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故国の滅亡を伍子胥は生きてみれませんでしたが、私たちは生きてこの魔境カルト日本の滅亡を見ます。
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P R
In Deep  より

上記文抜粋
・・・・・・・・・
国家滅亡を選択する日本の若者たち。そして、今はその意志に静かに従おうと思う悪しき時代を作り出した私たちの懺悔

日本の出生数減少を「破滅を招く国家的大災害」という言葉で語る海外の報道
前回、

・日本のこの100年間とは何だったのか
 In Deep 2017/12/24

という記事を書き、世界全体が、本来なら精神主体であるぺき人間文明のありかたをもはや失ってしまっているというように見た場合、今後、私たち人類に訪れるかもしれない最も想像し得る道のりは、シュタイナーが亡くなる半年ほど前に言っていた、

「人間は根絶やしにされるでしょう。」

というようなものとなっていく可能性がとても高く、それは理論的・合理的に説明するようなものではないかもしれないですが、わりと多くの方が、頭のどこかにそのような「未来」がちらつくことはあるのではないでしょうか。

たとえば、今でも報道やニュースで最も注目を浴びるタイプのものが「終末的」という言葉が当てはまるものだったりします。

潜在意識の実現化とか、いろいろな概念がこの世にはありますが、多くの人々の頭や心の中のどこかで「いつも終末のイメージが躍動している」ということは否定できないところではないでしょうか。

特に主要国と言われる国々に住んでいる人たち……多くが、電子端末とコンクリートに囲まれた生活をしている人たちは特にそんなようなことになっている気がします。便利だけれど「人間本来の生活だとは誰も思っていない」毎日がこうも何十年も続いていると、人間の本能としてのどこかの部分で「リセットスイッチ」を押したくなる。

しかしまあ、「世界全体」なんていう大げさな話はともかくとして、前回の記事では「日本がなくなっていく」ということの寂しさを書きたかったのでした。

特に、私は「日本語」というものが大好きで、これは文法的にも世界で非常に特異な言語であり、基本的には類似したものはないといえます。なので、この日本語が将来的に地球から消えていくというのは本当に悲しいことだと思います。

英語教育の重要性なんていう、少なくとも一般の日本人にとっては(あまりにも)くだらない概念のために、今ではまるで「日本語が英語より劣っているかのような」変な感覚を持つ若い人たちさえいる。日本語は人類が実際に使っている中では信じられないほど高度で感情深い言語なのに。

「あー残念だ、残念だ」と日々思います。



今回は冒頭に、一昨日のアメリカの人気サイト「ゼロヘッジ」の記事のタイトルを載せたのですけれど、これは、数日前の「日本の出生数が過去最低に」という報道と関係しているものです。

そのゼロヘッジの記事のタイトルに「セリバシー / celibacy 」という聞き慣れない単語が出ていたのです。「セリバシー症候群」というように表記されていました。

この「セリバシー」を調べてみますと、辞書的には、

・宗教的な独身主義、禁欲主義

というような意味となるのだそうで、また、このセリバシーという単語を検索しますと、Wikipedia の「不淫」という項目がトップページに表示されます。

不婬(ふいん、英: celibacy)とは自発的に独身でいること、または性的に禁欲すること、またはその両者であり、多くの場合宗教的な理由による。これはしばしば宗教内における公的な立場や献身と関係する。

狭義においては celibacy という語は、宗教上の誓いや、放棄、および信念に基づく独身者のみに用いられるが、広義には単に性的な禁欲を意味するものとされる。

ということで、ゼロヘッジの見出しで使われているセリバシーの意味は「単に性的な禁欲を意味する」というほうのものだと思いますが、結局これを「性的禁欲シンドローム」という訳にしたのですけれど、調べてみますと、この「日本の若者たちの性的禁欲シンドローム」というニュアンスは、海外では、数年前から繰り返し使われていたものなのでした。

最初は、2013年にイギリスのガーディアンが、「性的行為を捨てた日本の若者」という事柄について特集記事を組んだのが始まりだったようです。

2013年10月20日の英国ガーディアンの報道記事


・Why have young people in Japan stopped having sex?

このガーディアンの記事は非常に長いもので、全部読み切れないほどのものでしたが、この現在の日本の男女の状態は、海外から見て「異様」にうつるらくし、そこに出てきた表現が、宗教的な禁欲を意味する言葉を使っての「日本で広がる性的禁欲シンドローム」ということになったようです。

ここでは、冒頭に挙げましたゼロヘッジの記事をご紹介しておたきいと思います。ここからです。

Japan Births Plunge To Lowest Level Ever Recorded As “Celibacy Syndrome” Takes Its Toll
zerohedge.com 2017/12/22

日本で「性的禁欲シンドローム」が増加する中、出生数が過去最低に急落
2013年に私たちは「なぜ日本の若者たちはセックスをやめたのか?」という問いを発した。その際、日本家族計画協会がおこなった調査を載せたが、その内容は非常に深刻なものだった。調査では、16歳から 24歳までの日本人女性の 45%、男性の 25%が「性的接触に興味がない」と回答したのだ。

そして今となり、その答えは、絶え間なく減少し筒付ける日本の出生率によって、それ自体が明らかにされたのかもしれない。

事実、「性的禁欲症候群(celibacy syndrome)」は日本政府にとって大きな懸念となっており、これは日本にとり恐ろしい国家的カタストロフ(大災害)のひとつと考えられている。そして、現実として加速度的に大災害への道は大きくなり続けている。

日本の厚生労働省が発表したデータによると、日本の児童出生数の総計は 2017年には、わずか 94万1000人にまで減少し、データでは 1899年に記録を始めて以来最低の数字となった。また、この数字は、日本で最も出生数が多かった 1940年代から 65%近く低くなっている。

フィナンシャル・タイムズ紙によれば、日本政府は、資格取得プログラムを通じ、若い世代の育児費用をカバーするなど人口増加を促すための計画立案者たちの最善の努力を続けているにもかかわらず、日本の出生率の低下は拡大している。

以下はフィナンシャル・タイムズ紙からの抜粋だ。

日本の出生率の上昇を最優先課題に挙げている安倍晋三政権は、12月22日、現在の出生率低下の傾向を逆転させるために無料の就学前教育、私立高校と大学教育の無料化を提供するための第一歩を踏み出す予算を承認した。

極端に低い出生率が逆転されない限り、日本の人口を増やす唯一の選択肢は、より多くの移民を受け入れることになるだろう。しかし、強い経済に牽引された外国人労働者の流入が多いにも関わらず、日本の政治家は移民の議論を躊躇している。

安倍晋三政権は、日本の合計特殊出生を 1.8人に引き上げるという目標を設定した。役人たちは、女性が仕事と育児を容易にするための対策と相まって家族がより多くの子どもを育てるよう奨励することになるだろう。

首相は、「子どもたちを支える戦略を進め、出産のための環境を整えることで出生数の減退を止めたい」と述べた。

その一方で、日本では高齢化も拡大している。2017年の死者数は 3%増の 134万人となり、人口の自然減としては、第二次世界大戦以降最大となった。

国家社会保障・人口研究所の予測によれば、日本の人口減少のペースは今後さらに加速し、2045年までに、日本は年間約 90万人の人口を失うとの見通しがある。このことから、危機は時間の経過とともに悪化すると予想されている。

現在の傾向では、日本の人口は 2065年までに現在の 1億2650万人から 8千800万人に減少する。そして、2115年には日本の人口は 5100万人となる。



ここまでです。

この記事にある日本の出生数のグラフを拡大しますと、下のようになります。

日本の出生数と出生率の推移(1972 – 2016年)



・zerohedge.com

日本で「少子化対策」が本格的に始まり「少子化社会対策基本法」というものが公布されたのは 2003年ですが、「政府による少子化対策が始まってから、さらに少子化が加速した」という状況は笑うところなのかどうなのか難しいですが、その頃からの急落ぶりはかなりのものがあります。

日本では、政府もマスコミも、この出生数の減少が加速していることについて「深刻」というような言葉で報じたりしていますが、海外では、この記事にありますように、

「国家的カタストロフ」

というように表現されています。もっと厳しい表現となっているのです。

傍目に見ても、壊滅的に響くのでしょう。



国家の維持と存亡そのものをコントロールするのは生きている若者たち自身
この問題と関係する「なぜ結婚しなくなったのか」そして「なぜ子どもを作らなくなったのか」ということについては、いろいろとあるにしても、世間では一般的に、「経済的なこと」や「将来の希望や不安」などが言わますが、部分的にはそれはそうかもしれないですが「根本的な問題ではない」とも思います。

というのも、過去のデータを見ると、

・社会の平和や繁栄と出生率の増加はリンクしていない

からです。

女性が生涯で何人の子どもを出産したかという合計特殊出生率がありますが、先ほどのゼロヘッジの記事では、日本政府はこの合計特殊出生率を「 1.8 」にする目標があるとしています。つまり「日本の女性が生涯で平均 1.8人の子どもを出産するような社会になってほしい」と(現在は 1.44)。

その合計特殊出生率の「 100年間の推移」を見てみますと、下のようになっています。

1918年から2016年までの日本の合計特殊出生率の推移



これを見ますと、「女性たちが子どもを出産しなくなっていった時」と、一般的に言われる「少子化となる理由」が、時代の背景から見て、リンクしていないことがおわかりかと思います。平和も経済的な繁栄も、多少は影響があるのてじょうけれど、直接的にはあまり関係がないようです。

ちなみに、その国の「人口が維持される」ための合計特殊出生率は「 2.07以上」と言われています。そういう意味では、日本は 1970年代からすでに人口減の過程が始まっていたということになり、そして今になって顕著になったということになると思われます。

同時に、「出生に関してのこと」が「社会的に問題のある状態としてクローズアップされるまで」には、数十年かかることもわかります。

ということは、今から数十年後は……。



そして、もはや出生数や、あるいは結婚もそうですけれど、「そういう数を上げていく」ことが相当厳しいというのは、社会的な議論云々を経なくてももわかる気がします。

つい最近のキャリコネニュースの記事「出生数、過去最低は必然なのか 「赤んぼの泣き声を煙たがってる社会に未来はない」「自分の人生を自由に生きたい」」には、たとえば、ネット上の意見として、

「いまは一人でもスマホがあれば、そんなに孤独感を感じない。誰かと寄り添いたいという気持ちより、誰にも縛られない自由を大事にする時代になったと思う」

「お金とかの問題じゃなくて、純粋に子供が欲しいと思えない。今の時代ほかに娯楽も沢山あるし、自分の人生を自由に生きたい」

とあったり、あるいは、

厚生省の調査によると、「結婚は個人の自由であるから、結婚してもしなくてもどちらでもよい」という考えに賛成する人は1992年には30.9%に留まっていたが、2009年には48.0%まで増えている。

現状の結婚率を見る限り、「結婚したり、子どもを作るほうが例外的」な社会にさらになっていきそうですが、これらのことは、昨日の記事、

・日本のこの100年間とは何だったのか

と、明確にリンクしていると私は思っています。

100年前の日本……、戦争が続いたり、日本の地方部には餓死を伴うような途方もない貧困が広がっていた時にも、そんな日本では、「ひとりの女性が平均 5人の子どもを出産していた」。

それから 100年後の今の日本……、餓死をするような貧困は著しく減り、世の中は物質と食べ物に満ちあふれ、娯楽と情報がいくらでも手に入る生活となり、テレビをつければ(お笑いの)笑い声が響き渡る中で、男女は交わらなくなり、じきに出生率は 1 に近づく。

となると 次の 100年後は……。日本は消えているはずです。

推計では、2115年には日本の人口が 5100万人になるとされていますが、今後、さらに超高齢化が見込まれるような年齢分布構造で、そのような人口になるまで国家が存続できる理由は、どれだけ考えてもあり得ません。

そして、常識的な方法では、その「国家消滅」の道を食い止める方法はないと思われます(非常識な方法ではあり得ますが、非常識すぎて書いてはいけないことです)。


それにしても、このことからよくわかったのは、「国家を処刑できるのは、その国の若者という人口集団」だということでした。

「出産による人口維持」という事象がこんなに短期間で崩壊してしまうということに驚きながらも、若者たちの人口集団によるこういう国家の崩壊の仕方もあるのだと感じ入ります。

このことについて若者たちを責めるのは完全な筋違いで、それでは何か責められるべきものはあるのか……という部分を注意深く見つめ直してみますと、「その背後にあるもの」が、何となく見えてくる感じはあります。

もしかすると、これはとても注意深く進められた計画的ともいえる「何か」なのかもしれません。

それはあまりも漠然ながらも大きな「存在」となりそうで、簡単に書けるものではないですが、しかし、皆さんにも漠然とでいいですので、日本のこの 100年間を振り返り、「日本を滅亡に導いたその正体」をお考えいただけると幸いだと思ったりするのです。

・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・
抜粋終わり

若者の「性交渉忌避」は、私はある意味での社会への復讐に思える。

日本国・天皇制への若者の復讐。

ブラック労働・ブラック校則・ブラック部活。

こんな状況で育って、その上に子育て支援も無い。

これで、子供産めって、ボケが!って。


革命も、出来ない。ウヨクとか愛国者ていう鉄砲玉や、天皇真理教で、変革は至難。

変化も、支配層はそもそも子孫などどうでも良い無責任で、日本人を喰らいたいとまで思うやつも呆れるほどいる。

このような非人道的な思想の国家を、内から破壊するのは、「セックスしない・子供を産まない」しかない。

人間の尊厳を「みんなのため」「ルールのため」とか言って、平然と踏みつぶすような社会に、子供を出すのは、地獄への子供を突き落すようなモノ。


まず日本国・天皇制を消滅させないと日本人に明日は無い。


DEEPLY JAPAN より

上記文抜粋
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ポスト安倍が見えない日本(2)

ガラパゴス・ジャパンはどこに漂流するのだろうか。

安倍が悪いのは誰でも知っているのだがここを倒したとして、果たしてどんな外交方針を取り得るのか、あるいは誰がそれをできるのか。そういうものが見えてこない現状は困ったもんだと思う。1カ月ぐらい前に書いたけど、安倍が問題というより、ポスト安倍が見えないことの方がより深刻だと私は思っている。

ポスト安倍が見えない日本

で、ことここに至っているのは、矢部さんたちのご努力で今日多少多くの人々が知るようになったわけだけど、今の日本って朝鮮戦争レジームなんですね。あの戦争をきっかけとして作られた準戦時体制が日本だった、と。
日本はなぜ、「戦争ができる国」になったのか
矢部 宏治
集英社インターナショナル


しかし、このことはもう少し解きほぐすべきでしょう。それはつまり、この体制の堅持によって日本が敗戦したことの処理ができなかったという問題のこと。ここまではまだどなたも話題にしておられないものと拝察する。

去年、ロシアのラブロフが、日本人にとっては無視したいようなことを言っていたことを思い出す。

日本はまだ第2次世界大戦の結果を一義的に認める準備ができていない=ラブロフ外相

https://jp.sputniknews.com/russia/201703283481599/

これは、ロシアの外相が言うからいわゆる「北方領土」問題のことを指していると見たくなるけど、それだけじゃないでしょう。南北朝鮮、2つの中国の問題も日本が敗戦した後の秩序の問題ですね。

で、これらのことを日本国内では、俺らは負けたんだからそんなの戦勝国がやることだ、みたいな感じで放置して、あたかも自分たちには何も関係がないかのようにして70年過ごしてきた。

が、しかし、よく考えれば、日本は朝鮮戦争にも台湾にも実は出兵して、現在ある姿になるよう米を軍事的に支援している。そこから考えれば、朝鮮から見れば、南朝鮮などは、日本がいなくなってこれで独立だと思ったら、今度は米+日本に支配されたと考える人がいても不思議でない。もちろん、日米からすれば、「共産圏から守ってやったのだ」、そして金持ちにさせてやったという議論は成り立つにせよ。

いずれにしても、ついこの間まで、いや多分現在でもちゃんとポツダム宣言の内容を教えてなかったことは日本の教育にとって重大な落とし穴となっていたと思う。。

②教科書も教えてくれなかった「日本の敗戦」 2012/10/14


だから、田岡俊次さんの言い方を借りれば、結構なインテリでも、北方領土はロシアが不法占拠したと本気で言っている、ということになる。

千島列島の放棄の問題に関してはこの動画の前半が詳しい。

田岡俊次の軍略探照灯 2016年12月



日本の国内で団結して日本の解釈を作って日本国民に浸透させたとしても、それってほとんど国際的には役に立たない議論なので、よくて無効、悪くて、相手から見たらまったくへんな話なんだから相手が日本に対して気を悪くする効果しか持たない、という田岡さんの指摘は笑っちゃうけど正しいと思う。



まぁその、冷戦のトークが日本にとってあまりにも都合がよかったもので、その話に乗りに乗って、CIAが作った自民党を表に立てて、日米合同委員会と極東米軍が支配体制を堅持するという、このことを無問題に今日まで来てしまったことの帰結を現在の私たちは見ています、ってところでしょう。



で、どうしたらいいのかという時に、自主独立を言いたがるのはわかるけど、そんなこと言ったって身体中全部、あるいは心の隅々まで「アメリカ様についていく」体制を作ってしまったんだから、急に自主とか言われてもできない。これを現実的な一歩として見るしかないでしょう。

皮肉にもこのロシア人の観察が非常に優れていると思った。ある世論調査で、意外にも日本の中に米国を脅威とみなす人が結構いたという調査を受けて数人の人たちがいろいろ言っている。記事全体がおもしろい。

意外な世論調査結果:日本にとって北朝鮮もアメリカも「脅威」

https://jp.sputniknews.com/opinion/201712244413226/

その中のフョードル・ルキヤノフさんという政治学者の発言。

ルキヤノフ氏「米国を脅威とみなす31%という数字は十分に多く、同盟国としては、まさかと思える数字だ。これは、米国を大きな懸念の目で見始める傾向が日本に新たに生まれていることを物語っている。北朝鮮と軍事衝突した場合、日本と韓国は攻撃を受けるが、米国そのものは全く被害を受けない可能性が高い。トランプ氏の発言を考慮すれば、米国が以前と同様、同盟国をしっかり防衛してくれるという確信は、日本にはもうない。それに、極東やアジアだけでなく中東、米国とEUなど、世界各地における米国の行動が総じて、日本など親しい同盟国に疑念を植え付けるのだ。このため米国は現在、敵国だけでなく同盟国からも、世界の安定要因ではなく不安定要因として見られている。しかし、日本が今の状況でできることは少ない。中国の野心を押さえつけるためには、いずれにせよ日本は米国以上の他のパートナーを見つけることはできない」

日本を安心させてくれないアメリカだが、それでも日本は中国を念頭に置くのをやめないだろうし、であれば米国以上のパートナーを見つけることはできないだろう、ってな考えに私も賛成。

田中宇さんなんかが、対米自立を促すアメリカとか書いてるし、なんかそういうムードで話す人がちらほら見えるけど、そんな簡単な話のわけはないですよ。

日本語しかできない人に、いきなりフランス語の国際会議に行ってなんかやってこいと言っているのと同様に、無理なのそれって感じ。少しずつ出来るところから、地雷の信管を外すように慎重にやっていくしかない。

多分、しばらくは、国際関係についての出鱈目な認識を改め、日本の近代史の嘘ばっかりの部分を多少整理しつつ、むやみに仮想敵国を作ってわーわーやるという明治以来の思考傾向を改めることに勢力を注ぐことになると思う。

日本は変化を促されている、ってことを自覚することがまず一歩じゃなかろうか。

と、考えてみれば、日本は、この1年で、

・プーチンに、儀礼に反しない限りの遠まわしの言い方ながらも、日本は自分でどれぐらい決められるのかわからないから、みたいなことを言われて、要するに、日米合同委員会を通した米軍政下の日本を示唆され、おまけに、ダレス、という名前まで出された
トランプに、実際どういうことなのか見せたるぜ、と横田から入ってこられた、

わけですよ。まんざら偶然でもないと思うんですよね、これ。だって世界中でいろいろと不都合なところを組み直したりしているわけだから。

また、戦後70周年という節目があったというのもこれに関係あると思う。

そこで、昔流に言うなら、米ソ首脳が変化を促し、それでもって、近隣の中国は、ええ、日中関係は当然重要です、までは共通認識になっているけど、習近平氏と安倍ちゃんの相互訪問の確約は取れてない。そして、ずっと同じように、日中間は歴史を鏡として、と言われる。

国連安保理の常任理事国3国が変化を促している恰好。

ポスト安倍が見えない日本


ここからしか始まらないということだと思うけど、まぁでも、そういうことが簡単にできるような国情でもないってのも不安材料ですけどね(笑)。そんなことなら真珠湾に突っ込むとか言い出しかねない、なんかへんな情念がある。

でもって、前にも書いたけど、2011年ごろにシベリア出兵についての歴史番組をやっていたぐらいだから、このあたりまでは、まちまちではあるけど、多少は上で私が書いたように、他の国と整合のとれる歴史を考え行こう(国内向けの講談みたいな歴史を卒業しよう)という取り組みはあったんでしょうね。しかし、それを覆したのが安倍ちゃんたちの日本会議内閣。

しかし、ここで安倍ちゃんを倒したところでその地点に戻れるというものではないのが難しい。行ってしまった電車に本当は乗るはずだったと言ってもむなしいのと似ている。


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・・・・・・・・・・
抜粋終わり

>多少は上で私が書いたように、他の国と整合のとれる歴史を考え行こう(国内向けの講談みたいな歴史を卒業しよう)という取り組みはあったんでしょうね。しかし、それを覆したのが安倍ちゃんたちの日本会議内閣。

このキチガイ沙汰は、日本書紀以来の天皇真理教の手口。
ポスト安倍でなく、本当に大事なのは「ポスト天皇・ポスト日本帝国」であり、それを考えないといけない様に思う。

闇の正体は 偽ユダヤ (グローバリズム) より

上記文抜粋
・・・・・・・・
あからさまに権力にしがみつく醜態  皇后の素顔  櫻井〇〇こ 
2017.12.25 Monday00:45


「退位」ではなく 「譲位」の重大な意味


明仁は23日の誕生日を前に、20日宮内記者会と会見し、こう述べました。


 「この度、再来年4月末に期日が決定した私の譲位については、これまで多くの人々が各々立場で考え、努力してきてくれたことを、心から感謝しています」(宮内庁HPより)


「退位」とは言わず「譲位」と言いました。


昨年8月8日の「ビデオメッセージ」以降、「生前退位」が問題になっていますが、天皇の口から「譲位」という言葉が出たのはおそらくこれが初めてです。


 「退位」と「譲位」。どちらも同じように思えますが、天皇やその信奉者にとっては重大な問題です。


 6月9日に成立した特例法の正式名称は「天皇の退位等に関する皇室典範特例法」。

政府やメディアもいまのところ「退位」という言葉を使っています。


 しかし右翼・天皇信奉者の間からは「ビデオメッセージ」の時から「生前退位」という言葉に異議が出されていました。

たとえば櫻井よしこは、

「広く使われている『生前退位』という言葉には違和感がある。…譲位という言葉を使うべきではないか」(2016年8月9日付産経新聞)とはっきり述べていました。


 櫻井と同じく「生前退位」という言葉に強い拒否反応を示したのが、美智子皇后です。

 皇后は昨年の自身の誕生日(10月20日)にあたっての文書でこう述べていました。

 「新聞の一面に『生前退位』という大きな活字を見た時の衝撃は大きなものでした。

それまで私は、歴史の書物の中でもこうした表現に接したことが一度もなかったので、一瞬驚きと共に痛みを覚えたのかもしれません」(宮内庁HPより)

 皇后は今年の誕生日にあたっての文書では、「陛下の御譲位については…」と明確に「譲位」という言葉を使っています。

 彼女らがなぜ「退位」を嫌い「譲位」と言うのか。その真意はさすがに自分の口からは語られていません(語れないでしょう)。

手元の辞書では、「退位」とは「帝王のくらいをしりぞくこと」、「譲位」とは「君主が位をゆずること」です。

「退位」が動作を客観的に表現するのに対し、「譲位」には「皇位継承」を主体的に行うというニュアンスが強まります。

 この「主体性」こそが問題です。それは、今回の天皇の会見の中心ともいえる次の言葉とも密接に関係しています。

 「残された日々、象徴としての務めを果たしながら、次の時代への継承に向けた準備を、関係する人々と共に行っていきたいと思います」(同)

 明仁天皇には自分が主体的に皇位を「次の時代へ継承」するのだという意思が明確にあります。

「ビデオメッセージ」もその典型的な表れでした。だから「退位」ではなく「譲位」なのです。

 しかし重要なのは、「皇位継承」に関して天皇が主体性を発揮することを、日本国憲法は許していないということです。

 憲法第1条は、「象徴」としての天皇の地位は「主権の存する日本国民の総意に基づく」とし、
第2条で「皇位は、世襲」であり、「国会の議決した皇室典範の定めるところにより、これを継承する」としています。

そして第4条で、天皇は「国政に関する権能を有しない」と念押ししています。

天皇が主体性を発揮する余地はどこにもありません。法改正を必要とする「生前退位」というきわめて政治的な問題に天皇が主体的にかかわることは憲法上許されません。

 「ビデオメッセージ」は「明らかに政治的な発言」(吉田裕一橋大教授、『平成の天皇制とは何か』岩波書店)であり、憲法違反が濃厚です。その「ビデオメッセージ」の意味を「譲位」という言葉で改めて明確にしたのが、今回の「誕生日会見」と言えるでしょう。

 「被災地や地方への訪問といった公的行為はかつてないほど増え、昨年のビデオメッセージは、これを象徴天皇の中核に位置付けた。

この『お言葉』を受けて法律が制定され退位が実現する。

天皇が権力を発動し、政府や国会が天皇の意のままに動いたように見えてしまう。
憲法4条で『国政に関する権能を有しない』としているのに、実際には主権者の国民が天皇に従う格好になっている。…

こうした天皇の在り方に称賛ばかり集まり、誰も異議を唱えなくなっている現状に気持ちの悪さを感じる」(原武史放送大教授、9日付中国新聞=共同配信)

 「天皇タブー」の中、「主権在民」にとってきわめて深刻で危険な状況がしたしたと進行しています。


http://blog.goo.ne.jp/satoru-kihara/e/3d8bcf2b92bc6b6685ceb6ea6f545ba3


◎ 私は東海の女性史や音楽史を研究している性と申します。

一つ質問があります。ご回答賜ることができれば幸いです。

お母様は、桜井よしこさんをご出産された1945年10月26日、

戦後の動乱が続くのベトナムのハノイで、何をして生計をたてておられたのですか?

https://twitter.com/honest_kuroki/status/848792719409332225


・・・・・・・
・・・・・・
抜粋終わり

おなじく より

上記文抜粋
・・・・・・・
明治政府はダーイッシュ  首相は飾り物  捏造天皇教



◎ 最も成功したダーイシュ(IS)プロジェクトこそ明治政府であり、現代日本はその成れの果て。

この認識抜きに権力・政治情勢分析は虚しい。

https://twitter.com/Tevtin/status/920809774295400448

◎ 飾り物の首相しか見ない鮮禍思想(田布施教)と捏造天皇教は、

ダーイシュがイスラムに擬態した欧米の中東侵略の糊塗策と同じ日本侵略の仮面。

陸奥宗光を嚆矢として加藤高明、内田康哉、石井菊次郎等パクスロマーナが外相・次官を往還しつつ外交実権を独占しWWⅡに至る戦前史のリビジョンが必須。


https://twitter.com/Tevtin/status/920810045624815617




◎ 「皇軍はダーイッシュ」という認識がなければ 何もみえない。

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・・・・・・・
抜粋終わり


脱天皇制・卒天皇なくして、日本人に明日は無い。


京の風 より

上記文抜粋
・・・・・・・・・
「お客様は神様です」...三波春夫さんは舞台でこの言葉を誰に向かって言っていたのか?


今日は、簡単に。

 人間はごまかせるが、神様は、ごまかせない。

しかし、この世には、孔子がいうように、

 怪力・乱神もいる。     (「語らず」とは、存在するが論評しない、との意味) 

 (他人・環境を苦しめても)人間世界での栄達や自分だけの利益を求めた時、

 それを、応援する「見えざるチカラ」も確かに、存在する。

彼らは、かならず、取引をするし、しかも、そのチカラは永遠ではない。



 国家や宗教やマネーを作り出す力とは、なんなのか?

これらは、人間の行為だが、これは、誰かに応援されてできたもの。

その賞味期限や有効期限が、6000年の周期を越えて、きているのだ。



 中国歴史TVドラマ「孔子」では、第7巻で、老子が出てくる。

殷周革命から、洛陽遷都。孔子の時代に、すでに、大量の文字記録があった。

今の中国政府は、その時以来の知識(特に権力の構造変換)の集積の上に、権力体を構成している。

日本列島から、その彼らと、どう対峙すればいいのか?



 だまし・ごまかし・こびへつらい・傲岸の政府では、どんどん、劣化するのみ。

だいたい、まともな人間を引き付けられない集団が、生み出せる知恵とは、何か?

大河ドラマで、自分の国の起源を、いつまでたっても描けない、なさけないクニ。

それが、いまの日本国。  


・・・・・・・・
・・・・・・・・
抜粋終わり


不死鳥は、生焼けでは、復活できない。

天皇制も有効だっただろうが、少なくとも、前の敗戦で確実に賞味期限は切れた。

今度こそ、消滅させよう・・・

それで日本人社会は復活する。


お読みくださりありがとうございます。

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「ポスト天皇・ポスト日本帝国」
  • from kaze :
  • 2017/12/26 (10:57) :
  • Edit :
  • Res
>本当に大事なのは「ポスト天皇・ポスト日本帝国」であり、それを考えないといけない様に思う。

幾つか気になるニュース
・護衛艦「いずも」空母化・・・・。

・教習所、ドローンで生き残り・・
・唐津の老舗が閉店へ・・
(時代を見て私たちはその先に時を繋げなければ・・)

・県職員夫婦を懲戒免職 住宅手当8年間不正受給
・「電話機リース不当契約」

・リニア談合 大手4社 真っ向対立

・法王がXマスメッセージ 思いやりに満ちた世界に・・
(美辞麗句=生きること と、する宗教に疑問をもって・・)

他にもニュースの中に気になる事はありますが、

>このキチガイ沙汰は、日本書紀以来の天皇真理教の手口。

社会を復活させるためには、
護衛艦「いずも」を空母化、などの目的を予想したり
社会の動きをチェックして、自分の思考をつくり直す事からが一番の近道かもしれない、と思いました。

Re:「ポスト天皇・ポスト日本帝国」
2017/12/26 19:19
ふと思ったのが「いずも」を空母にするのは、漫画とかの流れに合わせるためか?

日本で、たとえば対中国のために空母など持つのにそれほど意味はないと思う。

そもそも近いし・・・空爆する目的なら、国連憲章に引っかかりアウト。

防衛目的でもそもそも戦闘機はアメリカのおさがりで、F35は、ロシアの最新機よりも、性能が悪い・・。

戦争屋と日本会議の「見栄」と「銭儲け」のために思う。


迎撃ミサイルはロシアに及ばず、経済力は中国に及ばず、政官界の自浄能力は韓国に及ばず。

これで「美しい日本」など笑えますよね・・・

もし空母を持って十全に用いたいのなら、天皇制を亡くして、前の戦争責任に決着をつけないと、世界に袋叩きになるほうしかいけないけど・・

こじらせた信者に、理解はできないようで・・・

てのは私の見立て。


書き込みありがとうございます。



ありがとうございます。
  • from kaze :
  • 2017/12/28 (08:00) :
  • Edit :
  • Res
>戦争屋と日本会議の「見栄」と「銭儲け」のために思う。

軍需産業・・予算の確保という事でしょうか。
「見栄」・・虚像は虚しいですよね。


>迎撃ミサイルはロシアに及ばず、経済力は中国に及ばず、政官界の自浄能力は韓国に及ばず。
>こじらせた信者に、理解はできないようで・・・

全てに劣っている、この国の末路を思うと悲惨としか....。
自浄能力=天皇制の修正(上層部)  
次世代の蜂起(下層部)、古いもの修正と新しい始まりとの移行期となればよいですね。
末路の悲惨さを少しでも回避したいので・・・


>漫画とかの流れに合わせるためか?

この筋書きもアリかな・・と。
具体的な想像は何もありませんけれど・・


戦争を避けるために(憲法改正、憲法の知識を)
庶民が先に流れを作る事が必須では、と思います。

予算の話をさせていただいたので、
日銀が印刷機稼働(紙幣の信用の裏付け不要)をすれば、増税も勿論
税金と呼ばれる徴収も不要なのでは・・・と
耳にしました。
(日銀が国債を買い続ければよいだけ、紙幣を印刷、国債を購入する、お金=無尽蔵 状態という現実らしい)
・日銀の施策はもう既にこの状態なので、という事?

私の知識を超えている事ばかりの社会の仕組みなので、
一つ一つ、理解をする作業中です。
よろしくお願いいたします。
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