故国の滅亡を伍子胥は生きてみれませんでしたが、私たちは生きてこの魔境カルト日本の滅亡を見ます。
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蒼天航路 217話 より
・・・・・・・・・・・・
おお民草どもめ
めいっぱいに家財をかかえ
重い足をひきずってまで
ついてきやがんのか
頭が下がるじゃねぇか
ろくに腕力もなく武器も持ってねえ上に
腹もすかせてんだろう
それなのに
曹操の大軍に
ひるまず
抗おうってえのか!
立派じゃねえか!
おめえたちこそ
義侠の中の
義侠だぜ
・・・・・・・・・・・・・・・・
張飛 {三国志 9}
お読みくださりありがとうございます。
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おお民草どもめ
めいっぱいに家財をかかえ
重い足をひきずってまで
ついてきやがんのか
頭が下がるじゃねぇか
ろくに腕力もなく武器も持ってねえ上に
腹もすかせてんだろう
それなのに
曹操の大軍に
ひるまず
抗おうってえのか!
立派じゃねえか!
おめえたちこそ
義侠の中の
義侠だぜ
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張飛 {三国志 9}
お読みくださりありがとうございます。
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蒼天航路 172 闇に宿る光
曹操
貴様らには広大無辺の大地を見渡す目と億の民を食わせる気概が足りぬ!
ふたたび関羽の呼びかけに応じるならば
命をはった言葉で天下を騙りに来い!
関羽
若者よ!おまえが人の営みの壮大さを想像できる者なら
地に万里の長城という境もなければ
人に漢民族という境もない!
中華という枠さえないぞ!
・・・・・・・・・・・・・
私の感想。
日本の為政者や、グローバル主義者には、これが決定的に無い。
曹操
貴様らには広大無辺の大地を見渡す目と億の民を食わせる気概が足りぬ!
ふたたび関羽の呼びかけに応じるならば
命をはった言葉で天下を騙りに来い!
関羽
若者よ!おまえが人の営みの壮大さを想像できる者なら
地に万里の長城という境もなければ
人に漢民族という境もない!
中華という枠さえないぞ!
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私の感想。
日本の為政者や、グローバル主義者には、これが決定的に無い。
三国志 ホウ統伝
現在天下は乱れ、正道は衰え、善人は少なく悪人は多い。
褒め過ぎるくらいの評価をして、名誉欲を満たしてやらなければ、善事を行なう者は増えないだろう。
それで今、十人を抜擢してやって、5人は失敗しても、なお半分の5人は手に入ることになり、
志ある者に希望を与え、努力させられるのだから、これもいいではないか
お読みくださりありがとうございます。
{ホウ統 三国志10 より}
現在天下は乱れ、正道は衰え、善人は少なく悪人は多い。
褒め過ぎるくらいの評価をして、名誉欲を満たしてやらなければ、善事を行なう者は増えないだろう。
それで今、十人を抜擢してやって、5人は失敗しても、なお半分の5人は手に入ることになり、
志ある者に希望を与え、努力させられるのだから、これもいいではないか
お読みくださりありがとうございます。
{ホウ統 三国志10 より}
三国志 董和伝 より 諸葛亮の訓示
「そもそも職務に携わる者は、人々の意見を求めて参考にし、主君の利益を上げるように。もしもわずかな不満によって人を遠ざけ、自分と意見の違う者を非難して検討しなおすことをいとうなら、仕事に欠陥を生じ損失を招くであろう。異なる意見を検討し直して適切な施策ができれば、ちょうど破れ草履を捨てて珠玉を手に入れるようなものである。
とはいえ、人間は残念ながらそうすべててのことに気を配れないものだ。ただ徐庶だけは、こうしたことに対処して迷わず、董和は職務にたずさわること7年、仕事上で不十分な点があれば、何度も考え直し、相談にやってきた。仮にも徐庶の十分の一の謙虚さと、董和の繰り返し検討する態度に心をよせて、国家に忠誠を尽くすことができるのならば、私も過失を少なくすることができるであろうに。」
「昔は、はじめ崔州平とつきあい、しばしば欠点を指摘され、後に徐元直{庶}と付き合い、何度も教示を受けた。先に董幼宰{和}といっしょに仕事をしたが、いつも言いたいことを遠慮なくいってくれたし、後に胡偉度と仕事に携わったが、たびたび諫言してまちがいをとめてくれた。私の性質は暗愚であり、すべてを受け入れることはできなかったけれど、しかしながらこの4人とは終始気が合った。これも彼らの直言をためらわない態度を証明するのにたるものである」
{諸葛亮 三国志9}
お読みくださりありがとうございます。
「そもそも職務に携わる者は、人々の意見を求めて参考にし、主君の利益を上げるように。もしもわずかな不満によって人を遠ざけ、自分と意見の違う者を非難して検討しなおすことをいとうなら、仕事に欠陥を生じ損失を招くであろう。異なる意見を検討し直して適切な施策ができれば、ちょうど破れ草履を捨てて珠玉を手に入れるようなものである。
とはいえ、人間は残念ながらそうすべててのことに気を配れないものだ。ただ徐庶だけは、こうしたことに対処して迷わず、董和は職務にたずさわること7年、仕事上で不十分な点があれば、何度も考え直し、相談にやってきた。仮にも徐庶の十分の一の謙虚さと、董和の繰り返し検討する態度に心をよせて、国家に忠誠を尽くすことができるのならば、私も過失を少なくすることができるであろうに。」
「昔は、はじめ崔州平とつきあい、しばしば欠点を指摘され、後に徐元直{庶}と付き合い、何度も教示を受けた。先に董幼宰{和}といっしょに仕事をしたが、いつも言いたいことを遠慮なくいってくれたし、後に胡偉度と仕事に携わったが、たびたび諫言してまちがいをとめてくれた。私の性質は暗愚であり、すべてを受け入れることはできなかったけれど、しかしながらこの4人とは終始気が合った。これも彼らの直言をためらわない態度を証明するのにたるものである」
{諸葛亮 三国志9}
お読みくださりありがとうございます。
晏子春秋 より
上記文抜粋
・・・・・・・
景公問ふ、国を治むるには何をか患ふる、晏子対ふるに社鼠猛狗を以てす【第九】
景公は晏子に問うて国を治めるには何を災禍として心配すべきか」と言った。
晏子は答えて「やしろにすむ鼠を心配します」と言った。
公は「どういうことだ」と言った。
晏子は答えて
「やしろは板を束ねてその上に壁を塗ってつくられます。鼠はそのすきまに住み着きます。鼠をいぶし出そうとしても、やしろを焼く恐れがあり、 水を注ごうとしても、やしろの壁を壊す恐れがあります。
鼠を殺すことができない理由はやしろに住んでいるためなのです。
国にもまたやしろにすむ鼠がいます。
人君の近臣です。内には己の悪を君主に隠し、外には己の権威を人民に押し付けて私利をはかります。これを誅しようとすれば、乱をなし、 また君主がこれをかばって誅することができません。これはまさにやしろの鼠です。
宋人で酒を売買する者がいて、酒器をつくるのはとても清潔で、酒屋の看板を高く掲げていました。しかし酒が売れなくて、くさって酸っぱくなりました。里人にその理由を問いました。
里人は
『あなたの狗がたけだけしいので、人が器を持って店に入り、あなたの酒を買おうとしても、狗が人をかんでいます。それが酒がくさって酸っぱくなる理由です』
と言いました。
国にもまた猛狗がいます。実権者がこれです。道徳学術のある人物や諸侯が主を求めているのに、実権者がこれにかみついています。これは国の猛狗です。
近臣は社鼠であり、実権者が猛狗であるならば、どうして主はおおわれないことがありましょうか。どうして国が災禍なくおられましょうか」
と言った。
・・・・・・・・・
・・・・・・・・
抜粋終わり
マスコミや官僚・学者は、偉い人。大企業の経営者も「偉い人」なのだろうか。
社のネズミや、猛犬にすぎないのが腐るほどいるのではないのか。
お読みくださりありがとうございます。
上記文抜粋
・・・・・・・
景公問ふ、国を治むるには何をか患ふる、晏子対ふるに社鼠猛狗を以てす【第九】
景公は晏子に問うて国を治めるには何を災禍として心配すべきか」と言った。
晏子は答えて「やしろにすむ鼠を心配します」と言った。
公は「どういうことだ」と言った。
晏子は答えて
「やしろは板を束ねてその上に壁を塗ってつくられます。鼠はそのすきまに住み着きます。鼠をいぶし出そうとしても、やしろを焼く恐れがあり、 水を注ごうとしても、やしろの壁を壊す恐れがあります。
鼠を殺すことができない理由はやしろに住んでいるためなのです。
国にもまたやしろにすむ鼠がいます。
人君の近臣です。内には己の悪を君主に隠し、外には己の権威を人民に押し付けて私利をはかります。これを誅しようとすれば、乱をなし、 また君主がこれをかばって誅することができません。これはまさにやしろの鼠です。
宋人で酒を売買する者がいて、酒器をつくるのはとても清潔で、酒屋の看板を高く掲げていました。しかし酒が売れなくて、くさって酸っぱくなりました。里人にその理由を問いました。
里人は
『あなたの狗がたけだけしいので、人が器を持って店に入り、あなたの酒を買おうとしても、狗が人をかんでいます。それが酒がくさって酸っぱくなる理由です』
と言いました。
国にもまた猛狗がいます。実権者がこれです。道徳学術のある人物や諸侯が主を求めているのに、実権者がこれにかみついています。これは国の猛狗です。
近臣は社鼠であり、実権者が猛狗であるならば、どうして主はおおわれないことがありましょうか。どうして国が災禍なくおられましょうか」
と言った。
・・・・・・・・・
・・・・・・・・
抜粋終わり
マスコミや官僚・学者は、偉い人。大企業の経営者も「偉い人」なのだろうか。
社のネズミや、猛犬にすぎないのが腐るほどいるのではないのか。
お読みくださりありがとうございます。