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故国の滅亡を伍子胥は生きてみれませんでしたが、私たちは生きてこの魔境カルト日本の滅亡を見ます。
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P R
社会科学者の随想  より

上記文抜粋
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④「『口裏合わせ』だけで退陣だろう『底』が抜けた国の無残」(『日刊ゲンダイ』2018年4月10日,https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/226864 から)

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抜粋終わり

日本の「底」が抜けたように感じる人が増えている。

ツイッターでもそういうセンテンスを良く見る。


で、底が抜けた国家が社会がどうなるか?

易に参考になりそうなものがある。

火風鼎 の卦にありそう。

http://uqmk.blog106.fc2.com/blog-category-55.html 

上記文抜粋
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九四、鼎折足、覆公餗、其刑*屋、凶、

*屋は、屋を偏、刂を旁とした文字で、意味は誅戮を被ること。
この字(図形として作成)→aku.gif
しかし、JIS規格にもユニコードにもないので、意味は異なるが*屋で代用しておく。

九四(きゅうし)、鼎(てい)の足(あし)を折(お)る、公(こう)の餗(あつもの)を覆(くつがえ)す、其(そ)の刑(かたち)*屋(あく)たり、凶(きょう)なり、

この卦の二三四爻はみな陽剛なので、鼎に実(煮炊きする具)が入っている象である。
四に至っては、鼎に実が満ちている象である。
四は初の応位である。
初は鼎の足にして、一陰の微弱なものである。
今、鼎の実が過ぎ満ちて、その重さに耐えられず、足が折れる象がある。
だから、鼎の足を折る、という。
鼎にして足を折る時には、鼎も実も共に覆るというものである。
これを人事に推す時は、九四は宰相執政の位にして、応位の初六は陰柔不中正の下賎の小人である。
したがって、初六陰柔が佞媚を以って諂いを献じれば、九四の大臣はこれを喜び、甘んじて信用し寵愛する。
初六は陰柔下賎なので、下に在る応位より相助けるのではなく、却って大敗大害を勧め献じるのである。
もとより九四もまた、不中不正の爻なので、表は陽爻の賢良の態度をしていても、内心は陰柔の情欲を欲しいままにする。
したがって、その国家の大任に堪えず、公の餗を覆して、大事を破敗するのである。
だから、公の餗を覆す、という。

そもそも鼎とは、例えば国家である。
餗とは、煮物といった料理であり、人事に推せば天下の億兆の民である。
その塩加減などの味付けは政教である。
これを掌って煮炊きするのが、宰相の職であり任務である。
これは国家の公事にして、天下万民の安危治乱に関わることである。
宰相執政の任は、天下の公事の最大なる者にして、私家小事の万億を以ってしても比較するべきことではない。
しかし九四の爻は、己の才力徳量をも測らず、妄りにこの重大な任に当たり、不中不正の志行を以って、任意随情にこれを斡旋し、あまつさえ同気相求めて、初六陰柔不中正の小人を寵愛する。
これが顛覆を来たす所以である。
今、国家の鼎と万民の餗とを顛覆すれば、これを掌る大臣はその責その罪を逃れることはできない。
だから、その刑*屋たり、という。
*屋とは、誅戮を被る様子を言い、刑とは、刑罰の総称であり、その刑罰は誅戮に値する、といった意であって、その凶であることは当然である。
だから、凶なり、という。

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抜粋終わり

http://www.keisho.server-shared.com/64/k50.html

上記文抜粋
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爻辞
鼎折足。覆公〓。其形渥。凶。
(ていあしをおる。こうのそくをくつがえす。そのつみないころさる。きょう。)

対処法

「「〓」はご馳走。「渥」は重刑のこと。「鼎の脚が折れて、公のご馳走がひっくり返ってしまった。重刑に処せられ凶」。基礎がひ弱な ため重荷に耐えきれず、ひっくり返ってしまう時です。実力をわきまえるべきです。または右腕と する部下は慎重に選ぶこ と。
◎あなたの考え方、進み方に問題点があります。よく反省し、改めましょう。

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抜粋終わり



で、

山風蠱 になる。

上記文抜粋
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この卦は、敗壊の意であり、そんなときに元いに亨ることはない。
しかし、だからと言って、敗壊を放っておくわけにはいかない。
折りを見て、いつかは修復する必要がある。
としても、修復するには、そのことについて深い知識と技能が必要である。
要するに、その蠱の敗れたことについて、元いに亨通している必要があり、そういう人物であればこそ、敗壊を修復可能なのである。
だから、蠱は元いに亨る、という。
例えば、パソコンが壊れたとき、パソコンのことをよく知らなければ、修理に出すしかないが、パソコンに精通していれば、自分でどこが壊れたかを調べ、部品を取替えて直せるのと、同じことである。

また、巽を従うとし艮を止めるとすれば、従って止まる様子である。
大きな川を渡るときは、人命に係わる大事であり、逆を慎み順を尚ぶことが第一である。
無理せず時に従って止まり、風、波、水嵩の利ろしきを得て渡れば、過失も少ない。
だから、大川を渉るに利ろし、という。

また、甲(こう=きのえ)は十干の始めである。
だから、甲の日を事の始めとする。
甲に先立つこと三日は辛(しん=かのと)の日であり、辛は新と同音同義である。
甲に後れること三日は丁(てい=ひのと)であり、丁は丁寧の義である。
壊れ極まって、今これを修復する道は、先ず既往の敗壊の原因を悉く改めて新しくし、改新した以後は丁寧に扱い、再び壊れないようにしないといけない。
だから、甲に先だつこと三日、甲に後れること三日という。

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抜粋終わり


だけど爻辞となると・・

続いて抜粋
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六四、裕父之蠱、往見吝、

六四(りくし)、父(ちち)之(の)蠱(やぶ)れに裕(ゆる)めり、往(な)すこと見吝(いやしめ)らる、

六四は陰柔不才にして、父の蠱を見ながらも、これを修復することに緩慢怠惰で、遂には修復できない者である。
だから、父之蠱れに裕めり、という。
子としてその父の失敗を修復しないで放置して平然としていれば、不孝の子として、何処に往き何をするにしても、軽蔑されるものである。
だから、往すこと見吝らる、という。


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抜粋終わり

難題の立て直しだけど、前任者の過ち・前君主の過ちを放置して、破滅する様を描いている。

こうなる可能性もあると易は示唆する。



でも、

同じ火風鼎 より
http://uqmk.blog106.fc2.com/blog-category-55.html


上記文抜粋
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初六、鼎顛趾、利出否、得妾以其子、无咎、

初六(しょりく)、鼎(てい)の趾(あし)を顛(さかしま)にする、否(ひ)を出(いだ)すに利(よ)ろし、妾(めかけ)を得(え)て以(も)って其(そ)れ子(こ)あらば咎(とが)无(な)し、

初六は鼎を用いる初めとする。
鼎を用いて煮炊きをするときは、初めに、逆さにして中の汚れを落とし、洗い清める。
だから、鼎の趾を顛にする、否を出すに利ろし、という。
初六は鼎の趾に当たる。
否とは中の汚れのことである。

さて、九二は陽爻にして男子である。
初六は陰爻にして女子である。
また、初を子とする。
九二は初六に比している。
したがって、この初六と九二との関係は、九二が初六の妾を得て、また初の子を得た様子である。
正式な結婚ではなく、妾を得るというのは、いささか醜いことではある。
しかし、妾であっても、子を得る時には、世継が絶えず、祭祀相続することを得るのである。
これは、大切な鼎をひっくり返すことは醜いことではあるが、そうやって洗い清めてこそ、その後に煮炊きして美味しい料理を作れる、というが如くである。
だから、妾を得て以って其れ子あれば、咎无し、という。

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抜粋終わり

>これは、大切な鼎をひっくり返すことは醜いことではあるが、そうやって洗い清めてこそ、その後に煮炊きして美味しい料理を作れる、というが如くである。

トコトン、そこの汚れをひっくり返して流し出しきらないと、新しい「美味しい料理」は作れない。

後日追加で書くけど、今日はこれにて・・

敗戦で天皇制をうやむやに残したのが、4爻で、その変卦と変爻


今度は天皇も当然ひっくり返して流しだし、洗い清めないと「新しい日本」は作れない。

お読みくださりありがとうございます。
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