故国の滅亡を伍子胥は生きてみれませんでしたが、私たちは生きてこの魔境カルト日本の滅亡を見ます。
2024/05 04 < | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 | 13 | 14 | 15 | 16 | 17 | 18 | 19 | 20 | 21 | 22 | 23 | 24 | 25 | 26 | 27 | 28 | 29 | 30 | 31 | > 06 |
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なぬとチャンネル より
上記文抜粋
・・・・・・・・・
箱が腐っていれば、どんな果実もすぐ腐る。防腐剤ばかりだと人間の脳機能が急速劣化する。どっちも社会混乱に。
ちょっと、忙しいので、掲題だけ。
それでも、日本は、他の国より、まともだ、という人がいます。
今、中国人が京都大阪に大量にきて、大迷惑に。
中国の人間の数の圧力を、どうするか?
中国政府は、集会やイベントなどの人員動員の時は、トイレの設置から考えます。
一方、今、アメリカでは、こと、健康情報に関しては、サプリメントなどの成分の内容やその実効性の確認データ表示が特に厳しい。嘘は許さない。
ロシア・東欧・ドイツでは、遺伝子組み換え食品は厳禁。
その点中国は、規制はあっても、ゆるゆるです。
日本はどうなの? 添加物を最も多く使う国。見た目はきれいだけど、「二人に一人が癌」の国。
国家という枠組みや、その権威が、とても信用できない。
自分にとっての健康と安全の「基準」を、自分で設けるしかない時代になっています。
これまでのままの体制で、国家権力が税で吸い上げたマネーを、自分たちのところに流し続けたい。
これに対し、その動きとは別に、株式発行や為替、さらにIPOを使って、巨額のマネーを得たい人間も、今の体制を続けたがります。
こうした動きではなく、地上に、誰からも愛される、自分の世界を創る。
一定のエリアで、そこが人間としても、地球生命としても、自律・自立し、
エリア外に向けて、人間社会にとっての、「経済的」価値を生み続ける。
問題は、そこで、得た「富」の分配。
これを、マネーにするから、問題が多い。
自然の豊かさから、人間の創意工夫で、人間同士で交換できる「富」の形にする。
自然を切り取るのではなく、「富」になるように育成する。
本来、もっとも、必要なのは、「知恵」であるはずです。
そして、実行するぶれない意思と、同じ志を持つ仲間。
何を、実現するのか? ここが、ハッキリしていないと、
すぐに、マネーや、国家権力の虜になる。
30日の京都の「皆神塾」、いろんな意味で、防衛方法と、復活方法の話になります。
見えないときは、時間軸を長くとる。
イノチは天地の摂理で循環するが、人為が創り出した権力や権威には、有効期限がある。
そして、一気に、風化していく。
新しい芽をつかむ。どこに、人々が求める、イノチの情報があるのか?それが体現されているのか?
これまでもそれができた人間が生き残り、未来を作ってきました。
・・・・・・・・
・・・・・・・・・・
抜粋終わり
日本人を腐らせる箱=天皇とその信者。
https://news.yahoo.co.jp/byline/konnoharuki/20190317-00118583/ より
上記文抜粋
・・・・・・・・・・
「非正規先生」の解雇 生徒の約9割が撤回求める署名を学校に提出
今年の1月11日、東京都内文京区にある私立学校「京華商業高校」の非正規教員二人が私学教員ユニオンに加盟し、ストライキを行った。
参考:「私立「非正規教員」もストライキ! 背景に教育の崩壊」
今年度いっぱいでの雇止めに反対し、反対してのことだ。
そもそも、同校の非正規の教師たちは、「有期専任」という1年更新の非正規教員として、専任教員(正規教員)への登用を前提に働き始めているという。
また、クラス担任や部活顧問など専任教員と全く同じ業務を行っていた(学校側も団体交渉で正教員と同じ労働をしていたことを認めている)。
しかし、学校は、二人へ明確な理由も言わずに今年3月末での雇い止めを一方的に伝えてきたというのだ。
そのような中、今回の問題を筆者のネットニュースなどで知ったと思われる、京華商業高校の生徒たちが、署名活動に乗り出したことがわかった。
雇い止めを通知されている先生に来年度もいてほしいという想いを理事長・校長宛の「署名」という形にして、組合員の教員へ提出したのである。
この署名には、二人が昨年と今年担任を務めた学年の「86%」、約9割もの生徒が署名している。
雇い止め通知を受けた二人の非正規教員が、非正規教員にも関わらずクラス担任や部活の顧問を担当する中で、多くの時間を生徒たちと過ごし、深い信頼関係を構築していたことがうかがえる。
まさに、このような「自発的」な動きが起きていることが、彼らの「指導力」の証にほかならない(尚、教員や組合側が生徒に署名を求めることは一切していなかったという)。
本記事では、私立学校に蔓延する非正規雇用の実情を踏まえ、今回の生徒の署名提出やそれへの反応について紹介したい。
私学全体に広がる非正規雇用の問題
まず、私立学校に広がる非正規雇用の実情を確認しておこう。現在、私立高校で働く非正規雇用の割合は、全教員の約4割にまで拡大している。
2011年の文部省の調査によると、非正規教員の比率は、公立高(19.7%)より17ポイント以上高い、36.8%に上る。
01年と比べると、私立高の教員数は9万数千人でほとんど変化がないが、正規教員は、退職者補充などが抑制された結果、約4千人減少。逆に非正規教員は2,800人増えて約9%の増加となったという(朝日新聞 2012年10月13日)。
教育という社会の極めて重要な基盤が、低賃金・細切れ雇用の非正規教員の使い捨てにより支えられているというのは、看過し得ない事態であろう。
実際に、非正規雇用の蔓延により、多くの弊害が生じている。
例えば、教員が短期で入れ替わることで、生徒や保護者との信頼関係を構築できず、授業や部活、クラス運営を安定的に行うことが難しくなっている。
また、不安定雇用の非正規教員は、将来的な見通しもたたず、生活苦からダブルワークをしたり就職活動に奔走し、教育に専念することが困難になっている。
非正規教員に基幹的業務をさせつつ、低賃金・細切れ雇用で使い捨てることの弊害は、生徒や保護者に多大な不利益を生じさせるのである。
強硬な姿勢の学校側
さて、今回署名が提出された京華商業高校のケースに戻ろう。
私学教員ユニオンによると、現在、団体交渉で学校側は、今回の二人を雇い止めするにあたり、「そもそも合理的理由を説明する必要さえない」と主張しているという。
つまり、「非正規雇用労働者はわざわざ理由など説明せずとも好き勝手に解雇しても良いだろう」というスタンスなのだ。
その根拠として主張しているのは、学校側が二人には「契約更新や正規化の期待を持たせる言動をしていない」ということだ。
確かに、労働契約法19条の「雇止め法理」には、「契約更新に合理的な期待が生じているような場合」には雇い止めは無効になると定められており、「期待」が与えられていない場合の法律上の保護は弱いことは事実である。
しかし、ユニオンによると、学校側から二人へは、更新(専任化)の期待を持たせるような言動が多々あったという。
だからこそ、二人も一方的な雇い止めに納得ができないのだ。
まず、最近まで学校のホームページに出ていた求人票には、「2年目以降、専任教諭への登用を前提とする」と明確に書かれている。
二人が見た求人票も、これと同じものだった。
また、雇用継続に不安を抱いていた二人は、労使交渉前に、校長との面談のやり取りを録音していたという。
その音声の記録では、次のようなやり取りが残されている。
組合員:採用の際の書類を見直しても、専任になることを前提とするという記載があるのですが、これは専任になれることを匂わせているということになりますよね?
校長:はい。それは本当にそういう意味合いで書いていると思います。
組合員:そうですよね。そのあと働き始めてから校長先生以外にも様々な先生からも「専任になれるよ」ということをたくさん聞いてきました。そのような事実を校長先生もお認めになりますか?
校長:はい。色々と(専任化に向けた)相談も受けていましたから。
さらに、今年1月の組合の申し入れの際には、理事長も以下のように有期専任について発言をしていることが記録されている。
「有期専任は専任を期待している人たちです」
「有期専任には、雇い止めを大前提としていないというのは明確に言っています」
このような言動からは、二人が「専任になれる」という期待の下に、正規教員と同じように担任や部活の指導に従事していたことがわかる。
それにもかかわらず、雇い止め理由の議論さえ進まず、団体交渉が膠着状態に陥っている。生徒が署名活動を行ったのはそのような状況下であった。
生徒署名の内容
生徒が集めた署名の内容は以下のようなものだ。
高校生が作るものとしては「整ったもの」であり、以下で学校側が言うように(後述)組合員の教員が指南をしたと感じる方もいるかと思う。
しかし、繰り返しになるが、この署名は生徒たちが独力で作成したものだという。おそらく、ネットなどで様々な署名のフォーマットを調べて作ったのだろうか。
この署名にほとんどの生徒が署名している。生徒たちが先生の状況を思いやり、自主的に行動した事実には、感嘆せざるを得ない。
「有期雇用の先生に対する不当解雇の解消を求める請願」
京華学園理事長殿
京華商業高等学校校長殿
【請願趣旨】
・有期専任の教職員に対し、専任への登用を前提として働いてもらっていると有るにもかかわらず、一方的に雇い止めをした件
・残業代未払いや過労死基準に極めて近い長時間労働を強いられ、専任化の期待を告げられていたため耐えて働いていたのにもかかわらず具体的な説明をせず、雇い止めをした件
その趣旨から以下のことを請願します。
【請願事項】
・雇い止めをした教員に対して雇い止めを中止し、これまで通り働いてもらうこと
・雇い止めをする場合は正当な理由を提示し了承を得ること
署名に対する学校の反応
しかし、この署名を生徒から託された非正規教員二人が、団体交渉で学校側へ渡したところ、学校側は署名の受け取りそのものを拒否したという。
そのうえ、次のような暴言を投げかけたというのだ。
「全く何も感じない。返す。」
「生徒が書いているかわからない。」
「生徒を巻き込んだ。」
「こんな難しい書面を生徒が作れるはずがない。」
「自主的に作ったと見えない。」
「この場に出すのは失礼。」
「署名に対する評価はゼロ。」
「雇い止めの結論は変わらない」
「署名を集めた生徒へは学校の判断だからとだけ伝えたらいい」
ユニオンによれば、今回の署名は、組合員の教員が生徒たちに頼んで署名を集めさせたのでは決してないという。
生徒を巻き込むことはできない、生徒だけは守る、これが組合員の教員たちの想いだからだ。
自分たちが働き続けたいのも、非正規雇用の教師が次々に入れ替えられる職場環境では、生徒たちの指導が保障されない。その状況を改善したいと決意したからなのである。
組合員の想い
当事者の教員二人は、想いを次のように語っている。
Aさん
「子供たちの頑張りを踏みにじるかの様な態度への怒り」、今回の団体交渉の私の感想は、これに尽きます。
本校の生徒が、この様な書面を作成し、署名を集めてくれたことに、どれほど彼等の努力があったかは現場で見ている教員なら、直ぐに理解できるはずです。それに対して、教育機関である学校が、この様な態度、暴言を発してきたことに強い憤りを禁じ得ません。
生徒がかき集めてくれた署名を見ると、今でも私は涙が止まりません。そんな生徒たちに、あの様な言葉、態度を取った学園を許しません。
Bさん
雇い止めのことを知った生徒から「先生ー。来年も担当して欲しいです」、「先生がいなくなったら折角成績伸びたのにまた戻っちゃいますよ。」、「先生の話を色々聞いて勉強頑張ろうと思ったんですよ」と言われました。
保護者の方からも「先生が一生懸命やっているのは子供達にスゴく伝わっていますよ」、「先生のことをうちの子凄く信用しているみたいなんで、宜しくお願いします」、「先生がいなくなることを聞いて、どうすれば阻止できるか家族会議しましたよ。お通夜のような空気でした」とも言われました。
沢山の言葉を頂いて、それを学校に聞いてもらいたいと思っていましたが、生徒を巻き込むことは躊躇していました。
そんなとき生徒が「署名を集めたんですけど‥‥」と持って来たときは鳥肌がたち、涙が出そうになりました。
この思い何とか伝えようと思って団体交渉で学校側へ提出しましたが、予想外すぎる反応に怒りで手が震えました。何があっても生徒を一番に考えるのが教師だと私は思っています。生徒の行動を無下にするこのような学校の対応を、沢山の方に知っていただきたいです。
「消費者」に波及し始めた「労働問題」
実は、最近では保育や介護の分野で、サービスを提供する労働者の「労働問題」に対し、消費者(利用者)が共感し、支援するというケースが現れ始めている。
例えば、名取市のある保育園では、パワーハラスメントを告発した保育士たちに保護者たちが共感し、保護者説明会で園に改善を求めたり、署名も集められている。
サービスを提供する労働者の労働環境が悪ければ、結局は利用者へのサービスに影響する。だからこそ、労働問題は「消費者にとっての問題」へとつながっているのである。
こうした事態は、今回の私立学校の非正規教員問題も含め、ますます社会全体に拡大していくのではないだろうか。
おわりに
私学業界では、長時間労働、残業代不払い等はもちろん、京華商業高校の二人に対するような、非正規労働者を低賃金・細切れ雇用で使って、都合よく使い捨てるという雇い方をしている学校が少なくない。
生徒のためを思う、不当な待遇に耐えている先生は、全国に相当な数いるに違いない。下記に、今回の二人が加入している私学教員ユニオンや、その他の労働相談窓口を記して置いた。
ぜひ、不当な環境に泣き寝入りをするのではなく、一度相談をしてみてほしい。
・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・
抜粋終わり
学校の非正規教員の雇止め。
>何があっても生徒を一番に考えるのが教師だと私は思っています。生徒の行動を無下にするこのような学校の対応を、沢山の方に知っていただきたいです。
それに反対する生徒の運動を侮辱するのが、日本の教育の「あるべき姿」だったのですは。
学校とは、「日本人殺戮箱=天皇カルト社会」へぶち込むための「下地作り」の工場だったのです。
天皇と言う箱は腐りきっている。
それをかぶせる「日本国」って箱も腐りきっている。
上記記事のような賢明で善良な生徒も、この「天皇カルト日本帝国」という、「日本人殺戮箱」で奴隷化され、やがて過労死・パワハラ死・食品添加物や放射能という毒をもっての天皇家による暗殺で、殺されていきます。
もう「天皇」と言う腐った箱は要らん。それを包装している「日本帝国」諸共に、海に捨ててしまおう。八つ裂きにして・・。
お読みくださりありがとうございます。
上記文抜粋
・・・・・・・・・
箱が腐っていれば、どんな果実もすぐ腐る。防腐剤ばかりだと人間の脳機能が急速劣化する。どっちも社会混乱に。
ちょっと、忙しいので、掲題だけ。
それでも、日本は、他の国より、まともだ、という人がいます。
今、中国人が京都大阪に大量にきて、大迷惑に。
中国の人間の数の圧力を、どうするか?
中国政府は、集会やイベントなどの人員動員の時は、トイレの設置から考えます。
一方、今、アメリカでは、こと、健康情報に関しては、サプリメントなどの成分の内容やその実効性の確認データ表示が特に厳しい。嘘は許さない。
ロシア・東欧・ドイツでは、遺伝子組み換え食品は厳禁。
その点中国は、規制はあっても、ゆるゆるです。
日本はどうなの? 添加物を最も多く使う国。見た目はきれいだけど、「二人に一人が癌」の国。
国家という枠組みや、その権威が、とても信用できない。
自分にとっての健康と安全の「基準」を、自分で設けるしかない時代になっています。
これまでのままの体制で、国家権力が税で吸い上げたマネーを、自分たちのところに流し続けたい。
これに対し、その動きとは別に、株式発行や為替、さらにIPOを使って、巨額のマネーを得たい人間も、今の体制を続けたがります。
こうした動きではなく、地上に、誰からも愛される、自分の世界を創る。
一定のエリアで、そこが人間としても、地球生命としても、自律・自立し、
エリア外に向けて、人間社会にとっての、「経済的」価値を生み続ける。
問題は、そこで、得た「富」の分配。
これを、マネーにするから、問題が多い。
自然の豊かさから、人間の創意工夫で、人間同士で交換できる「富」の形にする。
自然を切り取るのではなく、「富」になるように育成する。
本来、もっとも、必要なのは、「知恵」であるはずです。
そして、実行するぶれない意思と、同じ志を持つ仲間。
何を、実現するのか? ここが、ハッキリしていないと、
すぐに、マネーや、国家権力の虜になる。
30日の京都の「皆神塾」、いろんな意味で、防衛方法と、復活方法の話になります。
見えないときは、時間軸を長くとる。
イノチは天地の摂理で循環するが、人為が創り出した権力や権威には、有効期限がある。
そして、一気に、風化していく。
新しい芽をつかむ。どこに、人々が求める、イノチの情報があるのか?それが体現されているのか?
これまでもそれができた人間が生き残り、未来を作ってきました。
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抜粋終わり
日本人を腐らせる箱=天皇とその信者。
https://news.yahoo.co.jp/byline/konnoharuki/20190317-00118583/ より
上記文抜粋
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「非正規先生」の解雇 生徒の約9割が撤回求める署名を学校に提出
今年の1月11日、東京都内文京区にある私立学校「京華商業高校」の非正規教員二人が私学教員ユニオンに加盟し、ストライキを行った。
参考:「私立「非正規教員」もストライキ! 背景に教育の崩壊」
今年度いっぱいでの雇止めに反対し、反対してのことだ。
そもそも、同校の非正規の教師たちは、「有期専任」という1年更新の非正規教員として、専任教員(正規教員)への登用を前提に働き始めているという。
また、クラス担任や部活顧問など専任教員と全く同じ業務を行っていた(学校側も団体交渉で正教員と同じ労働をしていたことを認めている)。
しかし、学校は、二人へ明確な理由も言わずに今年3月末での雇い止めを一方的に伝えてきたというのだ。
そのような中、今回の問題を筆者のネットニュースなどで知ったと思われる、京華商業高校の生徒たちが、署名活動に乗り出したことがわかった。
雇い止めを通知されている先生に来年度もいてほしいという想いを理事長・校長宛の「署名」という形にして、組合員の教員へ提出したのである。
この署名には、二人が昨年と今年担任を務めた学年の「86%」、約9割もの生徒が署名している。
雇い止め通知を受けた二人の非正規教員が、非正規教員にも関わらずクラス担任や部活の顧問を担当する中で、多くの時間を生徒たちと過ごし、深い信頼関係を構築していたことがうかがえる。
まさに、このような「自発的」な動きが起きていることが、彼らの「指導力」の証にほかならない(尚、教員や組合側が生徒に署名を求めることは一切していなかったという)。
本記事では、私立学校に蔓延する非正規雇用の実情を踏まえ、今回の生徒の署名提出やそれへの反応について紹介したい。
私学全体に広がる非正規雇用の問題
まず、私立学校に広がる非正規雇用の実情を確認しておこう。現在、私立高校で働く非正規雇用の割合は、全教員の約4割にまで拡大している。
2011年の文部省の調査によると、非正規教員の比率は、公立高(19.7%)より17ポイント以上高い、36.8%に上る。
01年と比べると、私立高の教員数は9万数千人でほとんど変化がないが、正規教員は、退職者補充などが抑制された結果、約4千人減少。逆に非正規教員は2,800人増えて約9%の増加となったという(朝日新聞 2012年10月13日)。
教育という社会の極めて重要な基盤が、低賃金・細切れ雇用の非正規教員の使い捨てにより支えられているというのは、看過し得ない事態であろう。
実際に、非正規雇用の蔓延により、多くの弊害が生じている。
例えば、教員が短期で入れ替わることで、生徒や保護者との信頼関係を構築できず、授業や部活、クラス運営を安定的に行うことが難しくなっている。
また、不安定雇用の非正規教員は、将来的な見通しもたたず、生活苦からダブルワークをしたり就職活動に奔走し、教育に専念することが困難になっている。
非正規教員に基幹的業務をさせつつ、低賃金・細切れ雇用で使い捨てることの弊害は、生徒や保護者に多大な不利益を生じさせるのである。
強硬な姿勢の学校側
さて、今回署名が提出された京華商業高校のケースに戻ろう。
私学教員ユニオンによると、現在、団体交渉で学校側は、今回の二人を雇い止めするにあたり、「そもそも合理的理由を説明する必要さえない」と主張しているという。
つまり、「非正規雇用労働者はわざわざ理由など説明せずとも好き勝手に解雇しても良いだろう」というスタンスなのだ。
その根拠として主張しているのは、学校側が二人には「契約更新や正規化の期待を持たせる言動をしていない」ということだ。
確かに、労働契約法19条の「雇止め法理」には、「契約更新に合理的な期待が生じているような場合」には雇い止めは無効になると定められており、「期待」が与えられていない場合の法律上の保護は弱いことは事実である。
しかし、ユニオンによると、学校側から二人へは、更新(専任化)の期待を持たせるような言動が多々あったという。
だからこそ、二人も一方的な雇い止めに納得ができないのだ。
まず、最近まで学校のホームページに出ていた求人票には、「2年目以降、専任教諭への登用を前提とする」と明確に書かれている。
二人が見た求人票も、これと同じものだった。
また、雇用継続に不安を抱いていた二人は、労使交渉前に、校長との面談のやり取りを録音していたという。
その音声の記録では、次のようなやり取りが残されている。
組合員:採用の際の書類を見直しても、専任になることを前提とするという記載があるのですが、これは専任になれることを匂わせているということになりますよね?
校長:はい。それは本当にそういう意味合いで書いていると思います。
組合員:そうですよね。そのあと働き始めてから校長先生以外にも様々な先生からも「専任になれるよ」ということをたくさん聞いてきました。そのような事実を校長先生もお認めになりますか?
校長:はい。色々と(専任化に向けた)相談も受けていましたから。
さらに、今年1月の組合の申し入れの際には、理事長も以下のように有期専任について発言をしていることが記録されている。
「有期専任は専任を期待している人たちです」
「有期専任には、雇い止めを大前提としていないというのは明確に言っています」
このような言動からは、二人が「専任になれる」という期待の下に、正規教員と同じように担任や部活の指導に従事していたことがわかる。
それにもかかわらず、雇い止め理由の議論さえ進まず、団体交渉が膠着状態に陥っている。生徒が署名活動を行ったのはそのような状況下であった。
生徒署名の内容
生徒が集めた署名の内容は以下のようなものだ。
高校生が作るものとしては「整ったもの」であり、以下で学校側が言うように(後述)組合員の教員が指南をしたと感じる方もいるかと思う。
しかし、繰り返しになるが、この署名は生徒たちが独力で作成したものだという。おそらく、ネットなどで様々な署名のフォーマットを調べて作ったのだろうか。
この署名にほとんどの生徒が署名している。生徒たちが先生の状況を思いやり、自主的に行動した事実には、感嘆せざるを得ない。
「有期雇用の先生に対する不当解雇の解消を求める請願」
京華学園理事長殿
京華商業高等学校校長殿
【請願趣旨】
・有期専任の教職員に対し、専任への登用を前提として働いてもらっていると有るにもかかわらず、一方的に雇い止めをした件
・残業代未払いや過労死基準に極めて近い長時間労働を強いられ、専任化の期待を告げられていたため耐えて働いていたのにもかかわらず具体的な説明をせず、雇い止めをした件
その趣旨から以下のことを請願します。
【請願事項】
・雇い止めをした教員に対して雇い止めを中止し、これまで通り働いてもらうこと
・雇い止めをする場合は正当な理由を提示し了承を得ること
署名に対する学校の反応
しかし、この署名を生徒から託された非正規教員二人が、団体交渉で学校側へ渡したところ、学校側は署名の受け取りそのものを拒否したという。
そのうえ、次のような暴言を投げかけたというのだ。
「全く何も感じない。返す。」
「生徒が書いているかわからない。」
「生徒を巻き込んだ。」
「こんな難しい書面を生徒が作れるはずがない。」
「自主的に作ったと見えない。」
「この場に出すのは失礼。」
「署名に対する評価はゼロ。」
「雇い止めの結論は変わらない」
「署名を集めた生徒へは学校の判断だからとだけ伝えたらいい」
ユニオンによれば、今回の署名は、組合員の教員が生徒たちに頼んで署名を集めさせたのでは決してないという。
生徒を巻き込むことはできない、生徒だけは守る、これが組合員の教員たちの想いだからだ。
自分たちが働き続けたいのも、非正規雇用の教師が次々に入れ替えられる職場環境では、生徒たちの指導が保障されない。その状況を改善したいと決意したからなのである。
組合員の想い
当事者の教員二人は、想いを次のように語っている。
Aさん
「子供たちの頑張りを踏みにじるかの様な態度への怒り」、今回の団体交渉の私の感想は、これに尽きます。
本校の生徒が、この様な書面を作成し、署名を集めてくれたことに、どれほど彼等の努力があったかは現場で見ている教員なら、直ぐに理解できるはずです。それに対して、教育機関である学校が、この様な態度、暴言を発してきたことに強い憤りを禁じ得ません。
生徒がかき集めてくれた署名を見ると、今でも私は涙が止まりません。そんな生徒たちに、あの様な言葉、態度を取った学園を許しません。
Bさん
雇い止めのことを知った生徒から「先生ー。来年も担当して欲しいです」、「先生がいなくなったら折角成績伸びたのにまた戻っちゃいますよ。」、「先生の話を色々聞いて勉強頑張ろうと思ったんですよ」と言われました。
保護者の方からも「先生が一生懸命やっているのは子供達にスゴく伝わっていますよ」、「先生のことをうちの子凄く信用しているみたいなんで、宜しくお願いします」、「先生がいなくなることを聞いて、どうすれば阻止できるか家族会議しましたよ。お通夜のような空気でした」とも言われました。
沢山の言葉を頂いて、それを学校に聞いてもらいたいと思っていましたが、生徒を巻き込むことは躊躇していました。
そんなとき生徒が「署名を集めたんですけど‥‥」と持って来たときは鳥肌がたち、涙が出そうになりました。
この思い何とか伝えようと思って団体交渉で学校側へ提出しましたが、予想外すぎる反応に怒りで手が震えました。何があっても生徒を一番に考えるのが教師だと私は思っています。生徒の行動を無下にするこのような学校の対応を、沢山の方に知っていただきたいです。
「消費者」に波及し始めた「労働問題」
実は、最近では保育や介護の分野で、サービスを提供する労働者の「労働問題」に対し、消費者(利用者)が共感し、支援するというケースが現れ始めている。
例えば、名取市のある保育園では、パワーハラスメントを告発した保育士たちに保護者たちが共感し、保護者説明会で園に改善を求めたり、署名も集められている。
サービスを提供する労働者の労働環境が悪ければ、結局は利用者へのサービスに影響する。だからこそ、労働問題は「消費者にとっての問題」へとつながっているのである。
こうした事態は、今回の私立学校の非正規教員問題も含め、ますます社会全体に拡大していくのではないだろうか。
おわりに
私学業界では、長時間労働、残業代不払い等はもちろん、京華商業高校の二人に対するような、非正規労働者を低賃金・細切れ雇用で使って、都合よく使い捨てるという雇い方をしている学校が少なくない。
生徒のためを思う、不当な待遇に耐えている先生は、全国に相当な数いるに違いない。下記に、今回の二人が加入している私学教員ユニオンや、その他の労働相談窓口を記して置いた。
ぜひ、不当な環境に泣き寝入りをするのではなく、一度相談をしてみてほしい。
・・・・・・・・・
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抜粋終わり
学校の非正規教員の雇止め。
>何があっても生徒を一番に考えるのが教師だと私は思っています。生徒の行動を無下にするこのような学校の対応を、沢山の方に知っていただきたいです。
それに反対する生徒の運動を侮辱するのが、日本の教育の「あるべき姿」だったのですは。
学校とは、「日本人殺戮箱=天皇カルト社会」へぶち込むための「下地作り」の工場だったのです。
天皇と言う箱は腐りきっている。
それをかぶせる「日本国」って箱も腐りきっている。
上記記事のような賢明で善良な生徒も、この「天皇カルト日本帝国」という、「日本人殺戮箱」で奴隷化され、やがて過労死・パワハラ死・食品添加物や放射能という毒をもっての天皇家による暗殺で、殺されていきます。
もう「天皇」と言う腐った箱は要らん。それを包装している「日本帝国」諸共に、海に捨ててしまおう。八つ裂きにして・・。
お読みくださりありがとうございます。
PR
確かヨーロッパのどこかでしたが、国の名前も忘れてしまいました。ただ、それほど豊かな国ではない、、、という印象でしたが、そこでトラックに乗せてもらい旅をする企画でした。
トラックの運転手さんは、服装もやや古く、決しておしゃれな印象はない、どちらかというと貧しそうなトラック運転手さん、、、という雰囲気でした。遠い日本から来たというので、「昼飯くらい、俺がおごるよ。いつも行く美味しい店があるからさ」などと、気さくでやさしい運転手さん。
お言葉に甘えて日本の俳優は運転手さんと一緒に食堂に入ります。「いつもコレを食べるんだ。うまいぞ」と、おすすめメニューらしく、日本の俳優も「ありがとう、それで行くよ」という流れ。
私が驚いたの次の瞬間でした。その一般昼食メニューの値段を知った時です。日本円に換算すると4000円もしたからです。日本で4000円の定食を普通の昼時に食べる人はどのくらいいるでしょう。トラック運転手さんは当たり前のように、いつも食べているらしく、決して特別なメニューではなかったのです。
番組では値段については何も触れませんでしたが、「なんでそんなに高いの」と、私は驚いてしまいました。
日本は知らない間に貧しくなっていたのです。日本はとくにバブル崩壊以降、経済力は世界と比べて下降していたのです。その分、世界は好景気を謳歌し、物価も上がる、賃金も上がるの上昇基調で一貫していたわけで、原発爆発以降はとくにこうした傾向が顕著だったのかもしれません。
イギリスの地下鉄の値段を聞いた時も驚きました。そんな高い値段で通勤などできない、、、と思われましたが、ロンドンの人にとっては当たり前の金額だったのです。
シンガポールでもバンコクでももちろん中国でも、その都会の変貌を知っている人は多くいると思いますが、一般の日本人は、自分の国の方がまだずっと豊かだと思っていますので、バンコクの一流レストランのディナーの金額を知ったら腰を抜かすほど驚くかもしれません。しかも毎晩、予約が満席だというのです。
日本が豊かであるのは幻想であり、それどころか、知らぬ間に驚くほど貧しい国になってしまっていたのです。
さて、しかし話しはここからです。確かに世界に比べてこの三十年近く、日本はバブル崩壊以降、一方的に貧しくなっており、世界は右肩上がりで経済を上昇させました。
しかし、ヨーロッパでもアジアでも中国でも、それはファイナンスによる未来先取りの繁栄でした。日本は貧しくなっていったのは事実ですが、それでも民間には貯金があり、なんとか食い繫いで生きてきたわけです。借金をして未来を先取りして贅沢する人もいるにはいますが、全体としては、どちらかというと質素にみみっちい感じで我慢して生きて来たのが私たち日本人だったと思います。
多少でも貯金があったから何とかできたわけで、世界のバブルの好景気依存型の繁栄とは正反対の状態だったと思います。ただ、昨日のブログでも書いたように、日本では40代の貯金額がたった一年で急減したように、預貯金の余裕もなくなりつつあります。
今後、世界の国々と、日本では、ではどちらの未来が開けることになるのでしょう。答えははっきりしています。日本です。世界はどこもファイナンスで贅沢し、家も買う、うまい料理も食べる、高価な服も買う、、、を長年続けていましたが、突然、ファイナンスがストップすれば、残るのは借金となります。
そうした状況が今、起き出しているのです。とくに中国ではそうですし、ヨーロッパでも同様ですし、アメリカももちろんそうですし、これまで急成長したアジア諸国も同様です。台湾だけは多少は安定しているかもしれません。
これから起こってくる出来事を考えると、強い体質を持っているのは、わずかに日本なのです。個人的には借金で苦しむ人ももちろんいるでしょうが、全体として考えた場合、国の借金と民間が持つお金とはイコールにあるので、少なくとも借金はありません。政府はつぶれても個人のお金は残されるはずですので、民間は豊富な貯金をいまだ維持しているとも言えます。
私には貯金なんてないわ、、、と悲観される人もいらっしゃるかもしれませんが、全体が大丈夫なら社会の大きな構図はおかしなことになりませんので、借金がある人も他の国の人に比べて強いのです。仕事もあるでしょうし、どうにかなるからです。
私は日本は我慢比べに勝ったと思います。何ひとつ華やいだものはなかったこの数十年でしたが、とりあえず、唯一の債権国として残ることができた。他の国は、これまで日本がずっと我慢し続けたバブル崩壊の後始末が待っているわけで、その違いたるや雲泥の差がこれからできてくるのです。
この構造については、現実のことなので、本当ならもっと真剣に世界は考えなければいけないわけですが、日本のバブルの時と同様、まだピンと来ていないのかもしれません。しかし、中国やインドではすでにニュースにならない暴動に近い出来事や、大変なデフォルトが起きている可能性もあります。」
https://ameblo.jp/mademoiselle-ai/entry-12446824975.html
から引用
指導者の質は日本よりも海外の方が良い。
日本やアメリカのバブル崩壊を前例として活用できる。
外国はバブルの後始末があるとはいえ日本が未来を開くよりもバブルの後始末をなんとかできる方が現実味があると思います。。
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> 日本やアメリカのバブル崩壊を前例として活用できる。
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> 外国はバブルの後始末があるとはいえ日本が未来を開くよりもバブルの後始末をなんとかできる方が現実味があると思います。。
同感。
まあ今の天皇とかいうゴミを掃除して、鶴なり鳳が舞い降りれるようにならないと、話にならないですよね。
書き込みありがとうございます。
学校の態度は変わらない、、、という所が何とも 情けない話です。
そこで学べば学ぶほど、立派な馬を「鹿」だというようになるのでしょうね。
すると、管理者がもっているのは優れた頭脳でなく、食べる為の狡猾な根性。
優れた頭脳は、優れた精神の邪魔になるのかもしれません。
現代社会にかけているのは、他者への思いやりと勇気と団結。
いつも学校で挙げられる目標です。
皮肉なことですね~こうして馬を鹿という人間を作るんですか、、、
「処世術はあっても、哲学・倫理が日本には無い」って誰かのツイートに。
まあ、処世術も哲学・倫理あってこそだけど、根っこも無い。
まずは「天皇」という邪教を根絶して、日本帝国を完全滅亡させないと
「生焼けでは不死鳥は甦れない」
です。
書き込みありがとうございます。