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故国の滅亡を伍子胥は生きてみれませんでしたが、私たちは生きてこの魔境カルト日本の滅亡を見ます。
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P R
リテラ より

上記文抜粋
・・・・・・・・・
キンコメ高橋が法廷で自らの悲しい過去を告白! 制服泥棒のきっかけは母親の自殺、イジメで女性恐怖症に


 昨年12月26日、お笑いファンを驚かせた、キングオブコメディ・高橋健一の窃盗および建造物侵入容疑での逮捕。これによって、20年ほど前から高校に忍び込んで制服を盗むといった行為を繰り返していたことが明るみになり、家宅捜索を行った際の押収品は600点を超えたとも報道された。
 この件に関しては、今年9月9日に懲役2年6カ月、執行猶予4年の判決が言い渡されているのだが、その公判の過程で彼をそこまで女子高生の制服に執着させた裏に隠された驚きの事実が明かされた。2010年の『キングオブコント』(TBS)で優勝するなど、お笑いファンのみならず同業の芸人からも一目置かれる実力派芸人がいったいなぜそのような行為に走ったのだろうか?
「新潮45」(新潮社)16年11月号に掲載された、文筆家・写真家のインベカヲリ★氏による裁判傍聴記には、彼の人生をめぐる驚きの事実が記されている。
 彼が制服泥棒を始めたきっかけは、母の自殺だったという。彼の母は脊髄の神経が侵される病に苦しみ、日頃から「死にたい」と漏らしていた。そして、高橋が23歳のときに一度自殺未遂を起こす。その際は助かったものの、結局、彼が26歳のときに再び自殺を図り亡くなってしまった。その事件が彼に与えた影響は計り知れない。とてつもない無念の思いが彼の心には残った。公判ではそのことについてこのように語っていたと同記事は綴っている。
「もちろん亡くなって、その場からいなくなってしまった喪失感がありましたけど、それ以上に、一緒に暮らしていてそういうこと(死ぬこと)をしてまでいなくなろうとしていたことを、その決意を伝えて貰えなかった驚きだったり、未遂した後、支えるつもりだったのに、結局何の支えにもならず同じことを繰り返させてしまった後悔がありました」
 母がそのような非業の死を遂げた一方、彼は父に対しても複雑な思いを抱き続けてきた。両親は二人で運送業の会社を経営していたのだが、母が病を押して事務仕事をしているなか、父はギャンブルに溺れ、しかも女遊びも激しかった。母の遺書には「父と同じ墓に入れて欲しくない」とまで書き記されていたという。
 また、会社の経営が傾き始めてからは高橋のもとに頻繁に金の無心の連絡が来たという。結局、13年には彼が2600万円もの借金を肩代わりしている。しかしそれでも血のつながった父親を憎むことはできなかった。公判での「お父さんに対しての気持ちは憎しみ一辺倒ですか?」という質問に彼はこう答えたと前掲「新潮45」には綴られている。

「そういう気持ちがとてもあります。もちろんありますが、それでも父なので……。すごく憎んでるんですが、憎めない。捨てきれないというか、誰を責めていいのかわからない状態です」
 彼を追い詰められていった経緯には、そういった複雑な家庭事情があった。しかし、なぜその発露が女子高生の制服だったのだろうか? その謎を解く鍵は、彼が学生時代に抱いた「コンプレックス」にある。公判で高橋はこのように語っている。
「小学校から中学に上がってすぐに、今で言うイジメのようなものがありました。クラスに馴染めず、特に小学校までは普通に話していた女子にからかわれたり、笑われた印象が強くあり、(この時、彼女たちが)小学校とは違い制服を着ていたイメージが残って、劣等感や女性に対してのコンプレックスが生まれたのではないかと思っています」
 早稲田大学人間科学部教授の森岡正博氏は、著書『感じない男』(筑摩書房)で制服にフェティシズムを抱く男の心理を、「制服」を「学校=洗脳の場」の象徴と捉えていることを前提に、「少女たちを洗脳して自分に従わせたい」という欲望の発露なのではないかと分析していた。
〈彼女たちは、まるで、「私のことを洗脳して!」「私のことを、あなたの好きなように洗脳してもいいのよ!」と言っているように私には見えるのである〉
〈制服少女を見たときに、私が抱いてしまうところの、「ああ、私はこの少女を洗脳してもいいのだ。この少女の脳の中身を書き換え、私のことを本気で好きになるようにマインド・コントロールし、メイドのように従わせることが許されているのだ。そういう危ないことをしても、誰からも非難されないし、この少女本人がそれを望んでいるのだ」という自分勝手な妄想こそが、制服少女の清涼感とゾクゾク感の秘密だったのである〉(『感じない男』)
 しかし、高橋の場合はそういった「洗脳への欲求」といったものよりもむしろ、自身のつらかった過去への復讐といった側面が強くあるのかもしれない。ただ、それが現実の少女へ向かわなかったのは、青春時代に抱かざるを得なかったコンプレックスゆえの対人恐怖があったからだと推察される。
「新潮45」記事では、公判中に彼が「女性は怖い」と繰り返し語っていたと綴り、さらに、高橋をよく知る人からの「彼は、女性との性体験が一度もないって言うんですよね」との証言を紹介している。実際、高橋自身、公判ではこのように語っていたようだ。
「結局、中身というと変ですけど、女性という人間に対しては、劣等感とか怖い部分があるので、モノである制服に向かったのではないかと思います」


 芸人になってからの彼は、同業者からも認められる才能をもち、芸人のなかではイケメンだという評価も得ていた。青春時代の鬱屈を取り返そうとすればいつでもできたはずなのだが、それでも多感だった時期に溜め込んだ暗さや劣等感を忘れずに抱きつつけたことが、ネタやトークのオリジナリティにつながっていたのは間違いない。
 また、こういったことのほかにも、もうひとつ彼を苦しめたことがあった。それは「コンビ格差」だ。先日、当サイトでもダイノジの大谷ノブ彦が、相方である大地洋輔の「世界エアギター選手権2006」優勝をきっかけとしたブレイクによりコンビ間のパワーバランスが崩れてしまった結果、自殺未遂まで起こしていたエピソードを紹介したが、高橋の場合も最近は俳優として多くのドラマや映画に出演する今野浩喜との間で格差が生まれたことを苦にしていた。
 しかし、仕事量で明らかな差がついていたのにも関わらず、給料はコンビの間で平等に折半していた。相方に比べると、彼は2〜3割ほどの売り上げしかなかったが、それは高橋の父親をめぐる経済状況を考えての好意だった。前述の借金のほかにも、多発性脳梗塞に加えて認知症も進み、介護を必要としていたからだ。公判では涙ながらにこう語っていたと言う。
「僕の経済状況もわかってくれていたので、ありがたく折半にしてもらっていたのですが……、恵んでもらっているような申し訳ない気持ちになりました」
 判決が言い渡された際、裁判長はこう付け加えている。
「問題の根はそうとう深い。更正は簡単なことではないと懸念しています」
 被害者の多くとは示談が成立しているとはいえ、心に傷を抱えたかもしれない女性が存在している以上、彼の行動は擁護できるものではないが、その裏にはこういった事情を抱えていたのだと知ると、なんともやるせない気持ちになってしまうのである。

(林グンマ)




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抜粋終わり


「いじめや「家族の自死」などよくあること。それを克服しない弱さが悪い。努力が足りない」

て意見もあるが、それは無視する。

たまたま克服させてもらえたことは立派だが、それは幸運もあってこそ。

それを無視できるアホを相手にはしない。




イジメは、深いトラウマを生む。それに他の要因が重なれば、簡単に犯罪に走る。

それだけ「心の傷」ってのを軽視する・放置するのは、個々人にとっても、社会にとっても危険と私は考える。


てなこともあり、私が「学校教育」のを辞めた方が良いと思う・・・。



内藤先生の策は、十分検討すべきに思う。


>学校で、集団でしか勉強できない癖がつくと、一人では何も出来ない無能になる。


てことは、今の日本の「病根」の一つを、如実に指摘していると思う。



正しいとか、悪いとかでなく、すごく悲しくなるような記事・・・


お読みくださりありがとうございます。

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