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故国の滅亡を伍子胥は生きてみれませんでしたが、私たちは生きてこの魔境カルト日本の滅亡を見ます。
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山崎行太郎ブログ 毒蛇山荘日記 より

上記文抜粋
・・・・・・・・
ノーベル賞受賞の祝賀ムードに水をさしたいわけではないが、日本的文化システム批判を繰り返す中村修二の無邪気な「アメリカニズム礼賛論」と「新自由主義礼賛論」について。

「中村修二批判」と「新自由主義批判」は、徹底的にやっておくべきだ。「ノーベル賞」受賞以後の中村の発言は、祝賀ムードで興奮気味とはいえ、明らかに常軌を逸している。マスコミは、それを肯定的にとらえ、無批判に絶賛しているようだが、もっと勉強しろと言いたい。

「ノーベル賞」という名前に幻惑される必要はない。批判するべきは、たとえノーベル賞受賞者であろうとなかろうと、批判すべきである。中村修二は、日本的システムを批判し、日本文化を愚弄している。その中村の日本文化批判には、「新自由主義的なもの」が濃く反映していると思われる。

中村のノベル賞受賞の対象は、「青色発光ダイオードの実用化」であるらしいが、その「青色発光ダイオードの実用化」が実現できたのは、アメリカにおいてではなく、四国の小さな会社においてである。

つまり、日本的文化、日本的システムの中から生まれたものである。中村は、日本の会社を見限り、日本文化や日本の教育制度を見限って渡米したようだが、渡米後に、中村は、アメリカ的システムの中で、何を研究し、どういう成果を上げたのか。知りたい。

少なくともノーベル賞に値する研究は成し遂げていないはずである。日亜化学という「四国の小さな会社」抜きには、中村修二の「ノーベル賞受賞」はありえなかったはずである。その過激な日本文化批判は、あまりにも単純素朴であるが故に分かりやすいが、内容は錯誤と矛盾だらけであることを知るべきだろう。


僕の「中村修二批判」を、今だからこそ、まとめておく。10年ぐらい前に、「産経新聞」「月刊自由」「メルマガ」などに発表したものである。「江古田哲学研究会」会員である久米秋三郎氏が、探し出してくれたものである。


・・・・・・中略・・・・

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中村修二は「産業スパイ」だった…のか?
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(山崎行太郎)
http://blog.livedoor.jp/yamazakikoutarou/archives/14881867.html


■中村修二「裁判闘争」と「テーミス」
 私が「中村修二問題」について考える時の資料は、 主として雑誌「テーミス」である。実は、私も昨年 末にこの雑誌から原稿依頼を受け、今年の初頭に経 済コラムを書いたのだが、ちょうどその頃、相前後 してこの雑誌に掲載されたのが「青色LED特許裁判 の『真実』」という特集記事だった。私はこの記事 を読み、はじめて問題の深さと広がりを実感として 理解した。

 われわれは、これまで、この裁判について中村修 二サイドからの情報だけで物を考えてきた。しかし 裁判には相手がいる。当然、相手には相手の言い分 があろう。しかしマスコミも一般大衆も中村修二が 作った「物語」を鵜呑みにして、裁判の相手の日亜 化学という会社にはなんの興味も示さなかった。「 会社に莫大な利益をもたらすような技術開発をただ 一人で成功させた中村修二という天才的な科学技術 者」を抱えながら、その能力や成果を全く評価せず、 むしろ冷遇し続けた会社……という物語だ。

 では、実際はどうだったのか。日亜化学の経営者 や残った社員たちはこの問題をどう受け止め、どう 考えているのか。いや、そもそも中村修二の言う話 (サクセストーリー)は真実なのか。

 この問題に挑戦したのが雑誌「テーミス」であっ た。私は寡聞にして、この問題を日亜化学側から追 跡したマスコミの存在を知らない。マスコミも出版 社も、中村修二を追い掛けるだけであった。そして 中村修二の「自慢話」「ホラ話」を鵜呑みにした「 駄本」を続々と世に送り出しただけであった。

■中村修二が裁判にこだわる理由  

一般的には、中村修二は、裁判そのものが当初の 目的ではなく、日亜化学に訴えられたから、仕方な く裁判を始めたと思われている。そして裁判の目的 も金銭的対価が目的ではなく、「日本の科学技術者 の地位向上……」等が裁判の目的だ、と。しかしこ れが大きな間違いである。

 そもそも中村修二が日亜化学を退職し、アメリカ に渡ったのは、何故か。ここに中村修二の「裁判闘 争」の真の意味は隠されている。つまり「アメリカ 行き」と「裁判闘争」はセットだったのである。中 村修二が「産業スパイ」ではないか、という疑惑が 発生する理由である。

 中村修二は、日亜科学を退職する直前、日亜化学 のライバル会社「クリー社」やカリフォルニア大学 の関係者と接触している。  1999年10月13日。ノースカロナイナで開 かれた学会に出席した中村修二は、クリー社の幹部 と食事し、そこで20万株の「ストックオプション」 (未公開株式)の提供を受けた。中村修二は、ここで 日亜化学からクリー社への転職を決意したと思われ る。むろん、クリー社は中村修二を陣営に引き込む ことによって「日亜化学つぶし」をねらったのであ ろう。その罠にはまったのが、日亜化学の研究開発 の現場にいて、日亜化学の特許や産業機密に精通し ていた中村修二だつた、というわけである。

 中村修二はこの後、クリー社に、「クリー社に行 ったら日亜化学の特許が問題になる。」「クリーに 行ったら、特許を逃れるいい方法がある」というメ ールを送っている。つまり中村修二の方も、転職先 としてクリー社にさかんに売り込んでいたのである。

 これに対してクリー社は、「ストックオプション の他に、年俸32万ドル、ボーナス最高8万ドル、 さらに100万ドルの家を提供する」という雇用条 件を提示した。

 しかし、結果的には中村修二はクリー社を断念し、 カリフォルニア大学サンタバーバラ校に転職した。 なぜか。ここにも重大問題が隠されている。

 実は、カリフォルニア大学のデンバーグ教授から、 「クリーに行ったら、日亜に『企業機密漏洩で訴え られる』可能性は高いぞ」と忠告されたからである。

 しかし中村修二は、カリフォルニア大学に転身の 直後、クリー社の子会社「クリーライティング社」 の非常勤研究員になる。

 さらに中村修二は、デンバーグ教授の設立した 「ナイトレス」という半導体デバイス開発のベンチ ャー企業のコンサルタントにもなっている。ところ が、このベンチャーはその直後クリー社に買収され ている。この買収劇で、中村修二は、10億500 0万円以上の 株式利益を得ている。


■暴露された契約書の内容  
ところが、裁判の過程でさらに大きな疑惑が暴露 された。2003年7月15日の裁判の本人尋問で 明らかになった事実である。中村修二は、クリーラ イティング社の非常勤研究員になるにあたって「2 通の契約」を結んでいたが、その牝契約内容とは?  2001年5月の契約書には、「東京地裁で日亜 化学を相手に相当の対価の訴訟を行うこと。その際、 弁護士費用はクリーライティング社がすべて負担す ること、追加報酬としてクリー社の7万株のストッ クオプションが与えられること。」とあった。

 この契約書を読めば、クリー社が中村修二に接近 した理由が一目瞭然であろう。しかも、中村修二が 研究生活を犠牲にしてまでも裁判闘争を開始せざる をえなかった理由も明らかだろう。中村修二は完璧 ににクリー社の罠の中に堕ちていたのである。

 ところがこの契約書は途中で変更されている。つ まり、2001年8月の契約書では、「訴訟の範囲 が『半導体結晶膜の成長方法』という中村修二が帰 属を主張した『404特許』に限定されてしまった ため、訴訟費用の前払いは望んでいないが追加のス トックオプシヨンは変更されていない」という内容 に変わっていた、と言う。この変更は何を意味する のか。

 何故、訴訟費用の全額負担が後退したのか。それ は、おそらく、前回も(小生のHPをご覧ください。 :http://yamazakikoutarou.gooside.com/) 説明したように、「404特許」だけでは青色発光 ダイオード製造は不可能だということにクリー社側 が気づいたからだろう。  つまり、クリー社も、中村修二の「自慢話」(サ クセスストーリー)にまんまと騙されていたのだ。≫






・・・・・・・
・・・・・・・・・
抜粋終わり

>つまり、日本的文化、日本的システムの中から生まれたものである。中村は、日本の会社を見限り、日本文化や日本の教育制度を見限って渡米したようだが、渡米後に、中村は、アメリカ的システムの中で、何を研究し、どういう成果を上げたのか。知りたい。

>少なくともノーベル賞に値する研究は成し遂げていないはずである。日亜化学という「四国の小さな会社」抜きには、中村修二の「ノーベル賞受賞」はありえなかったはずである。その過激な日本文化批判は、あまりにも単純素朴であるが故に分かりやすいが、内容は錯誤と矛盾だらけであることを知るべきだろう。


個々へのリスペクトなくして、集団主義はあり得ない。と考える私です。

同時に

集団・世界への感謝・敬意なくして、個人主義はありえない。

としているの私なので、こういう切り口も大好きです。

彼は、「周囲の人に感謝している」といいながら、四国の会社の経営者はともかく、実地に研究を共にした周囲の人間への感謝は、どうなのか?

それが疑問である。


また彼の思想・やり口は、確実に「ネオコン的傾向」を指摘できる。彼の「扇動」が、郵政選挙以降の狂気の火付け役の一人なのでないか。

>ところが、裁判の過程でさらに大きな疑惑が暴露 された。2003年7月15日の裁判の本人尋問で 明らかになった事実である。中村修二は、クリーラ イティング社の非常勤研究員になるにあたって「2 通の契約」を結んでいたが、その牝契約内容とは?  2001年5月の契約書には、「東京地裁で日亜 化学を相手に相当の対価の訴訟を行うこと。その際、 弁護士費用はクリーライティング社がすべて負担す ること、追加報酬としてクリー社の7万株のストッ クオプションが与えられること。」とあった。


ネオコンに日本人学者が飼われた。という側面もありました。


だが、同時に逆の視点の話も書きます。

タマちゃんの暇つぶし より

上記文抜粋
・・・・・・・・・・
集団主義者の陰謀

集団主義という言葉に曖昧さがあって波紋をよんでいるので、ここで少し説明を加えます­。
ここで言われている集団主義とは民主主義の原則的なイデオロギーのことです。即ち多数­決の原理です。実はこのイデオロギーはギリシャ時代からある極めて原始的な思想であっ­て、既 にアメリカ独立の時代には、民主制が史上最悪の制度であることを多くの人々が知­っていました。現代日本の学校のいじめの問題も実は集団主義の汚点の最た る例なのです­。ですから、アメリカの憲法には民主主義と言う言葉は一切使われていません。その代わ­り、アメリカ建国者や憲法著者は共和制という言葉を 好んで使っています。しかし、その­当時使用された意味は現代では全く失われてしまい、本来の共和制の基本思想である個人­主義についても理解する日本人 は殆どいないのが現状です。我々がこういう事を知らされ­ていないこと自体、陰謀がある証拠だと我々は捉えるべきだと思います
2012年12月13日追記終わり
>多数決と言うのは、不勉強な無知と知識人の一票が同等ですから、無知を取り込んでなんぼの世界。
故 に、支配を続けるためには無知の多いことが必須条件となり、無知増産に腐心する。その手口は、まず知識や情報を与えない。マスコミによる情報操作、印象操 作、嘘で間違った方向へ誘導する。判断力を低下させるため、テレビ番組では感情を煽る。真実の暴露を、最初は無視し、無視できなくなるとキチガイの戯言と レッテルを貼る。専門家と称する人間が、それに加担する。
暇なブラック貴族が、考えに考えて編み出した支配方法なのかどうなのか。
そう言った巧妙なカラクリを、グリフィンさんが解説されています。


昨 年(2011年)始めにプリズンプラネットテレビが購読者に公開した、G・エドワー­ド・グリフィンさんへの独占インタビューです。アメリカの事情の大部 分は、名前を変え­れば日本の事情にそっくりそのまま置き換えられます。だから、ここでの話題は日本人に­とっても大変重要だと思います。少し長いので、 私なりに以下のような目次を作ってみま­した。

0:00:19 自己紹介
0:01:12 集団主義思想
0:03:13 右翼左翼の枠組みの真相
0:08:28 ティーパーティー運動
0:13:46 民主党と共和党の同意点
0:17:15 ロン・ポールの旋風
0:20:29 選挙と投票の意義
0:23:49 プロの政治家
0:26:24 右翼と左翼の化かし合い
0:30:52 超裕福家系の政治戦法
0:32:56 脅威・不安解消という落とし穴
0:34:30 免税財団の行っていること
0:37:29 アメリカ政府の仕組みと機能
0:43:07 大統領が独裁的になったのはいつ頃?
0:43:49 ヒラリー・クリントンのビデオ
0:45:43 国民の意識の高まりを支配者は恐れている?
0:47:35 世界統一政府への歩み
0:54:49 自由開放運動の思想と課題
0:59:51 八百長プロレスの政治とマスコミ
1:01:48 グレン・ベック
1:02:47 FOXニュース
1:05:06 憎悪の政治
1:07:57 独占資本家と全体主義の歴史
1:13:22 銀行救済
1:17:37 ティーパーティーの今後
1:19:05 ケムトレイルの映画「一体何を撒いているの?」



ameblo.jp/ghostripon/entry-11935841106.html
ゴーストライポンさんちから転載しました。


・・・・・・・・・
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抜粋おわり


集団主義は、一種の衆愚主義になりやすい。


個々人への尊敬と、個々人の練磨が、集団主義の健全性を保証する。


集団・世界への感謝が、個人主義の健全性に不可欠です。


お読みくださりありがとうございます。
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