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故国の滅亡を伍子胥は生きてみれませんでしたが、私たちは生きてこの魔境カルト日本の滅亡を見ます。
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徽宗皇帝のブログ より

上記文抜粋
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若者が政治に目をそむける理由
ヤフーニュース3月25日の「ブレイディみかこ」という人の記事の一節である。ジェネレーションYというのは、だいたい18歳から35歳くらいの年齢かと思う。幅がありすぎる概念だが、要するに、社会の下っ端の若者、くらいの感じか。そういう若者(35歳を若者とは言えないと思うが)が社会的に恵まれないのはどこの国でも同じであるようで、それに対する不満が政治的に「社会主義容認」の方向へと向かっているのが世界的傾向であるようだが、日本が一番、それが弱い。
というのは「学校でも家庭でも会社でも政治を話題にしない」という「見えない統制」が国民を縛り付けているからで、それでも社会人はこの社会の現実が少しは分かるが、若者にはまったく見えないようになっているからだ。そんな若者に選挙権を与えても選挙会場にすら行かないのも当然で、まして政治運動など怖くてできるわけがない。そういう「水面下の事実」をまず表に出すことから、日本の改革は始まるのではないか。



(以下引用)赤字部分は徽宗による強調。


今年の冬は1カ月ほど日本に滞在した。


「欧米のような左派が日本にも現れたら」と複数の人々が言っていたが、少なくとも、コービンやサンダースやパブロ・イグレシアスが日本に出現している気配はなかった。


とは云え、これらの指導者たちは「きっかけ」になっただけで、その前からジェネレーションYのマグマは地中でぐつぐつと滾り、きっかけさえあれば一気に噴出しそうなムードは2011年(ロンドン暴動、スペインのM15 運動の年)ごろからあった。


日本はどうなっているのだろう。


日本滞在中、エキタスのメンバーたちに会った。「最低賃金1500円」という、「民主主義を守れ」より遥かに具体的で、それゆえさらにボロクソに叩かれそうなスローガンで運動している若者たちだ。


わたしはずっと、欧州の若者たちの反緊縮運動のような「金の問題」を訴える運動が日本に出てこないのは、まだみんなリッチだからなんだろうと思っていた。が、どうもそうではないらしい。いろいろ話を聞いていると日本のジェネレーションYを取り巻く状況も欧米と同時進行で推移している。が、本人たちがそれを意識していないというか、受難の当事者意識がないという。


エキタスの藤川里恵さんはこう言った。


『考えたくない』んだと思うんです。考えたら、先を考えたらもう終わってしまうんです。本当は中流じゃなくて貧困なんですけど、貧困っていう現実に向かい合うと終わっちゃうから・・・・。(略)労働問題とかを自分のこととして考えることをすごく嫌がるんです。だから、友達と話をするときに、そういう話題を出せない」


「私は23歳で貧困の当事者なんですけど、『私は貧困だ』ってあえて言ってるんです。そうすると私より収入が低い人とか私と同じぐらいの収入、生い立ちの人はみんな貧困っていう定義になるんじゃないかと思って。(略)そうでもしないと、やばいというか、どう言えばいいんですかね…」


同じくエキタスの原田仁希くんはこう言った。


「貧困運動とかって(精神的・身体的・金銭的)ケアとか、やっぱり貧困問題いっぱいあるんで、もう(船に)流れ込んでくる水をひたすら掻き出してるような感じなんです。『これじゃ、間に合わない!』。これじゃ間に合わないから、ちょっとインパクトの大きいものにしなくちゃいけない」


日本でもジェネレーションYのマグマはふつふつと湧いていた。


が、日本の野党はこれに応える経済政策を出しているだろうか。


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抜粋終わり





>「学生なら、学業に専念すべき」「就職したなら、仕事に専念すべき」「出産したなら、子育てに専念すべき」・・・どれも特定の、それも発言者にとって好都合な属性を1つ切り取って、個人に押し付けている。でも、人は常に特定の属性であり続けているわけじゃない。それに、それらは互いに対立する

私もそう思う。

日本ではそうだ。

学生・人間・男女・地元・日本・世界・地球・・・・

様々な属性を背負っている。

どうもそれを一つの絞って考えさせないようにしているのは、どうも日本は仏教・禅・浄土に思える。

むろん密教もあるけど・・・



それが、「一心不乱にそれに染まれば上手くいく」と決めて、考えさせない。その人自体の「総合性」をそぎ落とさせる。



仏教だけなく、日本の思想のおおよそは「総合性・人間の一体性」の軽視が基本に思える。

それが「優秀な職人」と「阿呆な庶民」と「凶悪な政治家・官僚・権力者」を作り出している。

もう、それに手を入れて辞めるか改善しないと、日本人は消滅する。いやもう消滅した方が良いかもね。




お読みくださりありがとうございます。
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