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故国の滅亡を伍子胥は生きてみれませんでしたが、私たちは生きてこの魔境カルト日本の滅亡を見ます。
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P R
株式日記と経済展望  より

上記文抜粋
・・・・・・・・
韓国では、若者のかなりの部分が「殴られて命令を疑わなくなる」
人材育成を経験しているので、イノベーションが生まれにくい

私がしばしば挙げる例ですが、ある韓国人の友人が、自分は軍隊時代、創造性の芽を完全に摘まれた、一生後悔している、と告げてくれたことがあります。

 何か少しでも既存のものに疑いを挟むと殴られる、大日本帝国陸海軍式の「人材育成」が、現在も韓国の軍隊では継承されており、上官の命令に疑いを差し挟むような習慣、発想がなくなってしまうそうです。

 逆に唯々諾々と上の言うとおりにしておけば、昇進も早いし社会的にも栄誉が得られる。しかし、これだと確実に、グローバルに通用するクリエイティブな知性は育たない、つぶされてしまう。

 だから自分は、子供を米国で育てて、創造性の芽を詰ませないようにして」いるのだ・・・と、その友人も、我が子を育てる実践を例に挙げて、「創造性をつぶす教育」を害を教えてくれました。

 「韓国では、人口が少ないこと、38度線で北朝鮮と境を接していることから、男子は国民皆兵の状態がずっと続いています。つまり国の若者のかなりの部分が「殴られて命令を疑わなくなる」人材育成を経験しているので、ノーベル賞級のオリジナルな研究業績や、画期的なイノベーションが生まれにくいのだと思います」

 そう語る韓国人の友人の声に、深い響きを聞きました。

創造的知性を育てる方法:その1 別解課題

 いま軍人育成を例に「創造性をつぶす教育」を挙げましたが、その逆を考えて見ましょう。

 仮に軍で上官から命令があったとします。特攻でも原爆投下でも何でもいい、ともかく極端な命令が下されたとき、それにノーを言うか、言わないか。

 現場でノーばかり言われたら、軍隊は動きがとれません。だから「兵隊は殴れば殴るほど良くなる」などと言われるわけで、命令を疑わず、粛々と実行するのがいい兵員ということになる。

 この逆、つまりある戦術が示されたとき、

 「いや、その手以外にも、こんな勝ち方もある、こんな方法もある、あるいはこんな方法もある。△8六歩、△5七金、もっと大胆には△4二桂馬とか、ほとんど天才的・・・」

途中から将棋の話にずれてしまいましたが、同じ勝負に勝つと言っても、いくらでも違う勝ちのパターンが考えられるというのは、単線的に1つだけ正解を暗記しているのと比べ物にならない、足腰の強い知のエキスパートを育てます。

 朝永振一郎博士と同時に1965年ノーベル物理学賞を得たR.P.ファインマンは生前、

 「およそ理論家を名乗るのであれば、同じ仕事をするのに7つの異なる方法を持っていて当然」

 という意味のことを発言しています。いろいろな「別解」の方法を縦横に持っているから、1つの策に窮しても、別の案に事欠かない、プロの骨法の真髄その1と言えるでしょう。

 子供が創造性を伸ばし、柔軟で自在なクリエイティブに育つうえで、この「手数の豊富さ」は大変強力な助けになります。で、こういうことは学校教育を通じて伸ばすことができます。

 少なくともかつて武蔵高等学校中学校では、1つの問いに多数の別解を求む、という課題を出していました。例えば、

 「1年かけて、学年全員で『ピタゴラスの定理』の証明を100、違うものを出してみよう」

 という課題がありました。1学年が144人程度ですので、本当にすべて違うものであれば144個出てくる勘定になります。

 「ピタゴラスの定理の証明法」が本当に144もあるのか・・・? と思う人がるかもしれません。そう考えるのは「下手の手筋」です。

 違うんですね、発想が逆になると楽になる。(後略)



(私のコメント)

「株式日記」を毎日書く上で一番時間を食うのは、主題を見つける事であり、今日は経済、今日は外交、今日は政治などと順番に書いていますが、毎日同じ問題を書いても意味がない。読む方も書く方も飽きてしまう。大きな事件が起きれば主題は直ぐに見つかりますが、そうでない事の方が多い。

教育問題も「株式日記」で書いてきましたが、AO入試などで大学のレベルの低下が心配されます。AO入試の本来の目的は、とびぬけた才能を持つ学生を入学させることにあるのですが、確かに面接技術などは優れた才能のある学生が入学するようだ。

かといって記憶力だけでも大学入試は何とかなってしまう事もあり、創造力のある学生はなかなか育てにくい。芸大を出れば優れた画家や作曲家になれるわけではなく、文学部を出れば作家になれるわけでもない。だから大学を出る事が目的ではなく、大学を出た後にどれだけ能力を伸ばせるかが問題になる。

戦前の日本軍や現代における霞が関官僚は、大学卒業時の成績で出世が決まったから、陸軍大学を首席で卒業したものが大将になり、東大法学部の首席から財務省などの官僚に採用されて行く。大学卒業時においては優秀な能力の持ち主でも、勉強しなければ能力は低下して行く。

戦前の日本や韓国などでは、軍隊教育が行われて、軍隊式の訓練を施される事で創造性の芽が摘まれてしまうようだ。日本軍は兵士は優秀だが階級が上になるにつれて無能になって行くと評価されたが、記憶力だけの秀才軍人では戦争に勝てるわけがない。

大企業などにおいても、東大卒を大量に採用するような所は官僚化してしまって業績が停滞するのは、創造性に欠けた人材が経営幹部になって行くためであり、画期的な新製品を出せるような人材は東大法学部からは出にくい。

今年のノーベル物理学賞をもらった日本の三人の学者は、東大を出たわけではない。青色LEDを作成するには何万通りもの作成方法を試さなければならず、東大出のような秀才はそのような事はしない。東大とノーベル賞とは相性が悪くあまり縁が無いようだ。

IPS細胞でノーベル賞をもらった中山教授も東大出ではなく、どうして日本一優秀な大学の東大がノーベル賞に縁が少ないのは、教育方法に問題があるからだろう。大学を卒業してからの学習方法が違うからではないかと思う。

「株式日記」を毎日書いていくにも、新しい事を考えて書いて行かなければならないから、記憶力だけでは何も書けない。あらゆる物事に興味を持ち膨大な記事を読んで、様々な角度から切りこんで行かなければならない。最近の大学ではネット上のコピペだけで論文が書けてしまうから、作文能力が無くなってきた。

「株式日記」のコメント欄もコピペだらけで、自分の意見を自分の文章で書ける人は少ないようだ。理研の小保方晴子氏もコピペの論文で博士号を取ったようですが、大学教育に問題があるようだ。


・・・・・・・中略・・・・・

東大卒が優秀なら、1989年のバブルはとっくの昔に卒業できていた! (Unknown)
2014-12-22 17:55:32
TORAも、なんだかんだいっても、東大信者なのね。

 東大卒がそんなに優秀なら、財務省は、なんで日本経済が20年以上停滞しているのを打破できないの?

 東大卒が優秀なら、外務省は、何で中国に反論できないの?

 東大卒が優秀なら、経済産業省は、何で福一の事故が起きたの、その後の事故処理が進まないの?

 東大生で授業料を払っているのは、何人いるの?
 倒産したJALと同じで、半分以上の学生は、授業料を払っていないのでは?

 昔から、東大生が多く就職する会社は、業績が傾くというジンクスがある。これは、国家にもあてはまりそうだ。


・・・・・中略・・・・

Unknown (八坂)
2014-12-22 18:59:39
>韓国では、若者のかなりの部分が「殴られて命令を疑わなくなる」
人材育成を経験しているので、イノベーションが生まれにくい

全くその通りだな。

戦後日本では、老人のかなりの部分が「原爆落とされて親米を疑わなくなる」
占領政策を経験しているので、国家の独立主権が生まれにくい

例えば集団的自衛権に賛成した、コピペ日記の馬鹿な痴呆老人とかな。



東大理Ⅲにノーベル賞はいない! (Unknown)
2014-12-22 19:14:19
大学受験では天才とか神のごときという形容が付く東京大学理科Ⅲ類からノーベル賞をもらったのが皆無というのが如何に日本の大学入試は暗記で終わっているかを証明している。私は大学受験に失敗してコンプレックスから岩波文庫を大学時代に濫読した。ショウペンハウエルの「自ら考えること」は目からうろこの衝撃を受けた。本ばかり読んでいては駄目だと学者から言われたのです。学者は本を読んで何ぼという世界の人種なのに本を読み続けることは思考力を低下させる。必ず読んだ後に自ら考えることの重要性を説いていました。それと良い本は2回以上、反復することを勧めています。それから古典を読むべきで流行作家の本は時間と財布からお金を奪うと忠告しています。お陰で大学は三流でも下宿先で読み続けた岩波文庫がいまになっては私の知の源泉となりました。大学の授業よりどれだけ社会に出てから役立ったかわかりません。







・・・・・・・・
・・・・・・・・・
抜粋終わり

> 東大卒がそんなに優秀なら、財務省は、なんで日本経済が20年以上停滞しているのを打破できないの?

> 東大卒が優秀なら、外務省は、何で中国に反論できないの?

> 東大卒が優秀なら、経済産業省は、何で福一の事故が起きたの、その後の事故処理が進まないの?


たぶん、これが日本の学校教育が日本滅亡の先鋒隊である証拠である。


でも武蔵学園が良いとは思わない。



追記

武田邦彦 HP より


上記文抜粋
・・・・・・・・
なぜ、振り込め詐欺が無くならないか?・・・ニュースに思う


振り込め詐欺が後を絶たない。・・・老人だから仕方がない・・・と思っている人も多いけれど、普通の若い人を狙った電話の詐欺もある。そこには「簡単な詐欺に騙される日本人」がいるが、それが「超安全社回想法に学ぶ・・・社会はみんなのもの会だから」なら良いのだが、「羊だから」はいただけない。

振り込み詐欺が起こるのは、学校時代には「先生の用意したものと同じなら正解とする」という教育と、「おかしいと思っても質問せずにそのとおり従う」という社会規範が原因と思う。

東大卒業生が悪いことをするのは、頭が良い人が東大に行くのではなく、質問のとおりに疑問を持たずに答える人が東大に行くからだとにかく「学問的に間違っていることが分かっていても、出題者の気に入るように答える」ということだ。世の中に水素エネルギーなどがないことを知っていても、「燃料電池自動車はエコカーか」ということに対して、考えずに「エコ」と答える人がもてはやされる。

「分別しても燃やしているだけ」というのを知っていても、それを理解しようとするとバッシングを受けるので、黙って分別したり、「クールビズ」に逆らうと変人と思われると思って、世界で私服を規制しているのは日本だけと思ってもネクタイを外す。

「自分の頭で考えてはダメ」という教育と社会訓練をこれほど繰り返して叩き込まれれば、オレオレ詐欺などひっかかって当然である。

つまり、日本には、1)頭で考えてはいけない風潮、2)「振り込め詐欺」に類似した詐欺を政府などが行っているという現状がある。たとえば、

1)「子供に付け詐欺」(実施者:財務省、協力者:NHK)詐欺被害額1000兆円)
2)「温暖化詐欺」
3)「リサイクル・ダイオキシン詐欺」
4)「高血圧・減塩食詐欺」

5)「コレステロール詐欺」

一つ一つ説明の必要がないほど当たり前だが、誰も考えてはいけない詐欺だ。「子供につけを回すな」というのは、「子供ひとりあたり806万円の財産を、NHKが借金」といい、その内容を触れるとバッシングされるようにして、増税する。まさに詐欺である。

温暖化も同じで、ここ17年間世界の気温が上がっていないのに、大変だと脅して3兆円の利権を貪る。選挙に650億円かかると言われたが、毎年、温暖化利権で使う税金はその46倍である。これも考えてはいけない、データを見てはいけない、そして指摘できない。

リサイクル・ダイオキシン詐欺も同じで、ゴミが溢れる、史上最悪の猛毒と嘘をついて人を脅し、実は分別したゴミを焼却し、年間4000億円の税金を取っている。これも人を脅してお金を取る詐欺だ。

高血圧・減塩食詐欺も似ていて、コレステロールとともに今、詐欺の要素を整理しているところだ。いずれにしても、「理由を考えさせない・・・異端児というレッテルを貼ってバッシングする」、「不合理でも、指示通りにさせる」ということだから、内容はオレオレ詐欺と何ら変わらない。

日本が安全で、誠意ある国だったことは良いことだが、その素直な性質につけいったのは実はオレオレ詐欺の犯人ではなく、日本政府、NHK、知識人だったのだ。

(平成26年12月17日)

・・・・・・・
・・・・・・・
抜粋終わり


日本列島最大の悪党は、日本国であります。


お読みくださりありがとうございます。
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