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故国の滅亡を伍子胥は生きてみれませんでしたが、私たちは生きてこの魔境カルト日本の滅亡を見ます。
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酔生夢人のブログ より

上記文抜粋
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スポーツの中のエリートと一般人

スポーツライター広尾晃のブログから転載。
まあ、勝利至上主義の部活や民間スポーツ組織があってもいいと思うが、学校の部活が勝利至上主義だけになるのは息苦しい。「そだねー」とか言いながら、おやつも食べながらのんびりやる「ゆる部活」まあ、要するに同好会みたいな部活も学校にはあってほしいとは思う。

だが、現実には、最初はそのように始まったものも、下の記事のような感じで「エリートによるエリートのための部活」になるのがスポーツというものだろう。

というのは、スポーツとは(登山などの特殊なものを除いて)ほとんどが勝負事であり、「勝ち負け」を競うのが運命的に決まっているから、いつの間にか勝利至上主義になるのである。

私は学校教育の体育の中から競争性を完全に排除して本当に児童生徒の健康増進・体格体質向上だけを目的とした運動(まあラジオ体操や空手の型などだ)だけをさせる真に「体を育てる」意味の「体育」にすべきだという意見で、スポーツエリートたちが競争がしたければ「プロ用部活」でやればいいと思う。その中からプロスポーツに進む者もでてくればいい。何なら、スポーツ専門校をも作ればいいと思う。

要するに、エリートと一般人を同じ土俵で戦わすのは愚劣だということだ。そのために一般人は見えない被害を受けている。清宮のように小6だか中1で身長180体重90キロもある者と、身長150センチ、体重40キロの子供が同列で扱えるはずはない。大人と子供どころの差ではない。心理的には巨人と小人だろう。甲子園なども、常勝校は実質的にはほとんどスポーツ専門校である。


(以下引用)


私には私のスポーツ、となぜならないのか?




日本ではスポーツを「楽しむ」のは、何かいけないことのように思う人が多い。

例えば、学校やコミュニティで同好会が誕生したとする。野球でもサッカーでもいいが、スポーツ好きな人が集まって、練習をしたり、試合を楽しんだりする。野球でいえば、好きな人はキャッチボールをするだけでも楽しいものだ。試合は勝ったり負けたり、それはそれで楽しい。

しかし、それを外部から見ていた人の中から「だらだらしている」「まじめじゃない」「遊んでいる」という批判が出る。
仲間の中にも「もっと本格的にやりたい」という人が出て、練習は厳しくなり始める。外部から指導者がやってきたりする。本格的にスポーツをやってきた指導者は「これは一からたたき上げないと」などという。「遊び半分でダラダラやる奴は出ていけ」などと言い始め、初期のメンバーが離脱し始める。
上昇志向が強いメンバーや、後から来た本格的にスポーツをしたい人などがメインとなって行く。
地域の試合などにも出場する。レギュラーと控えが生まれる。勝利の実績が積みあがると、次第に「名門意識」も芽生えてくる。「うちはいい加減な気持ちでスポーツをするやつは必要ないんだ」などという。

かくして素朴にスポーツが好きだった人は排除され、スポーツエリートだけがスポーツをする権利を獲得するようになる。




少年野球などが典型だが、こういう感じで日本のスポーツチームは生まれていく。
スポーツには「努力」「上昇志向」が必要だとされ、「勝利のために頑張るもの」だとされる。だから、マイペースでスポーツを楽しみたい人は、スポーツの機会を奪われ「見る人」になっていく。

もちろん、草野球など草スポーツもあるにはあるが、それは正規のスポーツとは見なされない。

高齢者スポーツなど、「遊び」「ゆとり」以外の目的など設定する必要はないと思うが、そういう分野でも「勝利至上主義」がたっとばれ、80歳で何メーター泳いだとか、何秒で走ったとかがもてはやされる。そういうのを見ていたら、他の高齢者は引け目を感じて、嫌気がさすだろうと思うが。

なぜ日本人は「他の人に比べてどうか」ばかり気にするのだろう。スポーツが好き、スポーツをやりたいというのは「個人の動機」であって、自分で完結してもいいはずだ。自分のペースで楽しめばいいはずだ。
私には私のスポーツ、となぜならないのか?だから、日本のスポーツ文化は何年たっても豊かにならないのだと思う。

・・・・・・・・・
・・・・・・・
抜粋終わり


旧軍に「野球は兵士の訓練に良い」ということで、野球が繁栄した。


日本におけるスポーツはほぼ「軍事訓練」で「優秀な兵士」を作るものに過ぎないのである。

で、それと多少逸脱した「サッカー」は勝てないのである。

サッカーは女子が世界最高峰で、男子は強いがそこまでではないのが、男子の方が「軍人訓練」
が今でも続いているっている証拠だろう。


お読みくださりありがとうございます。
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