんだね。

 本当はこういう話、ラジオでしたいんだよね。でも誰が聴いてるかわかんないし。教祖が聴いてたら困るから(笑い)。”

・・・・・・・・
・・・・・・・・
抜粋終わり

結構この話は、ただしい。

不完全ゆえに完全・・・


でもそれを言わんと「不完全だ!!」とか言って不安にさせる。

>そして、より権威のある、より正しいとされる人が、あなたを導くわけ。

>そして人は喜んでそれにはまるの。


そのより権威ある・より正しい人が、「正しい」のか、そもそもわからんのにね・・

だから、そういうのを「お前も俺も不完全」て割り切らんと、搾取されるな・・・。


不完全なので、完全・・・、権威とか正しいとかは、不完全ではないので、信用ならん。


つぶやき館   より


上記文抜粋
・・・・・・・・・・
萩原慎一郎「滑走路」、飾らず歌い上げる「非正規」、「いじめ」


画像


実はこの歌人を知ったのは最近である。それまで知り得なかった。こんな輝かしい
受賞歴に彩られた若い歌人の歌とはどういうものなのか、聞けば10代から積極的に
歌を投稿していたという。その歌の内容を読めば、即座に若い人とわかるはずだ。
その歌も、また文章も、本当に飾らない、飾らなすぎる、だからある意味稚拙にさえ
思えるが、それが真骨頂なのである。遺稿となった「滑走路」は歌集としては類のな
い販売を記録しているという。

 中高一貫の名門、武蔵中学、高校で激しいいじめにあったという。その心的な外傷
が生涯消えることはなかったようだ。その精神的な痛手のため正規の職業には就けず
、か就かずか、非正規、契約社員で通した。事務系である。

 その飾らなすぎる歌は最初読むと驚きでもあるが、・・・・・飾らなすぎるそのまま感情
の表現は、もちろん語弊はあるが、山頭火にも通じるし、歌は「層雲」の歌のようだ

 食べるならおいしいものが食べたいな  昼は牛丼屋でいいけれど

 非正規の友よ、負けるな、ぼくはただ書類の整理ばかりしている

 この歌集は処女歌集にして遺作となってしまった。輝かしすぎる受賞歴でも、救われ
なかったその精神的な痛手とは何であったのか?自分の思いの丈を歌に託す、という
ことはあの年代であまり多い話ではない。山頭火、「層雲」の仲間が自由律句というな
ら、萩原慎一郎の場合、思いそのままの自由律歌というのだろうか。

 デモ隊の列途切れるな、途切れないことでやがて川になるののだ

 
 本当に思いをそのまま歌の音数にしただけみたいな、文章的なものである。これを歌
というの?と門外漢の私などはつい思ってしまう。

 とにかく飾らずそのままである

  かっこいいところをきみにみせたくて 雪道をゆく掲載誌手に

 1984年、昭和59年生まれというから、また若い。あの年、私は人生を行く宛もない
流浪をやっていた最中である。年齢を考えれば、同級生らは確固たる社会的地位を
確立しているのに、・・・・・もうどうしようもなかった。

 1984年なら大学入学は2003年だろうか、・・・・萩原慎一郎は正規の職を持たなかっ
た。私も遂に生涯、正規の所属を持ち得なかった人間なので、ボーナスとも無縁、昇
給とも無縁、厚生年金とも無縁、退職金とも無縁な寂しさを感じて生きてきた。

 萩原慎一郎が中高でのイジメで生涯消せない精神的外傷を背負った、ことからなの
だろうか。社畜で行く抜くにはナイーブすぎる。

 非正規の事務系職業、あるいは契約社員、社会に居場所が見つからない。その仲
間はまた覆う。それらへの連帯を呼びかけるのだろうか?自分自身の過敏さ、ナイー
ブさ、弱さをまさにそのまま率直に歌にして託している。だが輝かしい受賞歴は認める
にしてもその歌としての完成度以前に、言葉の用い方、その発案のセンスはやや疑問
を感じると云わねばならない。別に過去の偉大な歌人のような見事な歌を作ろうと全然
無理をしていない、その姿勢が共感を呼んだのだろうか。「牛丼」という言葉が数多く出
てくるのも特徴だ、簡易な食事摂取の現れでもあるが、実に「名歌」をつくろうと無理をし
ない印象である。

 歌の完成度から言えば「現代の啄木」ともいい難い。ただ飾らず、どこにでもいるよう
な若者の素直な感慨を読者は受け止めることはできよう。それが高い評価を得た要因
にせよ、あのまま続けていたら、超えるべきハードルはあったと思う。

 スタンス的には最近のネトウヨとは無縁である。

 ぼくが斬りたいのは悪だ、でも悪だどこにいるのかわからない

 戦後、経済成長を突っ走った日本、だがその進むべき理想を失いがちである。フェイク
な戦前に理想を求めてみたりかっての戦争国家の日本に栄光を覚えてしまうネトウヨが
多いが、萩原慎一郎はまだ戦後の良心に沿っていたと思える。ただ迷いは同じことかも
しれない。

  それにしても32歳でこの世を去った歌人、萩原慎一郎、・・・・処女歌集が遺稿となっ
てしまっては、・・・・いかんともしがたい。

・・・・・・・
・・・・・・・・・
抜粋終わり

萩原慎一郎さん・・・時代が生んで、時代と権力者に殺された・・・

呪詛も多くあるだろう・・・

呪詛・・・ 参考   参考


>中高一貫の名門、武蔵中学、高校で激しいいじめにあったという。その心的な外傷
が生涯消えることはなかったようだ。その精神的な痛手のため正規の職業には就けず
、か就かずか、非正規、契約社員で通した。事務系である。

> 萩原慎一郎が中高でのイジメで生涯消せない精神的外傷を背負った、ことからなの
だろうか。社畜で行く抜くにはナイーブすぎる。


同感・・・・こういう人を、殺し続ける日本と日本の学校・・・・。


彼もどこかで働けただろうが、このイジメが国技になった日本では、もう正業に就くのは、不可能になっている・・・。



なんかそういう感じで・・


お読みくださりありがとうございます。


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罪人の暗示を架けるバチカン天皇カースト教
  • from ローレライ :
  • 2018/11/10 (13:10) :
  • Edit :
  • Res
罪人の暗示を架けるバチカン天皇カースト教のトラウマ被害の民衆
Re:罪人の暗示を架けるバチカン天皇カースト教
2018/11/10 21:00
>罪人の暗示を架けるバチカン天皇カースト教のトラウマ被害の民衆

同感。

まあ天皇ってのは徹頭徹尾偽物ですは。

偽物を信じさせられるだけで、トラウマになる・・

書き込みありがとうございます。
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