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故国の滅亡を伍子胥は生きてみれませんでしたが、私たちは生きてこの魔境カルト日本の滅亡を見ます。
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国際秘密力研究 より

上記文抜粋
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ツイートまとめ テーマ:裏権力の全派閥の思想的地図を描く。国際秘密力研究に於ける思想分析の現時点の集大成的内容。両建に嵌められない為のガイドとしてもご活用ください。

〇安倍が麻生を教皇に「フランシスコ」と紹介した由。麻生の洗礼名と教皇の名前が同じという訳である。教皇はイエズス会出身。おそらく麻生もイエズス会の宣教師に洗礼を受けたと推測される(確実なソースは未確認)。謂わば現代のキリシタン大名である。戦国時代と構図は何も変わっていないと言えよう。

〇明治以後の日本の基督教陣営は「カトリック対プロテスタント」両建構造と見る。前者は支配層や所謂上流階級に浸透した。宮中・宮内庁周辺にはカトリック関係者が多い。後者は在野知識人などを中心に広まり、明治時代に啓蒙主義と同時に流入したので左翼陣営と近い場合も多い。「西早稲田」人脈が典型。

〇その昔イエズス会は戦国大名という当時の支配層をキリシタン化させて彼らに武器・弾薬を供給し交易の利で釣って走狗化し対日侵略の先兵に仕立てた。軍隊で正面から日本を攻略するには当時の日本の武士は強すぎたのである。故に走狗化して侵略の先兵とする方針を取った。今も変わらない戦略だと見る。

〇イエズス会出身のフランシスコ教皇は「貧困の撲滅」を主張するが、同じイエズス会系の組織であるCSISはTPPやFTAAPという包括的奴隷条約を推進し新自由主義政策を広めて貧困と格差を拡大させている。貧困撲滅を掲げるSDGsと究極のFTAである新WTOの同時進行と重なる。右手と左手に過ぎない。これが両建。

〇裏権力の思想派閥を①一神教②神秘主義③理性主義の三大派閥に分類している。イエズス会は勿論①の派閥に分類出来る。イエズス会創設者のイグナチウス・デ・ロヨラが「霊操」という書を書いており、限りなく神秘主義的ではあるが、「神との合一」は説かないので一神教の範疇に収まっていると見ている。

〇自称グノーシス派はイエズス会を“批判”するが、これは②神秘主義の思想派閥による①の派閥との両建抗争に過ぎない。つまり裏権力の思想派閥同士の両建抗争である。基督教陣営は「カトリックVSプロテスタント」両建構造があり、この陣営の総体がさらに神秘主義陣営との両建構造をなすという入れ子構造。

〇プロテスタント系勢力はイエズス会批判と同時に天皇批判をする事が多いが、これは明治以後の基督教陣営の「支配層・上流階級・保守陣営に浸透したカトリックVS在野反体制知識人を中心に浸透したプロテスタント」という両建構造の傍証の一つ。謂わば“上と下から”の対日分進合撃である。左右両建に対応。

〇支配層・上流階級に浸透し走狗化・傀儡化する。一方は紐付き反体制勢力を育成する。横文字左翼人工芝一味の主要メンバーにはプロテスタント関係者が多い。フリーメイソンで言うと英国系と仏蘭西系にほぼ対応。現に保守系のカトリック知識人が英国被れだったり、プロテスタントが左翼と近かったりする。

〇英国系フリーメイソンと仏蘭西系フリーメイソンの中間は米国系フリーメイソンだと推察出来る。「英米系」とまとめられるが、米国を建国したフリーメイソンは仏蘭西系とも密接な関係があった。大東社のラ・ファイエットは独立戦争に参加し、ベンジャミン・フランクリンは九人姉妹ロッジに属していた。

〇このスレッドは裏権力の全派閥の思想的地図を描く事をテーマとしたい。裏権力の各思想派閥は他派閥を批判するので傍から見て部分的には正論を言ったりする。その正論の部分を見て特定の思想派閥、宗教、イデオロギーの陣営に引っ張り込まれる人は多い。思想的地図があるとかかる事態を防げると思う。

〇特定派閥が部分的には正しい事を言っていても、全体の構図の中で位置付けると只の両建抗争に過ぎないという場合は多い。ある思想的立場を全体の構図の中に位置付け分析する事が出来れば裏権力派閥に取り込まれるような事態を防げると考える。その為のガイドの指針となるような「地図」を作ってみたい。

〇英国系フリーメイソンは有神論・君主制支持で、仏蘭西系フリーメイソンは無神論(を許容。無神論者だけではない)・共和制支持だが、有神論で共和制支持のプロテスタントは石屋との関連ではこれまで未分類だったが、英国系石屋と仏蘭西系石屋の中間と言える米国系フリーメイソンに分類出来るだろう。

〇次に猶太系勢力について。猶太教徒は基本的に①一神教の派閥である。猶太密教とされるカバリストですら「神との合一」は説かないので②神秘主義の派閥ではないと見る。啓蒙主義の影響が強い大東社(仏蘭西系フリーメイソン)が親猶太人的で猶太系の革命家も多いので、猶太は③理性主義の派閥にも多い。

〇思想的地図により全体の構図の中に位置付けると特定派閥の動きの意味がクリアに分かるようになると思う。例えば、ニューエイジャーが「グノーシス派」を名乗り急に猶太や基督教を批判し出したのは②神秘主義派閥の立場から①一神教派閥の猶太教・基督教を批判している両建抗争の構図と分かる訳である。

〇思想的地図は特定の人物の解析にも応用できる。例えば、W氏は政治思想的には③理性主義派閥の大東社のシンパで、魔術師・魔女を名乗る自称・仏蘭西系薔薇十字団員なので②神秘主義派閥をも掛け持ちしていると分析できる。ミスターX666氏は神秘主義の立場から猶太基督教を叩いているので無論②の派閥。

〇裏権力の全派閥を射程に収める陰謀追及を追求している。特定の派閥のみを批判する者からは「希釈している」と言われた事もある。否!希釈に非ず。ありとあらゆる裏権力派閥を全て分析し尽し、全ての裏権力派閥の急所を全力で突き、全的な「破国際秘密力(国際秘密力を破る)」を目指しているのである。

〇国際秘密力の侵略の手法を①憑依型戦術と②革命型戦術に分類している。①は侵略対象国の歴史や伝統を改竄して乗っ取ったり、現地の統治者や支配層を傀儡化する手法である。②は現地の民衆を扇動するなどして紐付きの反体制勢力を育成し実力で現地の体制を転覆させる手法である。人工芝工作もこの一種。

〇Ⓐ憑依型戦術とⒷ革命型戦術は裏権力の三大思想派閥①一神教②神秘主義③理性主義とはどう対応するか。歴史的に①はⒶもⒷも使う。例:支配層のキリシタン化やキリシタンの武装反乱。②はⒶを使う事が多い。例:万教帰一思想などを唱えて付会。③は殆ど専らⒷ。例:コミンテルン工作、人工芝運動など。

〇「イルミナティ」なる呼称について。陰謀追及界で「イルミナティ」と言う場合二通りの意味があると見る。①裏権力の総体又は中枢部を指す場合。②1776年にアダム・ヴァイスハウプトが創設した啓明結社を指す場合。①の場合は総体を指すので分類不可。②は啓蒙主義結社なので理性主義派閥に分類出来る。

〇#日米FTA のような包括的奴隷条約の推進は走狗を政府中枢や議会に送り込んで、最終的にグローバル資本が国の主権を奪うクーデター工作なので憑依型戦術と革命型戦術の両方の要素がある。売国政治屋は昔のキリシタン大名に相当する。裏権力の傀儡が権力を握って日本を売る。構図は何も変わっていない。

〇裏権力の三大思想派閥①一神教②神秘主義③理性主義は全て実体論を奉じる。「実体」とは「他の原因・条件に依存せず、それ自体で存在する恒常不変なもの」を意味する。これを人間の「外」に想定するか、「内」に想定するか、「外」と「内」に想定するかの違いでそれぞれの思想傾向が分かれてくる。

〇①の猶太教や基督教は「ヤハウェ」や「ゴッド」という実体を人間の「外」に設定する。②のグノーシス主義は「グノーシス」という実体を「内」に設定する。同じく②の新プラトン主義は内なる実体と外なる実体(一者、ト・ヘン)の「合一」を志向する。③の啓蒙主義は「理性」なる実体を内に設定する。

〇③理性主義では内にも外にも実体を設定する。例えば唯物論や素朴実在論などは人間の「外」に「物質」という実体を想定するし、デカルト以来の近代哲学では「自我」「理性」「精神」という実体を人間の「内」に想定する。このように「実体」をどこに設定するかであらゆる西アジア以西の思想を分類可能。

〇常住不変の「実体」というものは認識可能な無常な現象の中には確認されない。故に「ある」とも「ない」とも断定する事は出来ない。基本的に形而上学的な独断に属する。だが、この「実体」を如何に想定するかで思想傾向が分かれてくるので思想派閥の分類・分析の為には実体観の考察は有意義なのである。

〇各裏権力派閥に取り込まれて思想的末端分子となった者は自らの思想派閥への批判を他派閥の者からの批判と思い込む傾向がある。それだけ両建構造の狭い世界に生きている訳である。例えば、グノーシス一味を批判すると神秘主義派閥と両建対立する一神教派閥の人間だと決めつけてくる。視野狭窄の極みだ。

〇思想的地図シリーズの続き。次は悪魔教について。悪魔教は二種類ありと見る。有神論的悪魔教と無神論的悪魔教である。前者は①一神教派閥に、後者は②神秘主義派閥に分類出来る。前者は基督教を反転させたような一神教の一種である。後者はニューエイジの思潮の一つである。アントン・ラヴェイが代表。

〇裏権力の中枢の連中は悪魔教信者と言われる。この場合は有神論的悪魔教の可能性が高いと推測する。無神論的悪魔教はニューエイジの思想の一つで、ロックンロールなどの対抗文化とも関係があり、米国の「悪魔教会」はこの一派の団体である。逆五芒星がアイコンの横文字左翼がいたが、これは後者だろう。

〇絶対善の概念があるから絶対悪の概念も成立する。対概念の相互依存性である。「善なる絶対神」の観念があるから絶対悪の象徴の「悪魔」の観念も出てくる。歴史的に具体的に言うとペルシャの善悪二元論が起源。これが後期猶太教に影響し、基督教の成立に繋がった。故に悪魔教は基督教文化の一部である。

〇悪魔教の成立過程を分析し図式化する。①ゾロアスター教のペルシャ的二元論が成立。②セレウコス朝圧迫下の猶太教に影響し後期猶太教が成立。③基督教が成立。④「悪魔」の観念が形成。異教の神々などを「悪魔」とする。⑤基督教の悪魔観を受け入れつつ「悪魔」に肯定的価値評価を与える悪魔教が成立。

〇「唯一絶対の善なる神」という観念は世界の「悪」の起源を説明する為に論理必然的に「絶対の悪神」「悪魔」の存在を要請する。かくして善悪二元論が成立。歴史上ではペルシャの二元論が猶太教に影響して「後期猶太教」が成立し、後に基督教の形成に繋がったと見る。これと表裏をなすのが悪魔教と分析。

〇悪魔教は基督教と表裏をなすものと見るが、グノーシス派も重なる部分がある。グノーシス主義では猶太教や基督教の「造物主」を「デミウルゴス」という悪神と見なす。デミウルゴスが創造した宇宙を「悪」と見なし、そこから霊魂を解放するというのがグノーシス主義の反宇宙的二元論という教義である。

〇基督教と表裏をなす悪魔教も古代の猶太教・基督教周辺の思潮の中から出たグノーシス主義も猶太教・基督教の「造物主」概念を一応認めた上で、それに対してマイナスの価値判断を下す訳である。つまり、宗教的概念を共有しつつ価値判断を反転させているのである。これは両建同根と言い換える事が出来る。

〇悪魔教は基督教文化圏が出た基督教文化の付属物である。「絶対善」の観念と対になって「絶対悪」の観念が出る。後者の象徴が「悪魔」である。絶対善神の信仰者は絶対悪神又は悪魔の存在も信じる。これは対概念の相互依存性からくる論理的な必然性。対概念に限らず概念は他の概念との差異で確立する。

〇西洋で「デモーニッシュ」という言葉は「力」を連想させるようだが、ファウスト博士の物語の如く悪魔教の「悪魔と契約して超越的な力を得る」という観念は人間が全てを支配するという人間中心主義にも繋がる発想である。人間一般ではなく特定の集団に限定すると裏権力の寡頭独裁の論理そのものとなる。

〇つまり「悪魔から特別な力を与えられた悪魔崇拝者が全てを支配する」という観念である。基督教の「人間が自然や動物を管理・支配する」という発想もこれと同型。基督教は「神」を立てるが、「神」以外に対してはあくまでも人間が「主人」なのである。「人間が中心」という論理の骨格は悪魔教と同じ。

〇「神」中心の基督教から「人間」中心のルネサンスへという歴史があったが、「神と悪魔」の対比は「神と人間」の対比と重なる。こらら「神」「悪魔」「人間」は全て実体論的観念である。悪魔教では「悪魔」が「神」に代わり、人間中心主義(近代ヒューマニズム)は「人間」が「神」に代わるという論理。

〇ルシファー主義は「人間中心主義」の「人間賛歌」でもある。ルシファー主義の「光」の象徴は近代的「理性」を掲げる啓蒙主義のシンボルでもあり得る。そう考えると有神論的悪魔教と無神論的悪魔教は決して無関係でないと分かる。無神論的悪魔教は「人間が神」とするニューエイジの一思潮だからである。

〇ルシファー主義の「光」の象徴が近代的「理性」を掲げる啓蒙主義のシンボルでもあり得るとするならば、裏権力の三大思想派閥の一つ③理性主義の派閥とも関わってくる。このように「悪魔教」の分析を通じて裏権力の三大思想派閥①一神教②神秘主義③理性主義が相互に密接に繋がっている事が見て取れた。

〇裏権力(国際秘密力)を思想的側面から①一神教②神秘主義③理性主義の三大派閥に分類し分析してきた。これと国内の裏権力派閥Ⓐ統一協会系Ⓑ大本教系Ⓒ大東社系はどのように対応するのか。まずⒶは基督教をベースとする朝鮮系の新興宗教なので①に分類出来る。教祖の個人崇拝の傾向が強いのが特徴。

〇通常の基督教が「イエス」を救世主とするのに対して朝鮮の基督教系新興宗教は「イエス」より教祖の「権威」を高く設定して教祖を救世主のように崇める個人崇拝の傾向が強いのが特徴である。統一系右派は明治を礼賛するが、明治時代に長州閥の伊藤博文らが作った所謂「天皇教」は基督教をモデルにした。

〇次にⒷ大本教系。Ⓑは①一神教と②神秘主義に関わる。大本教は神道系新興宗教の源流。「天地の創造主」という観念を平田派国学から受け継いでいる。平田派はキリシタン神学の影響を受けているので、この点で①に分類される。出口王仁三郎は「神は唯一。他はエンゼル(天使)」みたいな事を言っている。

〇大本教の開祖は出口直だが、実質的に教義を作ったのは出口王仁三郎と浅野和三郎だとされている。彼らはスウェーデンボルグの思想や神智学など西洋のオカルト思想を導入して教義を拵えた。故に西洋神秘主義の派閥。浅野は海軍の英語教官で神智学や英国心霊学に傾倒していた。英国系石屋の系列である。

〇次にⒸ大東社系。Ⓒは当然の如く③理性主義の派閥である。Ⓒだけ国内の組織名でないのは、この勢力には陣営全体を統括又は包括、包摂する程の組織がないからである。この陣営の老舗は日本共産党だが、「共産党系」と括るには影響力が小さい(戦後の初期は別)。故に左翼の源流に当たる大東社で括った。

〇Ⓑ派閥はオカルト業界や所謂「陰謀論」業界にも強い影響力を持っていると見ている。日猶同祖論など「偽史」にも深く関わっている。オカルト、紐付き「陰謀論」、偽史等々の各種思想ツールの製造と流布。伝統的な思想や歴史を西洋の裏権力に都合がよいものに改竄する工作「憑依型戦術」を担当する派閥。

〇裏権力の三大派閥①一神教②神秘主義③理性主義は全て実体論を信奉する点では同じ。皆「究極の実体」を設定する。その中身が「神」「悪魔」「イデア」「一者(ト・ヘン)」「グノーシス」「人間」「理性」「自我」「精神」「物質」等々色々あっても、「究極の実体」を設定する思想枠組みは変わらない。

〇このスレッドでは思いつく限りあらゆる角度から裏権力全体の思想的見取り図=思想的地図を描いていくつもりである。全体を俯瞰して見る事が出来ると各勢力の立ち位置が明瞭に分かるので、特定派閥に引っ張り込まれて両建に嵌められる事態を防ぐのに資する事が出来ると思う。その為のガイドになればと。

〇自称グノーシス一味のにわか猶太教・基督教批判は論理的な基督教批判にスピ色を注入して乗っ取ろうとしているかのようである。英国系フリーメイソンの影響下にある勢力お得意の憑依型戦術だろうか?しかも、基督教批判自体も薄っぺらい。かなり周回遅れなのだが、己らでは「最先端」と思い込んでいる。

〇英国系フリーメイソンは有神論・君主制支持、仏蘭西系フリーメイソンは無神論(も認める)・共和制支持、米国系フリーメイソンは有神論・共和制支持、と分類・分析した。英仏系はこれまで多く指摘したが、米国系は。ジョン・ロックの基督教を理論的前提とする社会契約論が米国系石屋の思想だと見る。

〇以前、有神論・君主制支持の英国系石屋と無神論(を許容する)・共和制支持の仏蘭西系石屋の中間が有神論・共和制支持の米国系石屋だと分析したが、基督教プロテスタントの有神論を前提として社会契約を論じたジョン・ロックの思想が有神論・共和制支持の米国系フリーメイソンの思想に相当すると分析。

〇次にフリーメイソンと猶太の関係について。昔の陰謀研究では「ユダヤ・フリーメイソン」という呼称が用いられていた。これは猶太と石屋の密接な関係と同時に、両者は本来別だった事を含意していると見られる。その猶太と石屋の関係は如何。まず英国系石屋。英国系石屋は親猶太と反猶太の場合がある。

〇英国系フリーメイソンは当初は猶太人は入れなかった。後に門戸が開かれたようだ。オランダなどから来た猶太系金融業者の勢力伸長と軌を一にすると推測。この歴史的経緯を反映してか、英国系石屋は親猶太と反猶太の場合があるようだ(両建)。例えば石屋メンバーと猶太系団体が両建抗争をする事もある。

〇英国系フリーメイソンの影響下でブラバッキーが作った神秘思想が神智学である。つまり神智学は英国系石屋の系列の思想。この神智学が影響してアーリア主義的な「アリオゾフィ」という神秘思想が出来た。これがナチズムに影響を与えたので、ナチズムの源流を英国系石屋の思想と見る事も無理ではない。

〇神智学が後にニューエイジ思想を生み出したので、ニューエイジも英国系フリーメイソンの系列の思想である。神智学に傾倒するニューエイジャーが「グノーシス派」を名乗り急に猶太や基督教を叩き出したのも、思想の系列から見ると別段驚くべき現象ではないと分かる。彼らの猶太や基督教叩きは両建抗争。

〇次に仏蘭西系石屋。大東社は啓蒙主義的なフリーメイソンで、猶太との関係では専ら親猶太的である。大東社員が反猶太の場合は皆無なのでは。末端でもそれが言える。大東社シンパのW氏は朝鮮人を叩く事はあっても、猶太人の悪口を言う事はない。反猶太の場合もある英国系と違い、仏蘭西系は専ら親猶太。

〇裏権力の全派閥の分析をしていると「希釈」「真の敵を見えなくさせる」とか言われる事がある。その指摘は全く当たらない。CFR、CSIS、自公政権などはっきりした日本の「敵」を断固追及しつつ、あらゆる裏権力派閥を全方位的に分析している。思想分析等は喫緊の情勢論をしっかりやった上で行っている。

〇吾人の陰謀追及は二段構えである。眼前の日本解体工作の追及が最優先。その上で思想や歴史など裏権力の全体像を描く分析をする。陰謀追及は二種類ありと見る。①情勢論的陰謀追及。②学究的陰謀追及。日米FTAなどの売国政策の追及は①である。これが喫緊の最優先課題である。②は裏権力の思想分析等。

〇CFRやCSIS、ジャパンハンドラーズ、自公政権、別動隊の野党等々ははっきりとした目に見える日本国民の敵である。眼前の「真の敵」は明確に断定する。その一方で、これらに反対すると見せかける世界連邦派などの動きにも目を配る。その上で裏権力の中枢=黒幕の追及の為に裏権力の全派閥の分析をする。

〇CSISなどの眼前の敵より深い所にいる国際秘密力の中枢が何なのかは諸説あって容易に断定し難い。だが、思いつく限り裏権力派閥を全方位的に分類して追及すれば「黒幕」にもヒットすると考える。裏権力の全派閥を一つも討ち漏らさないようにして急所を全力で突く。こうすればどれが黒幕でも結果は同じ。

〇宮本武蔵は目付けには「観の目」と「見の目」があると述べている。表層の現象とその本質の両方を見抜く観察眼が必要という事と解釈。陰謀追及でも複眼的・重層的な視点が重要性だと考える。「見の目」にて情勢論を明確に論じつつ、「観の目」で全体の構造を分析する。この両者を陰謀追及の両輪とする。

〇売国政策など喫緊の情勢問題の追及は「見の目」、裏権力の総体の構造分析や思想解析は「観の目」に相当する、と個人的には解釈。陰謀追及には①情勢論的陰謀追及と②学究的陰謀追及があり。陰謀追及者は①に特化するタイプ、②に特化するタイプ、①と②両方をやるタイプがいる。吾人は三番目のタイプ。

〇①に特化する陰謀追及者から見ると②は迂遠に映るかもしれないし、②に特化する陰謀追及者から見ると①は表層的に映るかもしれない。だが、両者は車の両輪である。以前述べたように末端現象の「事」には本筋の「理」が表れる。事の追求無くして理は明らかにならず、事は理を離れては明らかにならない。

〇情勢論的陰謀追及と学究的陰謀追及の位相を分けているので、裏権力派閥の全方位的解析をやるからといって決して眼前の敵を曖昧にするような事にはならない。眼前の敵をきっちり見定めた上での事である。「見の目」と「観の目」を使い分ける如く、複眼的・重層的に陰謀追及を行うのが個人的には理想。

〇さて、裏権力内のワンワールド化工作の路線の違いで大きく「グローバリズム派」と「世界連邦派」に分けているが、これと裏権力の三大思想派閥①一神教②神秘主義③理性主義の関係はどうだろうか。グロ派にも世界連邦派にも①~③がそれぞれいるが、グロ派は①、世界連邦派は②③が比較的に多いと見る。

〇例えば、米国に拠点を置くグローバリズム派の新自由主義政策を大票田や実働部隊として下支えしているのが米国の基督教福音派である。福音派は言うまでもなく①である。新自由主義政策とセットのネオコン政策を指示しているのもこの一派である。福音派の日本側カウンターパートが右派系新興宗教である。

〇国内の世界連邦派には宗教関係者が多い。新興宗教だと大本系人脈が中心的勢力である。この一派は既に述べたように②神秘主義の派閥である。神道や仏教など伝統宗教関係者もかなり取り込まれている。彼らは一神教や西洋神秘主義的発想をするのが特徴。神智学に影響を受けた鞍馬寺の信楽香雲は顕著な例。

〇次に③理性主義派。グロ派の一角であるネオコンは元々トロツキー主義からの「転向」組なので理性主義派閥と見なせよう。彼らはヘーゲル的な進歩史観を信奉している。大東社が掲げる啓蒙主義は進歩史観が特徴。ネオコン以外だと理性主義派は概ね世界連邦派に分類する。大東社系左翼も世界連邦派である。

〇①グローバリズム派と②世界連邦派と国内の三大裏権力派閥Ⓐ統一系Ⓑ大本系Ⓒ大東社系の関係は如何。これは明確。Ⓐが①で、ⒷとⒸは②だろう。これに関してはほぼ一致すると思う。とは言え、統一の機関紙に世界連邦運動に肯定的な記事が載るなど、世界連邦運動は全派閥が広く賛同していると推測する。

〇裏権力の②神秘主義派閥、フリーメイソンで言うと英国系の思想的末端分子の自称「グノーシス」一味は予防ブロックして他人の悪口を言うしか能がないとはかなり情けない。仏蘭西系のデマ屋W氏ですらブロックはしてきてない。グノ一味は異論があるなら直接どうぞ。度胸があるならば。いつでも歓迎する。

〇グノーシス一味は幾らなんでも臆病すぎる。親玉らしきY氏とG氏のツーマンセルは1、2度仕掛けてすぐにブロックしてきた。その子分らは端から予防ブロック。ミスターX666氏は周回遅れの薄っぺらい「基督教批判」がY氏に酷似。まともな人がツイを止めてこんなのが増殖。陰謀追及界隈の質が下がる一方。

〇基督教批判の主要な論客がツイッターからいなくなって、神智学やらニューエイジやらを信奉する連中が「グノーシス主義」を名乗ってスピ色を注入した薄っぺらい周回遅れの「猶太教・基督教批判」を展開。自分らが「最先端」と自惚れ。そんなに自信があるなら予防ブロックなどせず論争をしてみなさい。

〇グノ一味はグノーシス主義批判をする者を「工作員」呼ばわりするのが特徴。自己投影である。にわかに自称「グノーシス」一味が出てきたのは陰謀追及界隈の質を下げる為の工作ではないかと思える。実際もし愚ノ一味が増殖すると陰謀追及界隈が英国系フリーメイソンの影響下に取り込まれてしまう。注意。

〇私に下手に論争を仕掛けて普段装っている理知的な仮面が剥がれて異常な偏執狂とばれて正体が露呈した者らがいる。論争になるとどうしても「地」が出るのである。工作員の正体を暴くのは論争が一番。論争は地が出るので誤魔化せない。私も熱血+粗忽者の地が出るが(笑)相手の正体を暴けたらそれでよい。

〇そう言う意味では端から私をブロックして逃げている自称「グノーシス」一味のやり方は「賢い」と言えない事は無い。自称グノ一味は非常に情けないチキンな連中ではあるが、陰謀追及界隈で大本系人脈の影響がせっかく減退したのに、こういう連中が増殖すると、再び取り込まれかねないので注意喚起した。

〇「予防ブロックで異論を見えない状態にして徒党を組み、信者を囲い込んで同じ世界観を刷り込む」というあり方はカルトそのものだと気づいてないのだろうか。オウムもグノーシス主義の影響を受けたカルトだった。彼らは紐付き「陰謀論」を思想ツールとした。陰謀追及界隈でのオウム化工作を警戒する。

〇陰謀情報をエサにカルト又はカルト化に引っ張り込もうとする動きを警戒すべき。これまで良質な陰謀追及者の方々がツイッターを去るのを何度も見てきた。逆に、「にわか」のタチも質も悪い連中が幅を利かせ陰謀追及界隈の質を下げる。まさに悪貨が良貨を駆逐する。そうならない為にも警鐘乱打を続ける。

〇陰謀追及をしていると様々な思想信条の追及者との交流が出来る。思想分析とその思想を信じる人達への攻撃は別だと考えている。それははっきり言っておきたい。ここがデリケートで難しい所。特定の思想信条を持っているだけで排除したり工作員認定したりするつもりはない。個人の思想信条は内面の問題。

〇人様の内面に土足で踏み込むのは野蛮だと考える。あくまで思想の論理を客観的に分析するのみ。だが、特定の思想に執着して徒党を組み人を囲い込んで、他者を誹謗中傷したりデマ工作を行うような連中は遠慮なく工作員認定する。こういう連中はその「行い」を見れば工作員認定されても仕方ないのである。

〇思想分析が特定の思想を信じているというだけで人を攻撃したり工作員扱いしていると誤解される恐れがあるのではと以前から気になっていたので思想分析のスタンスを一度明確にしておきたかった。特定の思想を他人に押し付けたり、他者を攻撃したりしない限り、誰が何を信じても干渉するつもりはない。

〇とは言え、思想と人格は密接なので、思想を批判・吟味すると自らの人格を傷つけられたように思う人がいても不思議はない。ここが非常に難しい所である。だが、吾人の「筆誅」は「行為」を基準にしているとご理解頂きたい。思想信条だけの故に他者を攻めた事は一度もない。工作員は「行為」で決まる。

〇「グノーシス斬り」は以下のスレッドで尽きている。途中自称「グノーシス」一味の主要人物との「香ばしい」論争がある(この直後ブロックしてきた)。一年以上前にここまで斬っているのに、まだ動いているとはとんだゾンビ軍団だ。仏蘭西系も相当だが、英国系石屋もしぶとい。
「最近方々で「グノーシス」という言葉を目にする事が増えた気がするのでグノーシス主義について分析しておく。グノーシス主義は「認識論上の錯誤から生まれた形而上学」というのが吾人の分析である。人間の心の問題を物質の問題に転嫁したのである。物質に対する「欲」の問題を「物質が悪い」とした。」https://twitter.com/kikuchi_8/status/1012743539967422465

〇「グノーシス斬り」はブログにも書いていた。
破グノーシス主義①https://kokuhiken.exblog.jp/29633166/  

破グノーシス主義②https://kokuhiken.exblog.jp/29645735/

〇自称グノーシス一味は「初期のフリーメイソンは正しかった」みたいに言う。近代メーソンの「憲章」を作ったのはジェームズ・アンダーソンという長老派の牧師である。彼らが批判する基督教の牧師がメーソン憲章を作成した訳である。矛盾も甚だしい。自称グノ一味は英国系石屋の思想的末端分子である。

〇自称グノーシス主義者は「日本人はグノーシス主義的」と言って取り込もうとするが、惑わされるべからず。英国系石屋が得意とする憑依型戦術の典型。日本には反宇宙的二元論などないし、その昔は才知に驕る事を「さかしら」として戒める気風があった。「日本人は猶太人」と言う日猶同祖論と同じ手口。

〇日本人を褒めるフリをして自陣営に取り込もうとするのである。以前この手口を「上げて落とす」やり方と指摘した。「日本人は真の猶太人」「日本は隠された聖書の国」とか言って猶太教や基督教の枠組みに引っ張り込む、「日本中心の世界統一」と言ってワンワールド化に誘導するなど様々な手口がある。

〇日本では「さかしら」を嫌う。これは知恵の軽視ではない。知に執着し知に驕る事への戒めである。「グノーシス(知識)」を誇る事は「さかしら」である。明治以前の日本では決して知を抑圧する事は無かった。理知的思潮があると、それに批判的な思潮も出て社会の総体で見ると均衡している事が多かった。

〇例えば、奈良平安の学問仏教に対して鎌倉仏教が出た。江戸時代に主知的な朱子学が広まると、朱子学を批判する古学が出た。古義学の伊藤仁斎は朱子学の「理」への偏重を批判し現象主義的な一元気論を説いた。古文辞学の荻生徂徠は自然界の「理」を極め尽せるという前提に立つ理論知そのものを否定した。

〇さらに儒学自体を「理」に偏る「漢心(からごころ)」と批判し「事(具体的な事物や文献)」に拠るべき事を文献実証主義的な姿勢で主張する国学が出た(キリシタン化した平田派は別)。実は国学の方法論は徂徠の古文辞学の影響を受けている。古学も国学も総体として「理」重視の朱子学との対比である。

〇このように日本の思想史では理知的な思潮があると必ずそれに対抗する思潮も出て総体としてみるとバランスが取れていた。互いの思潮はあくまで学問や議論の上では激しくぶつかり合ったが、相互に潰し合うようなことはせず、実際には共存し影響を与え合った。これが「殲滅」「両建文化」の西洋との違い。

〇「理」を重視する理知的思潮とそれを批判する「事」を重視する思潮の総体が日本の思想史なので日本人を主知主義的と見なして「グノーシス主義的」などと決めつける憑依型戦術に注意すべきである。具体的な「物」「事」を重視し理論知を否定した徂徠が元々朱子学者だったように、理と事は相補的である。

〇江戸幕府の文教政策では朱子学を正統としたが、朱子学を批判する古学や国学、陽明学その他も存在を許され活発だった。江戸時代までは仏教でも各宗派の僧侶が奈良の学問寺で三論や唯識、因明などの学問を学ぶ習慣があったようである。理知的な学問仏教と実践仏教が相互に殲滅し合うような事はなかった。

〇「自力」と「他力」というカテゴリもある。西洋では「他力」の基督教と「自力」のグノーシス主義や理性主義が敵対するが、日本では仏教の自力宗と他力宗が共存した。そもそも仏教は「因縁」「縁起」を言うのが究極的には「自力」も「他力」もないという事なのだろう。ここにも日本と西洋の違いがある。

〇グノーシス派が「知識」に過剰に執着するのは極度に反知性主義的な基督教の反動である。教会が支配した西洋中世に於いては知的活動は極度に抑圧された。それ故、西アジア以西の古代以来の知的潮流は「秘教」として地下に潜り秘密結社を形成した。極端な知の抑圧と極端な知への執着は表裏一体である。

〇極度の反知性主義的な抑圧体制などなかった日本では、その反動としてのグノーシス主義的な思潮もなかった。西洋とは歴史と社会の構造が違うのである。歴史的文脈の違う異質な社会同士を付会して「日本人はグノーシス主義的」などと言うのは日本人を西洋的枠組に取り込もうとする思考誘導と言う他無い。

〇日本に極度の反知性主義的抑圧体制など無かった事を示す例を挙げる。大阪に山片蟠桃という町人学者がいた。蟠桃は「無鬼論」を唱えた。ここで言う「鬼」とは「霊魂」や「神霊」を指す。「無鬼論」は謂わば「無神論」である。蟠桃は無鬼論故に抑圧される事もなく各藩に重用され終生富裕な商人であった。

〇山片蟠桃の同時代の西欧で無神論者が言論を何ら抑圧される事も無く、社会的に重用され終生富裕な商人として過ごす、という事があり得たとは思えない。価値判断ではなく社会の違いを述べているのみ。文脈の違いを無視して反知性主義とその反動の知性至上主義という枠組みを当てはめる愚を批判している。

〇兼好法師の徒然草に「強ひて智を求め、賢を願ふ人のために言はば、智恵出でては偽りあり 才能は煩悩の増長せるなり 伝へて聞き、学びて知るは、まことの智にあらず」とあり。これはグノーシス主義批判としても読める。鎌倉時代随一の知識人にしてこの言あり。「日本人はグノーシス主義的」は僻事なり。

〇グノ派は「強ひて智を求め、賢を願ふ人」である。「智恵出でては偽りあり 才能は煩悩の増長せるなり」とある如く「知恵」を誇って思考誘導し、才知に執着し他人を囲い込もうとするのは支配欲という「煩悩」の増長に他ならない。「伝へて聞き、学びて知」ったグノーシス(知識)は形而上学的独断なり。

〇兼好法師の言う「まことの智」とは。スッタニパータで仏陀がトーデイヤという学生から「諸々の欲望のとどまることなく、もはや妄執が存在せず、諸々の疑惑を超えた人」について質問されて「智慧のある人であるが、しかし智慧を得ようとはからいをする人ではない」と述べている。智慧に執着しない事。

〇反知性主義の反動としての知性至上主義はあまりに「智慧を得ようとはからいをする」ので、「まことの智」から遠ざかっている、と兼好法師ならば言うかもしれないと想像する。正直、「グノーシス(知識)」を誇る自称グノ派に「智恵」があるとは到底思えない。知への妄執はかえって知を鈍らせると思う。

〇グノーシス派を批判するのは基督教だけではないし、基督教を批判するのはグノーシス派だけではない。両方批判する視点もある。日本人は元から歴史的文脈が違うのでそれが可能なのである。故に裏権力は傘下の派閥に取り込んで両建に絡めとろうとしてくる。その罠を見破り、両建の枠の外から追及すべき。

〇両建の枠の外から追及する為には日本人としての立ち位置を確認する必要があるので、徒然なるままに日本の思想と歴史の構造について考察してみた次第である。国学、仏教、儒学とかいう特定の思想学問だけでなく、日本の歴史と文化と社会の構造を総体的に見て「日本及び日本人の立場」を考察した次第。

〇「猶太教・基督教を批判するのはグノーシス派だけ」
「グノーシス派を批判するのは猶太教・基督教だけ」と思い込ませて両建の思想枠組みに取り込もうという罠に要注意である。この罠を破る為に猶太教・基督教とグノーシス主義を両方批判する即ち「破両建=両建破り」する視点があるという事を示した。

〇自称グノーシス主義一味は「漫画やアニメはグノーシス主義に満ちている」と言う。これはある意味その通り。だが、それ故に彼らの論理が破綻する。漫画やアニメの供給元は各メディアである。メディアは裏権力支配下。裏権力がグノーシス派を弾圧しているなら何故グノーシス思想の流布を許しているのか。

〇自称グノ派は「漫画やアニメは基督教が嫌がるグノーシス主義に満ちている」と言う。「基督教が世界を支配している」のに漫画やアニメを配信する各メディアは支配せずグノーシス主義の宣伝を放置しているという不自然な仮定となる。この時点で論理破綻。故に基督教とグノーシス主義が両建なのは明らか。

〇漫画やアニメの制作者は個々の漫画家や制作会社としても実際の発表は出版社やテレビ局を介する。「新聞やテレビは基督教に支配されているが、漫画やアニメは別」という仮定は不自然。裏権力が傘下のメディアを通じ「漫画やアニメを利用してグノーシス主義を宣伝している」と解釈する方が自然である。

〇一方、漫画やアニメ以外の出版業界はどうか。例えば猶太教や基督教を批判した書物を書店で探してみるとよい。それらを称賛する本に比べると批判的に研究した本は圧倒的に少ないはずである。全くない場合もあろう。また学校の教科書は勿論大抵の歴史本ではキリシタンは「迫害された」としか書かれない。

〇漫画やアニメ、ゲーム等では「悪魔」「デビル」「ルシファー」が善玉で登場する事は確かに多い。「悪魔くん」「デビルマン」等々数え上げたらきりがない。一方で、それ以外の時代物ドラマなどではキリシタンは必ず被害者として描かれるし、ハリウッドでは猶太人が悪役として描かれる事は絶対にない。

〇要するに裏権力支配下の各種媒体に於いて猶太教や基督教の批判を抑止する事と、グノーシス主義を宣伝する事は、部署による「担当」の違いというだけである。つまり、「両建」である。グノーシス主義が裏権力から抑圧されているならメディアが供給するアニメ、漫画、ゲーム等々に溢れているはずがない。

〇また、陰謀本業界で何故、基督教系と並び大本教系が多いのか?大本系が本当に「抑圧」されているなら、これはあり得ぬ事。プロの陰謀本業界では基督教系と大本教系(シンパ含む)は双璧なのである。ミスターX666氏が言う如く大本系が反基督教なら何故陰謀本業界で両者が双璧なのか?ここでも論理破綻。

〇このように平気で論理矛盾を犯す「グノーシス」とは一体なのか。人間の「知」は間違いを犯すものである。その事を謙虚に認める事からよりよき知恵も出るはずである。老子は「知恵出でて大偽あり」と言った。まさにグノーシス主義者に送りたい言葉。さかしい浅知恵を振りかざすと大きな偽りが出てくる。


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・・・・・・・・
抜粋おわり


これの記事もよく読んでくれたらありがたいです。


お読みくださりありがとうございます。
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忖度する対象物から本音が判る!
  • from ローレライ :
  • 2019/12/16 (16:30) :
  • Edit :
  • Res
攻撃扇動しても忖度する対象物から本音が判る!
Re:忖度する対象物から本音が判る!
2019/12/16 20:19
>攻撃扇動しても忖度する対象物から本音が判る!

ですよね。
煽ててカモにするのが天皇カースト教!
  • from ローレライ :
  • 2019/12/16 (16:38) :
  • Edit :
  • Res
日本マラソンを煽ててカモにするのが天皇カースト教やナチスの手口である。霊感商法と変わらない!
Re:煽ててカモにするのが天皇カースト教!
2019/12/16 20:19
>日本マラソンを煽ててカモにするのが天皇カースト教やナチスの手口である。霊感商法と変わらない!


然り。
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