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銅のはしご より
上記文抜粋
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衆議院議員 小沢一郎 生活の党 代表 日曜討論 1月19日
衆議院議員 小沢一郎 生活の党・代表
✏ 安倍政権の政治姿勢とは,真っ向対立する考え方
✏ 政治とは,弱者も一定の安定した生活をきちんと送れるように,どうしたら良いかと考え実行することである
✏ 野党再編・再結集の問題点とは,基本問題で,各政党が,きちんとした自己主張をせず,曖昧で,打ち出しできないところ
✏ 国連憲章・憲法・安保条約というのは三位一体。同じ理念でつくられている
✏ 我々・生活の党は,福島原発事故の直後から,脱原発・もう原発は止めるという主張をしてきている
✏ 都知事選対応。脱原発は,大きな,大きなテーマであり,週明けには,おそらく細川護煕・元首相支持を発表するだろう
NHK 島田解説委員 ; 大きな国政選挙はないだろうと言われる2014年。春には消費税率引き上げの試練が待ち受けている。年明けから経済重視を強調している安倍総理大臣が,この試練にどう向き合おうとするのか。
一方で安倍総理が意欲を示している集団的自衛権の行使を可能にする憲法解釈の変更。これは進めて行くのか。
今月24日(金)に召集される通常国会では,こうした政治課題をめぐって各党が激しい論戦を交わす見通しだ。今朝は,安倍総理と与野党の党首に個別に話を伺う。
10:37分頃からの文字起こし(事前録画)
❏ “政権交代可能な政治”の実現
NHK 島田 ; 去年の参議院選挙では,厳しい結果になったが。
小沢一郎 生活の党代表
そうですね。
NHK 島田 ; 年が変わって2014年。党勢の回復,そしてまた長年小沢さんが目指してこられた政権交代可能な政治の実現。 ここに向かって,どう動くか。
小沢一郎 生活の党代表
お話しの通り,政権交代可能な,自民党と対抗できる勢力・政党を,何としてもつくり上げなくてはならない。
もう一度,4年前の政権交代の時のように,今度こそ国民の皆さんの期待にこたえられる,そういう政治を実現するための,国民皆さんの選択肢を,受け皿を,きちんとつくり上げる,そういう年になればいいなと思ってます。
NHK 島田 ; そのためには,現在の野党勢力の中での連携ということが重要になってきますね。
小沢一郎 生活の党代表
そうですね。ですから,目先の利害をそれぞれが主張していたんでは,大事は成りませんから,やはり己を捨ててでも国民皆さんのために,日本の将来のために,民主主義の確立のために,皆なで力を合わせる,と。そういう心構えでやらなくてはいけないと思います。
❏ 安倍内閣の政権運営をどう見るか
NHK 島田 ; そのためには,今の安倍政権に対する向き合い方。向き合い方の共通な人達の連携が一つの軸になると思うが,小沢さんは,アベノミクスを展開して実績を強調している安倍総理の,今の政権運営について,どう御覧になっているか。
小沢一郎 生活の党代表
1年間で,安倍政権の実態と言いますか,正体と言いますか,国民の皆さんも,漸く判りかけてきたのではないかと,思います。
まあ安倍さんの考え方も,それは一つの考え方かも知れませんけれども,非常に危険な(考え方だ)。
そしてまた,このままでは「強者の論理」強い者をどんどん伸ばす,と。弱者は切り捨てる,と。この考え方で以って,政治運営をしているように思います。
それではね(もう,政治ではない)。弱者を切り捨ててしまうんだと言うんでは,もう,政治ではないんですね。
政治というのは,弱者も一定の安定した生活をきちんと送れるように,どうしたら良いかと,それを考えて実行するのが政治ですから。
私はその点において,安倍政権の政治姿勢とは,真っ向対立する考え方を持っておりまして,そういう意味では,そういった主張を,国会運営とか色んな政党の存在を考えてみましても,一番の問題は(自己主張を,曖昧で,打ち出しできないという処だ)。
(議席)数は一強多弱ですけれども,数は数で,選挙の結果だから仕方ないです。ただ,基本問題で,なかなか,各政党が,きちんとした自己主張を(せず),曖昧で,打ち出しできないという処が,最大の問題であると同時に,野党再編 ・再結集の問題点であると思いますね。
❏ 集団的自衛権 憲法解釈
NHK 島田 ; その基本問題の中には,憲法に関連する集団的自衛権の行使をめぐる問題があるかと思う。
小沢一郎 生活の党代表
はい。
NHK 島田 ; 安倍総理は,これまでの歴代の自民党内閣も踏襲してきている今の解釈。それを,今度は集団的自衛権を行使できるように変えようという意欲が強いが,小沢さん,この問題をどう御覧になっているか。
小沢一郎 生活の党代表
戦後,自民党政権も(解釈),実は法制局(の解釈)ですけれどもね。
これについては,コロコロ,コロコロ,もう何回も考え方を変えてるんですね。
ですから,その政権,政権で,色んなことを言うっちゅうのは,ある意味で日本の今までの経過から言うとしょうがないんですが。
ただ,この議論で,間違った議論がされてるんです
集団的自衛権も,個別的自衛権も,独立国として,主権国家として,当然持ってるんですね。
これは,国連憲章においても,ちゃんと明文化されて「それぞれの国は,二つの自衛権を有している」いうふうに謳っています。
それと,日米安保条約もですね。そこには,集団的・個別的自衛権を持ってるんだよ,というふうに書いてありまして,国連憲章・憲法・安保条約というのは三位一体。同じ理念でつくられている。
ですから,その意味において,当然,集団的自衛権もあるんですが,ただ(憲法)9条によって,自分の国と関係ない所に行って武力行使は駄目よ,とされているだけの話し。
ここを,きちっと皆な,理解してもらったら良いと思います。
NHK 島田 ; やはり,そういう議論が必要ですね。
小沢一郎 生活の党代表
そう思います。
❏ 東京都知事選挙への対応
NHK 島田解説委員 ; そして,当面の課題として東京都知事選挙への対応というものが各政党にはある
小沢一郎 生活の党代表
(笑)はい。
NHK 島田 ; 生活の党は,都知事選挙にどう対応して行くか。
小沢一郎 生活の党代表
我々は,福島原発事故の直後から,その実情を見るにつけて,脱原発,と。もう原発は止めるという主張をしてきております。
ここにきて,此間来,小泉さんも脱原発。そして,細川(護煕)さんも脱原発ということを,唱えておりますので,その方向・考え方としては一緒ですから,週明けには,皆なの意見を聞いた上で,方向を決めようと思ってます。
NHK 島田 ; やはり細川(護煕)さんを支える側に回るであろうということか。
小沢一郎 生活の党代表
まあ,多分ね。皆なの意見も,そうなるんじゃないかなとは思います。
脱原発というのは,やっぱり,大きな,大きなテーマですから。
❏ 国会 常会召集24日 野党連携
NHK 島田 ; 通常国会。先程もお話しのあった野党内での連携。重要になってきますね。
小沢一郎 生活の党代表
そうですね,はい。
ですから,連携するためには,やっぱり基本問題で認識が一致しないといけないんで。各党が,民主党始めとして,自分の主張をきちんと言えるような野党になってもらいたいと思いますね。
NHK 島田 ; 有り難うございました。
小沢一郎 生活の党代表
有り難うございました。
◇ 憲法4大原則は,国民主権 基本的人権の尊重 平和主義 国際協調
http://www.seikatsu1.jp/activity/declaration/act0000056.html
ホーム > 活動報告 > 声明・談話 > 憲法記念日にあたって
憲法記念日にあたって 平成25年5月3日
生活の党代表 小沢一郎
http://www.seikatsu1.jp/
国民の生活が第一
生活の党 ――People’s Life Party――
◇ 参考
http://www.unic.or.jp/
国際連合広報センター United Nations Information Centre
http://www.unic.or.jp/info/un/charter/text_japanese/
国連憲章 テキスト
第51条
この憲章のいかなる規定も、国際連合加盟国に対して武力攻撃が発生した場合には、安全保障理事会が国際の平和及び安全の維持に必要な措置をとるまでの間、個別的又は集団的自衛の固有の権利を害するものではない。この自衛権の行使に当って加盟国がとった措置は、直ちに安全保障理事会に報告しなければならない。また、この措置は、安全保障理事会が国際の平和及び安全の維持または回復のために必要と認める行動をいつでもとるこの憲章に基く権能及び責任に対しては、いかなる影響も及ぼすものではない。
http://www.kenpou.jp/
日本国憲法
< 前文 途中から: >
日本国民は、恒久の平和を念願し、人間相互の関係を支配する崇高な理想を深く自覚するのであつて、平和を愛する諸国民の公正と信義に信頼して、われらの安 全と生存を保持しようと決意した。われらは、平和を維持し、専制と隷従、圧迫と偏狭を地上から永遠に除去しようと努めてゐる国際社会において、名誉ある地 位を占めたいと思ふ。われらは、全世界の国民が、ひとしく恐怖と欠乏から免かれ、平和のうちに生存する権利を有することを確認する。われらは、いづれの国家も、自国のことのみに専念して他国を無視してはならないのであつて、政治道徳の法則は、普遍的なものであり、この法則に従ふことは、自国の主権を維持し、他国と対等関係に立たうとする各国の責務であると信ずる。 日本国民は、国家の名誉にかけ、全力をあげてこの崇高な理想と目的を達成することを誓ふ。
http://www.mofa.go.jp/mofaj/area/usa/hosho/jyoyaku.html
日本国とアメリカ合衆国との間の相互協力及び安全保障条約
第三条
締約国は、個別的に及び相互に協力して、継続的かつ効果的な自助及び相互援助により、武力攻撃に抵抗するそれぞれの能力を、憲法上の規定に従うことを条件として、維持し発展させる。
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抜粋終わり
お読みくださりありがとうございます。