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故国の滅亡を伍子胥は生きてみれませんでしたが、私たちは生きてこの魔境カルト日本の滅亡を見ます。
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P R
Electronic Journal  より


上記文抜粋
・・・・・・・・・
●「財務省一丸の増税実現工作の展開」(EJ第3778号)

 財務官僚の世界は、現役でのトップを決める事務次官をめぐる熾烈な争いで終わりではないのです。退官後のポスト争いが待っているのです。現在、最も格が高い事務次官退官後のポストとは次の2つです。
―――――――――――――――――――――――――――――
        1.    日本銀行総裁
        2.東京証券取引所理事長
―――――――――――――――――――――――――――――
 実は歴代事務次官のなかで1人だけ、この2つのポストを歴任した人がいます。森永貞一郎氏です。森永氏は1957年に大蔵事務次官に就任、1960年に中小企業金融公庫総裁、続いて東
京証券取引所理事長、1974年に日銀総裁に就任しています。
森永貞一郎氏が大蔵元老院のドンといわれるのはこの経歴によるものです。
 現在の大蔵元老院のドンといわれているのは、次の3人です。3人中の最長年者者はあの勝栄二郎事務次官のクビを切った長岡實氏です。
―――――――――――――――――――――――――――――
    1.長岡  實氏/1979年大蔵事務次官
    2.松下 康雄氏/1982年大蔵事務次官
    3.吉野 良彦氏/1986年大蔵事務次官
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 この3人の大蔵元老院のうち、今回の増税に関係しているのは吉野良彦氏です。吉野氏は、その名前から「ワル野ワル彦」と呼ばれている人物です。この言葉は、官僚の世界では最高の褒め言葉なのです。
 しかし、吉野氏は現役時代から清廉潔白の士として有名であり仕事以外の宴会はすべて断り、地位にも執着しない人物だったのです。実際に1994年には日銀総裁候補に推薦されたのですが
固辞し、松下康雄氏が代わりに日銀総裁になっています。
 しかし、吉野氏は積極財政を嫌い、財政均衡原理主義者であり財政再建派なのです。したがって、増税推進論者ということになります。1993年には細川内閣の下で、首相の私的諮問機関・
経済改革研究会の委員を務め、若き香川俊介氏とともに国民福祉税を仕掛けた張本人でもあるのです。彼は増税というと、血が騒ぐ性格のようです。
 もちろん今回の増税政局でも吉野氏は動いています。消費税を増税するかどうかを決める直前に開催された藤井裕久元財務相の叙勲パーティーに宴会嫌いの吉野氏が出席しているのです。藤井氏とは細川内閣時代の同志でもあります。
 増税法案決定後の安倍政権の動きについて、佐藤慎一官房長が大蔵元老院の連絡役を務め、逐一吉野氏に情報を入れていたとみられるのです。つまり、佐藤官房長は政府の官房長というよりも元老院の官房長役のように動いているのです。 大蔵元老院から財務省現役三羽烏(財務事務次官/主計局長/官房長)は、今回の増税実現にさまざまな工作を仕掛けていますが、その主な工作は次の3つです。
―――――――――――――――――――――――――――――
     1.首相に近い学者などへの増税容認工作
     2.自民党内部の増税反対政治家への工作
     3.国民へ「増税やむなし」の雰囲気醸成
―――――――――――――――――――――――――――――
 第1は「首相に近い学者などへの増税容認工作」です。
 この工作を仕切っているのは、田中一穂主税局長です。安倍首相に対して大きな影響力を持っているのは、浜田宏一内閣府参与です。田中主税局長は、この浜田氏に対して、前財務官で現在アジア開発銀行総裁の中尾武彦氏を使って工作を行っています。
 中尾氏は東大時代に浜田宏一教授のゼミで研究したことがあり浜田氏の門下生だからです。財務省はこういうコネクションはフルに使って工作するのです。
―――――――――――――――――――――――――――――
 安倍首相が8%への増税を決断する前から中尾氏は、浜田氏の
 もとへ通い、浜田氏が増税反対派の仲間の名前を出しただけで
 「そういう人とは付き合わないほうがいいですよ」と、プレッ
 シャーまでかけていた。浜田氏も「中尾が来て困っている」と
 漏らしながらも、門下生だけに無下にできない。財務省はこう
 した人間関係をしっかり利用するわけです。 ──官邸関係者
               『週刊現代』4月26日号より
―――――――――――――――――――――――――――――
 財務省はとくに浜田教授に対しては、強い警戒心を持っておりマスコミを使って実に汚い工作をしているのです。2013年7月14日のことです。時事通信は浜田氏が次の発言をしたとネットのニュースサイトで報道したのです。
―――――――――――――――――――――――――――――
 第1の矢があまりにもいいから、(増税を)このままやってし
 まってもよいような状況になっているのは万々歳だが・・・
                  ──浜田宏一教授の発言
―――――――――――――――――――――――――――――
 しかし、浜田氏はそんなことはいっていないのです。彼は次のようにいったのです。
―――――――――――――――――――――――――――――
 ・・このまま増税してもよい状態になれば万々歳だが・・・
―――――――――――――――――――――――――――――
 浜田氏は時事通信に抗議し、訂正を出させています。しかし、時事通信はあえて次のよう文字をいじって訂正したのです。
―――――――――――――――――――――――――――――
 このまま増税してもよい状態になっているのは万々歳だが・・
―――――――――――――――――――――――――――――
 「状態になれば」を「状態になっているのは」に改竄して報道しているのです。 
     ──[消費税増税を考える/76]

≪画像および関連情報≫
 ●時事通信による浜田宏一参与発言の捏造/倉山満氏
  ―――――――――――――――――――――――――――
  ひとつは浜田参与の発言の捏造です。浜田はBS─TBSの
  インタビューで「次の四半期にも景気回復が華々しく、この
  まま増税してもいい状態になれば万々歳だが、そうでなけれ
  ば歳入を生む源である、景気回復という金の卵を産む鶏を殺
  してしまうことになる。せっかくいま、金の卵を産む鶏かわ
  からないが、大きく育っている。早く回収しようとしてそれ
  を殺してしまってはもう卵は出てこない」と発言しました。
  明らかに増税は急かず慎重に考えるべきだという趣旨の発言
  です。ところが7月14日に時事通信は浜田が、「第1の矢
  (大胆な金融緩和)があまりにもいいから、このままやって
  しまっても良いような状況になっているのは万々歳だ」と述
  べ、消費税を容認する姿勢を示したと報じました。「もしこ
  れこれであれば万々歳だが」という、仮定の部分だけを切り
  取って浜田の意図とまったく逆の意味の発言としたのです。
  浜田からの抗議と訂正要求により、時事通信はいちおう謝罪
  して記事を差し替えましたが、ニュースサイトの記事を上書
  きしたのみで、訂正があったことの記載はなく、当然ニュー
  スサイトに浜田への謝罪が載ることもありませんでした。し
  かも訂正された記事を見ると、依然として浜田の発言は歪曲
  されています。              ──倉山満著
  『増税と政局・暗闘50年史』より/イースト新書027刊
  ―――――――――――――――――――――――――――



・・・・・・・・
・・・・・・・・
抜粋終わり

財務省ってのは、「植民地日本領」から金を搾り取る機関ってのが、わかる。

霞が関は、「米国」なのです。

日本国は、実態は「アメリカ帝国日本領」なのです。


お読みくださりありがとうございます。
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