忍者ブログ
故国の滅亡を伍子胥は生きてみれませんでしたが、私たちは生きてこの魔境カルト日本の滅亡を見ます。
2024/04     03 < 10  11  12  13  14  15  16  17  18  19  20  21  22  23  24  25  26  27  28  29  30  > 05
Admin | Write | Comment
P R
日本自殺法案が通りました。

まあそういうものですが、それを以前載せた易の卦をみて、再考してみようと思う。


7月16日掲載文より 

上記文抜粋
・・・・・・・・

風水カン の九五

http://uqmk.blog106.fc2.com/blog-category-64.html 

上記文抜粋
・・・・・・・・・
渙は、散らす、渙散、離散、といった意。

・・・中略・・・・

およそ天下の事物は、否塞して難渋するときは、必ずこれを渙散させないといけない。
その渙散させるときをもって、否塞していたのが亨通するのである。
要するに、交代生卦法で、天地否から来たとするから、渙は亨る、というのである。

さて、王道の興廃は、まったく人民によるところである。
民衆は国の本である。
民衆の心が集まるときに国は興り、民衆の情が渙散するときに国は廃れる。


・・・中略・・・・

天下の否塞を渙散させて亨通させるも、大川を渉るも、共に貞正に行われることが大事である。
邪に事が行われるのであれば、災いを起こし、害を生じるものである。
大川という険難を渉るにしても、貞正に流れや風波を読まずに、いい加減な判断で行けば、身命はどうなるかわからないものである。
だから、貞しきに利ろし、という。


・・・・中略・・・

蒙は、くらい、おろか、先が見えない、といった意。
艮を山とし、坎を雲霧とすれば、艮の山の麓より坎の雲霧が発生し、峰も谷も覆い隠して、幽暗となった様子。
だから蒙と名付けられた。
また、艮を山とし阻むとし、坎を川とし険しいとすれば、山川険阻の地を表現していることになるが、そういうところは旅人も道に迷いやすく、これでいいのかと先が見えない不安を抱く。
だから蒙と名付けられた。
また、艮を山とし、坎を泉とすれば、山より泉が出るところを表現していることになるが、その泉はやがて他の湧き水と合流して川となり、さらにいろいろな川と合流して、大きな川となり最後には海にたどり着く。
しかし、湧き出る泉の時点では、これからどこをどう流れて、どういう結末になるかは、無知蒙昧のように、まったくわからない。
だから蒙と名付けられた。
また、上卦を外とし、下卦を内とすれば、内卦の坎の険難の外に出て、その場に艮止(とどま)っている様子。
例えば、鉄砲水が出て、危うく岸に逃れたけど、さらに遠くの安全なところまで避難することはせず、鉄砲水をすぐ近くから眺めているようなもの。
これでは何も知らない子供のように愚かなことだ。
だから蒙と名付けられた。

・・・・・中略・・・・

ともあれ、多少なりとも勉強をすると、自分はもう、蒙昧ではない、と過信してしまいやすい。
しかし、客観的に観察してみると、まだまだ蒙昧なものだ。
だからこそ、驕らず、謙虚に、貞正に勉めるのが利ろしい、ということで、貞しきに利よろし、という。

・・・・・・中略・・・・

六五(りくご)、童蒙(どうもう)のごとくならば、吉(きち)

六五は柔中の徳が有り、九二に応じ、上九に比している。
その九二は賢明剛中の才徳が有り、成卦の主爻であって、よく六五の君を補佐する賢臣である。
また、上九は剛明の才徳が有り、王者の師の位置に居て、よく六五の君を教導輔弼する者である。
したがって六五の君は、自身が陰柔であることを弁え、富貴栄誉を欲することなく、謙虚に六二の賢臣に委ね任せ、上九の賢師の助言に降り服し、その純心精一なることが、童子のように天真自然であれば、吉である。
だから、童蒙のごとくならば吉、という。

・・・・・・・
・・・・・・・
抜粋終わり




同じ記事で新井先生は

>この安保法制なんか、 "目覚めの一発" にすぎないよ。

 これから、 マッカーサーのとき以上の衝撃が来る。


と言っている。



この戦争法案=自殺法案が「日本帝国の本音」を表している。

それも意味しているのか。



やはり

>邪に事が行われるのであれば、災いを起こし、害を生じるものである。
大川という険難を渉るにしても、貞正に流れや風波を読まずに、いい加減な判断で行けば、身命はどうなるかわからないものである。
だから、貞しきに利ろし、という。


は、マジっぽい・・・。

先日のチリの大地震は、戦争法案の参院委員会可決時に起きた。

さらに茨城の水害・南関東の地震・・・。


まだ来るかも・・・・


それも火の禊が・・・


それでも目覚めたら、この火の禊で亡くなる方・放射能禍で亡くなった方々の供養にはなるはずだが・・・。


易は東日本の人に微妙なことを言っている。

http://uqmk.blog106.fc2.com/blog-category-49.html

上記文抜粋
・・・・・・・・・

九三(きゅうさん)、臀(いさらい)に膚(にく)无(な)し、其(そ)の行(い)くこと次且(ししょ)たらば、(あやう)けれども大(だい)なる咎(とが)は无(な)し、


・・・・中略・・・・

まるで、臀部に膚肉がなく、座っているのが痛くて、すぐに立ち上がってしまうように。
だから、臀いに膚无し、という。
しかし九三は、初六と応でもなければ比でもないので、行き求める筋合いではなく、行こうとしても、容易には行けない。
無理して行こうとすれば危険である。
このまま諦めれば、多少の気迷いはあったとしても、大きく咎められることはない。
だから、其の行くこと次且たらば、けれども大なる咎は无し、という。

・・・・・・・・・
・・・・・・・・・
抜粋終わり



飯山先生の忠告に合致する。

放知技 より
上記文抜粋
・・・・・・・・

477:飯山一郎 : 2015/09/19 (Sat) 13:52:54 host:*.ocn.ne.jp
断定するが、日本列島には、もはや避難先がない。
ごく一部の地域を除いて列島全域に殺人水蒸気が流れてくるからだ。

そこで海外に避難する!ということになるワケだが…、生活が破綻する例が
ものすごく多い。

海外への避難は、先ずカネがかかる。
そして次に言葉が通じない。食事、風習、社会環境、風土などが大きく異る。
海外の生活環境に適合できないことのストレスで病気になりやすい。

避難してきた日本人をダマす悪人も多い。日本国内にも「避難ママ」を狙う
詐欺師のたぐいが多い。

「飯山一郎の極秘情報」と称して、高額なサプリと一緒に「避難ママ」に売り
つける詐欺師の存在情報を、私は今までに何十件も知らされた。

おっと、急な来客なので、結論を急ぐ。

個人的な「避難」は、やめたほうがE~。環境激変で生活が破綻するから…。

「逃げて!」と言うシトは信用しないこと。

いま!逃げても、体内には過去4年半の間に吸い込んだ放射性物質がギトギト。

いま!するべきことは、免疫力をあげること!

そうして、放射能障害が出ないように…、出ても軽く済むようにすること。
(この後、客と面談します。)

・・・・・・・・
・・・・・・・・・
抜粋終わり



この戦争法案成立後を易に問う。

ネット上の卦を得るサイトを用いてみました。

山地剥 の不爻

http://senryounoinshu.cocolog-nifty.com/blog/2008/12/23-eca7.html 

上記文抜粋
・・・・・・・・・
23 山地剥 ( さんちはく )

山が崩れて平地となる。
飾りを致して然る後に亨ればすなわち尽(つ)く。故にこれを受くるに剥をもってす。剥とは剥ぐなり。
残る一陽が今にも尽きようとしている。
君子は、積極的に行動してはいけない。消長、満ち欠けの理があることを胸におさめて行動する。
上に立つ者はこの卦を見て、まず下々を富ませることに配慮し、自己の地位を堅固にするのである。

相場は、 下がるの義あるもその義をとらず、地上に山ある故に大いに高い。
究理によっては、将来、地山謙へ易位して下ると見る。
漸落の相場では崩落寸前と見るべきだが、崩落の危険が予想されながら、案外高値を持続するのは、山がそう簡単に崩れるわけが無いからである。上九のこう卦に注目。また優秀な銘柄は高く、雑株級が暴落するという場面も少なくない。
物価下落す。
高下損あり。
己 未 : 寄附より下離れ。よく高値を現す。
庚 午 : 強弱對陣互角の姿なり。

一陽五陰の卦のため、主爻に配する爻卦をみること。

主爻(内卦、外卦、大成卦):二爻、上爻、上爻
※六十四卦大勢の動きに対する小勢の動きとして、主爻に配する爻卦をみて(相場八卦高低変動外観)、動きの程度を考慮して判断のこと。

剥は削り、傷れ、爛れるという意味である。消長法では、乾よりきてこうとなり、遯、否、観、剥となって今其の勢いが一陽を削り落として坤としようとするときにあたり、即ち陰が長じて陽を削り落とす故に剥と言う。艮は峻険であっても風雨の作用で次第に崩れ削られて坤地に帰してゆく。落とされる、尽きる、終わる、零落。進んで事をなせば凶、退き守れば利あり。位高く、実収なしの義。仰ぎ観られる義。執着の深い意。隠遁の意。削り落とされるという時、其の凶を察して防ぎ守ることを専一にすべきである。勝負、持合とする。

剥(はく)は、往くところあるに利(よ)ろしからず。
彖に曰く、剥は、剥ぐなり。柔剛を変ずるなり。往くところあるに利(よ)ろしからずとは、小人長ずればなり。順にしてこれに止まるは、象を観ればなり。君子の消息盈虚をたっとぶは、天行なればなり。
象に曰く、山の地に附くは、剥なり。上もって下を厚くして宅を安んず。

23  山地剥 さんちはく 身を削る心配

艮の山が削り取られて荒野になるさま。剥奪。心配。内向。衰退。苦労。散財。陰の勢いが強くなって陽が最後のひとつだけになった。危機が近い。身を切るような心配ごとがある。対人関係は骨折り、支障が多くて調うことがない。今までのことは諦めて次のチャンスを待てば返り咲きもありえる。

暗い陰爻が上昇し最後に残った明るい陽爻にその破壊的なエネルギーを及ぼし葬り去ろうとしている。暗い陰の力は強く正しい陽に決して直接的には攻撃を加えない。少しずつ目に見えないやり方を及ぼし、最後には崩壊させてしまうのだ。この卦の6つの線は家の形を示す。頂上に残った陽の一線は屋根を表す。その屋根が今や正に崩れ落ちんとし、家は崩壊を目前にしている。この卦は月で言えば第9番目の月、すなわち10-11月である。下から突き上げてくる陰の力はかってなく強力で、今や完全に陽に取って代わろうとしていることろだ。

剥:どこに行ってもよろしくない。

剥卦の示すのは、小人どもの力がいや増して、僅かに残った堅実な君子にとって代わろうとしている時だ。このような環境は、結局、時の働きによるもので、君子はこんな場合何を試みることもよろしくない。このような逆境にいかに対したらよいかは、この剥卦の上下の卦の形とその表す象意を見ればよい。内卦「坤」は大地を現し、その特性は従順である。外卦「艮」は山を表し、静止がその象意だ。つまりこれらが強く勧めるのは困難に逆らわず心を静かに保てということだ。何故なら、ものごとが満ち、また欠けるのも、あるいは盛んになるかと思えば衰えるのも、すべて人の力ではなく、時の働き、すなわち宇宙の意志によるものだからだ。このような、時の働きに逆らうのは不可能事だ。このような場合、困難を受け入れ暴挙を慎むのは卑怯でもなんでもなく、知恵ある行為というべきだ。

山が大地の上に横たわっている。
剥卦が表すイメージだ。
かくして、人の上に立つものは下の者らに対し寛容であるべきで、
そのようにすることによってのみ、自己の立場をまっとうできる。

山は大地の上に屹立しそこに拠っている。もし山が単に高さばかり高くて、それを支える山裾が狭かったら、それは倒れてしまうだけだ。山が安定して立っているのも、偉大な大地の広大さに支えられてこそであり、単に居丈高に急峻であるからではない。多くの人々の上に立つ者も同じようでなければならない。すべてを支える大地のように、慈悲と寛容で下の人々に接するべきである。そうであってこそ、静かに佇む山のような安定した地位を保つことができる

23. 山地剥(さんちはく)天卦:艮 地卦:坤斜陽 欠乏 忍び寄る危機

剥がれ落ちる 浸食 零落
資材が失われていく 控え目にしている方が良い 怠けて弱く止まって、ぐずぐずして身が保てない
温順・篤実であれば家の財産を失わない 物に執着する 隠遁
仰ぎ見られる 病に至る

・散財と失業の憂いがある。
・浪人、失業者が多く出る事が多い。
・墜落や遺失に注意する必要がある。
・免官、破産、落第などの事がある。
・人に欺かれる事がある。
・初婚は後で破談となり、再婚には吉である。
・婦人の助力を得れば成功する。

山地剥(さんちはく) †

  謙虚さを知って
  初めて大成する

■高慢さがネックになる †

山地剥(さんちはく)を評して、八卦では「山の高みが崩れ、大地に還ろうとしている」卦であるとしています。
これは、あなたの精神が至上の高みを通り越して高慢さを生み、それが元で築き上げてきたものすべてが崩壊の危機に瀕している状態を表わしているのです。
山地剥(さんちはく)の人は、自分の行動が周囲にどのような影響を及ぼしているかを常に謙虚に考えたほうがよい運勢なのです。
そのためには「異性の力」が必要となってきます。
自分の能力を過信しがちなあなたをコントロールしてくれるのが異性なのです。

■仕事の姿勢を知る †

あなたは、艮卦特有の堅実な仕事能力を有しています。
学習能力はきわめて高く、経験が深まるにつれて、高度な仕事をなしとげられます。
仕事ができるようになることで、山地剥(さんちはく)の人は大きな自信を身につけていくのですが、同時に謙虚な姿勢を忘れてしまう悪い癖があります。

山地剥(さんちはく)の人は能力が高いので、会社経営者も数多く見られます。
その会社は山地剥(さんちはく)ならではの高尚な理想を掲げたすばらしい会社なのですが、どこか社長であるあなた自身の驕りが現われているようにも見えてしまうことがあります。

こうした驕りの雰囲気は、会社が危機的状況に陥ったときに一気に噴出します。
艮卦は変化に弱く、このような対応には向かないのですが、だれもあなたに意見をいえる人材がいない状況では、あなた自身がすべてを判断しなくてはならず、結果どして失敗するのです。

山地剥(さんちはく)の人は、常に謙虚さを考えなければいけません。
謙虚な気持ちを忘れなければ、苦境で助けてくれる人材にも困らないでしょう。
あなたは、高級ホテルや老人ホームなど、人に尽くす気持ちを忘れないでいられる職場に向いているでしょう。

■恋愛は謙虚さを取り戻すチャンス †

あなたの周囲には、あなたの富や名声、美貌を求めてすり寄ってくる異性が数多くいるはずです。
そんなときでも、あなたは彼らには目もくれず、自分の高潔さに見合った異性を求めます。
しかし、意中の相手は、あなたが思い上がっていることを知って、誘いを断わります。
山地剥(さんちはく)の人はこのとき初めて、自分が謙虚さを失い、傲慢な人間になっていたことを知りえるのです。

こうして、山地剥(さんちはく)の人は、たとえその恋愛がうまくいかなくても、恋をするたびに自分の失っていた謙虚さを取り戻すことができるのです。
もちろん、あなたの傲慢さを指摘してくれるすばらしい恋人に巡り会えれば、生涯、幸福になれるでしょう。
あなたの危険をいちはやく察知して、助言してもらえるからです。

山地剥(さんちはく)の人のセックスは、自分ではやさしくしているつもりでも、自分勝手なことが多そうです。
相手のことを常に考えてあげられるようになれば、セックスの相性もよくなるでしょう。

■異性の力が幸福を導く †

何度もいうように、才能にあふれたあなたにとって一番こわいのは、自分に自信がつきはじめてからです。
あなたの自信は驕りに通じ、艮卦の長所である「もの静かな謙虚さ」を消してしまいます。
山地剥(さんちはく)の人は、信頼できる異性のパートナーを得ることで、この危機を回避することができ、真の幸福をつかめるのです。

■財運 †

異性とのトラブルさえなければ、財運は順調です。
異性とのトラブルは大きな損失を招く恐れがあります。
そんなときは、ほとぼりがさめるまで、じっとおとなしくしていることです。

23山地剥 (さんちはく)

【キーワード】裂ける

〔大意〕剥は「はぎとる」「裂く」などの意味で『易経』では「小人の勢いが盛んとなり君子を剥害する時に当たる」という喜ばしくない状態を暗示しています。

いわゆる衰運の象で、困難、苦労がつきまといがちです。まさに「剥は、往くところあるに利ろしからず」です。物事を強引にすすめるとうまくいかない。ここは一番じっくり構えてあせらず、待つ度量が必要になります。

潜在意識の理論では「待つ」ことをあまりすすめてはいません。消極よりは積極、否定よりは肯定が成功を勝ち得るためには大切であると説いています。では、この卦はどう解釈すべきでしょうか。

マーフィー博士はこういいます。「家が分かれあらそえば倒れてしまう」と。ここでいう家とはあなたの心のことです。つまり心の中の争い、葛藤があるときに事をおこせばどうなるか。これはうまくいかないに決まっています。

まさに葛藤に引き裂かれた形になり、事はうまく運ぶどころかより悲惨な結果になりかねない。こういうときは「じっとしてあなたの心、体、外界の情況が静まるのを待つことである」というのは当然です。いくら約束があったにしても、台風が吹き荒れているときに外出する人はいません。

ましてこの卦の剥離(はくり)というのは、無理矢理はがされるという強い調子があります。障害が消えさるのを待つことは、消極的でなければ否定的でもない。いまは台風が来てあなたの家の戸を吹き飛ばそうとしている。こんなときじっとしていることは、むしろ当然のことである。それができれば障害は去り、運は上昇へと向かいます。いまは自己の内部にエネルギーを貯えるときです。

初6―すべては過ぎさっていくものであることを実感しなさい。
二6―否定的なものと同居してはいけない。
三6―自分の心にある不安や心配、否定的観念は消えさることを念じなさい。
四6―恨み、怒り、後侮はあなたの人生にとって毒である。
五6―答はあなたの心の中にある。
上9―悪は終局的には滅び去ることを忘れてはいけない。


・・・・・・・・
・・・・・・・・
抜粋終わり

http://uqmk.blog106.fc2.com/blog-category-28.html 

上記文抜粋
・・・・・・・・
この卦は十二消長のひとつである。
純陽の乾為天から、天風姤、天山遯、天地否、風地観と、次第に陰柔が増長し、陽剛を消し滅ぼし、ついに今、僅かに上九の一陽剛のみが、どうにか残り止まっている。
しかし、この最後の一陽剛も、最早、剥され、消し尽されようとする時勢である。
だから剥と名付けられた。
また、艮山が崩れて坤の大地に付く様子でもある。
そもそもは、山の地上に聳え立つ様子だが、見上げると怖いくらいに高く聳えた山は、崩れ落ちて地に付くのではないか、と思わせるものである。
だから剥と名付けられた。
また、山が地上にあれは、いつかは消し剥がされて平地となりそうにも思えるものである。
だから剥と名付けられた。

卦辞
剥、不利有攸往、

剥(はく)は、往(ゆ)く攸(ところ)有(あ)るに利(よ)ろしからず、

まずこの卦は、坤を順(したが)うとし、艮を止まるとする。
これは順って止まることの重要性を示しているのである。
したがって、君子は宜しく順って止まり、その道を守るべきときとする。
また、陰を小人の道、陽を君子の道とすれば、小人の道が増長し、君子の道が消滅しようとしているときである。
君子としては、新たに事を起すようなことは慎み、時に順い止まり守るしかないときである。
そもそも易は、君子たる人間の生き方を尊び教える書である。
したがって、君子に戒めて、往く攸有るに利ろしからず、というのである。
何かをやろうとしても、小人の勢いが強く、とても太刀打ちできないのである。


・・・・・・・・
・・・・・・・・・
抜粋終わり


警戒が大事です・・・・・。

全部崩れる寸前・・・・



ともわれ、用心しか、我々のできることは無いです。


お読みくださりありがとうございます。
PR
Comment
Name
Title
Mail(非公開)
URL
Color
Emoji Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字
Comment
Pass   コメント編集用パスワード
 管理人のみ閲覧
<< BACK  | HOME |   NEXT >>
Copyright ©  -- 渾沌堂主人雑記~日本天皇国滅亡日記 --  All Rights Reserved

Designed by CriCri / Material by White Board / powered by NINJA TOOLS / 忍者ブログ / [PR]