故国の滅亡を伍子胥は生きてみれませんでしたが、私たちは生きてこの魔境カルト日本の滅亡を見ます。
随筆三国志 花田清輝
これも抜群に面白い。
少年曹操 草森紳一
思想書なら、
伝習録
王陽明は、かなりの「覚者」のようで、だから朱子のような理論を残さなかった。
まあそれが似非学者には嫌われるわけだが。
それはある意味筋肉ダルマの自己正当化に使われやすいのでその忌避とも思えるけど。
知行合一は「実践主義」ではありませんよね。
参考の一つ
歎異抄
悪は自分だけで為せるものではない。悪人正機説。
結構好きです私。作為の契機を軽視し過ぎなのは問題ですけど・・・
作為だけでは動かんでしょう、この世界・宇宙は・・・。
空海コレクション 1・2
これは2の方が私は好き。
般若心経秘鍵は、哲学書にして、祈祷用に読誦もできるという、万能な文。
こういう「なんでもあり」が空海の面白さの一つ。
空海の底なしの知識と識見が体感できる・・・て私ごときにはわからんことが多いので、それが逆にその底なしの面白さを感じさせる。
空海関係では
空海入門 ひろさちや版
空海の夢 参考 から続きも読んでね
真面目な人は
空海入門 加藤精一版
かな。
孫子は・・
孫子 金谷訳
孫子 浅野裕一 版
曹操注解 孫子 中島版
最後の中島氏は、どうもユダキンの犬っぽいけど、この本だけは別で必読でしょう。
でも孫子を知るなら、「少年曹操」を合わせて読むのが私のおすすめ。
あと隠れてお勧めですが
孫子 男子戦わずしてかつべし の
草森紳一 曹操の「孫子」理解と活用
が私は大変すばらしいと思います。
書評あるかな・・・・。
老子 福永光司版
荘子 新書版
老荘は好きです。
炎の陽明学 山田方谷
日暮硯
江戸時代の名家老の伝記。
中国史系は
小説十八史略
中国の歴史
宋 宗教の奔流
宋太祖と太宗
最後の本は、太祖よりも太宗の評価が高い。私はそれでも太祖の方を高く評価しているけど、「政治家」としての有能さは、太宗のほうが上であるというのは首肯する。
でも政治家って能力だけでなく、半分くらいは人格が政治の結果に出てくる。それを太祖は人格とバランスの政治家てことに思う。
永井路子の
山霧 毛利元就の妻
リンク先は上だけだが、当然全巻。
元就は結構なフェミニストなのに、長州人の作った田布施朝廷は「男尊女卑」
まさに不肖の弟子である。
これは好きですよね・・・
家の件でもめると「妙玖が居たら・・・」とぼやきまくるのは、結構「愛」だと思うし、それも良い。
理想の夫婦の一つですよな。
まあこれだけ。
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