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故国の滅亡を伍子胥は生きてみれませんでしたが、私たちは生きてこの魔境カルト日本の滅亡を見ます。
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今回のパリテロ。どうもかなりやらせがあるけど、どうかな。

易に問いました。

ダ為沢 の4爻

http://uqmk.blog106.fc2.com/blog-category-63.html

上記文抜粋
・・・・・・・・・・
八卦のdataku-n.gif兌(だ)を重ねた形。

兌は、悦ぶ、という意。
八卦の兌を重ねた形なので、八卦と同じ兌と名付けられた。
そもそも易は、陽を剛とし、尊いとし、陰を弱いとし、卑しいとする。
八卦の兌は、一陰が卑賤微弱であるにもかかわらず、二陽の尊貴剛健に最上位を譲られ、最上位に上げられた形である。
一般に、自分よりも偉いと思っている人から最上位を譲られて悦ばない人はいない。
だから、悦ぶという意が発生し、兌と名付けられた。

卦辞
兌、亨、利貞、

兌は、亨(とお)る、貞(ただ)しきに利(よ)ろし、

およそ天下の事は、大小となく、軽重となく、悦ぶところに至れば、その行う事は必ず亨通して進み遂げ、成功しないということはないものである。
『論語』には、これを知る者は、これを好む者に如かず、これを好む者は、これを楽しむ者に如かず、とある。
悦ぶというのは、楽しむとほぼ同じと考えてよい。
だから、兌は亨る、という。

しかしながら、その道その事を心には悦ぶとしても、未だこれを身に行わず、事業の上にも現さないときには、その成功を得ることが確実とは言えないので、元(おお)いに亨る、とはせず、単に、亨る、とだけ言ったのである。
としても、巽為風の「小しく亨る」というのに比べれば、やや優れてはいる。
そもそも八卦の次元で言えば、巽も兌も、同じく少陰の卦であるが、巽は従うであり、従うとは己を捨てて他に委ねることであり、自己より進むことの専らではない様子であり、対する兌は、自ら悦んで心より進む様子である。
したがって、巽為風の「小しく亨る」と、兌為沢の「亨る」というのは、その亨るという意味合いにも違いがあるのである。
巽の「小しく亨る」は、従えば亨る、ということであり、兌の「亨る」は、自ら悦んで進めば亨る、ということである。

さて、兌の悦ぶという道にも、正邪の別がある。
正しい道に悦ぶときには、よくその身を修め、前途は明るく広がる。
これが正しくない道に悦ぶときには、身を滅ぼし、ついには何もかも喪うことにもなろう。
言うなれば、相手を悦ばせることを悦びとするのが正しい道であって、自分が悦ぶことにだけ執着するのが、正しくない道である。
だから、貞しきに利ろし、と諭すのである。


・・・・・・中略・・・・・

九四、商兌、未寧、介疾有喜、

九四(きゅうし)、兌(よろこ)びを商(はか)れり、未(いま)だ寧(やす)からず、疾(やまい)に介(かい)たれば喜(よろこ)び有(あ)るべし、

介とは節操堅固の義にして、雷地予の六二の辞に「石に介して」とある介と同様の意味合いである。
九四は六三と九五との間に在り、五は君の位だが同じ陽爻なので比さず、三は陰爻なので九四とはその情が通じて悦び比す。

さて、九四の爻の悦ぶということには二途ある。
情を以って言う時には、六三の陰柔にして好言甘語を以って諂い媚びるの主に比することを悦びとする。
道を以って言う時には、九五の剛健の君主に、同じ陽剛として同徳を以って比し悦びとする。
今、九四は、忠信賢良といった誉れも欲しい願うと同時に、情欲の好みも快く果たしたいと思っている。
要するに、悪いことと良いことの両方に魅力を感じ、どちらがよいか迷っているのである。
したがって、心を安寧にすることができない。
だから、兌びを商れり、未だ寧からず、という。
この迷いの原因は、六三が兌口の主で好言甘語が巧みな陰邪なことによるのであって、言わば人の身を苦しめる疾病みたいなものである。
さらに言えば、六三に比し悦ぶのは私の情欲であり、同徳の九五に比し悦ぶのは、公であり正義である。
陽剛の君子ならば、私の情欲を捨てて、公の道の正義に従事するべきである。
六三と比し親しむことは身に疾病を抱えるようなものであって、そのようであればいつか九四は道を失う。
このような時であるからこそ、九四は暫らく己が陽剛の徳を以って、節操を堅固にし、六三の巧言便口の比爻を絶し離して、一に九五の君上に従い悦ぶべきなのである。
そうすれば、必ず喜びがあるものである。
これは疾病が癒えて喜ぶのと同様である。
だから、疾に介たれば喜び有るべし、という。



・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・
抜粋終わり

>この迷いの原因は、六三が兌口の主で好言甘語が巧みな陰邪なことによるのであって、言わば人の身を苦しめる疾病みたいなものである。

然り。

なにか面白い。


変卦は、

水沢節  

http://uqmk.blog106.fc2.com/blog-category-65.html

上記文抜粋
・・・・・・・・・・・

八卦のdataku-n.gif兌(だ)の上に、kansui-n.gif坎(かん)を重ねた形。

節は、節度、節目、といった意。

この卦は兌を沢とし、水を入れる容器とし、坎を水とすれば、水がコップなどの容器に入っている様子となる。
水を容器に入れるには、その量に限度がある。
例えばその容器で一定量の水を持ち運ぶとき、容器に入れる水が多過ぎれば溢れ、少な過ぎれば何度も運ばなければいけない。
節度ある丁度よい量にすることで、最も効率的に運べるものである。
だから、節と名付けられた。
また、交代生卦法によれば、もとは地天泰より来たものとする。
地天泰の六五の陰が下卦に来て三爻に居り、兌の主爻となり、代わりに九三の陽が上卦に往きて五爻に居り、坎の主爻となったのが、この水沢節である。
これは三爻にやってきた一陰が、兌の沢の池を治めて、適度に水を入れる様子である。
だから節と名付けられた。
そもそも地天泰は、乾坤が相対している卦であり、乾は純陽にして有余、坤は純陰にして不足を意味する。
したがって水沢節は、乾の有余の極の三の爻を減じて、坤の不足の中の五の爻に増したことになる。
これは、増すも減らすも、共に節に中(あた)り、程よい様子である。
だから節と名付けられた。
また、坎を険難とし、兌を悦ぶとすれば、険難のときに在っても、よく悦んで安んじている様子である。
節操のある君子ならば、このように余裕がなくてはいけない。
険難のときに慌てたり、自暴自棄になったりするのは小人である。
だから節と名付けられた。

卦辞
節亨、苦節不可貞、

節は亨(とお)る、苦節(くせつ)貞(かた)くする可(べ)からず、

節というのは、事物それぞれその分に安んじ、限度を知り、止まることを言う。
およそ天下万般のことは、よくその節に中(あた)るときには、亨通するものである。
だから、節は亨る、という。
また、成卦主の九五が、剛健中正の徳を得ているわけだが、これも亨るという所以である。
成卦主とは、その卦がその卦である所以の最も大事な爻のこと。
この水沢節の場合は、兌の器に入れる水の量の節度をもってその意が発生したのだから、その水の中心すなわち上卦坎の主爻である九五が、成卦の主爻なのである。
また、坎を険難とし、兌を悦ぶとすれば、険難の中で悦ぶ様子である。
険難に出遇っても、よく節の道を悦ぶという節操があるときには、これもまた亨るものである。
だから、節は亨る、という。

さて、節操、節約など、節とつく物事は、無条件によいことのようにも思えるものである。
しかし、その節の道を極めようとすれば、過激になってしまい、却ってよくない。
これでは、水を入れすぎてコップから溢れるようなものであり、これを苦節という。
そもそも節は、事物共に分限に安んじることである。
中を得ず、徒に節の度を過ごせば、却って節の本義に反することになる。
だから、苦節貞(かた)くする可からず、という。

貞には、貞正(ただしい)、貞固(かたい)、貞常(つね)という三種の意味がある。
貞正の意味で使われる場合が最も多いが、ここでは貞固の意味となる。


・・・・・・・中略・・・・


六四、安節、亨、

六四(りくし)、節(せつ)に安(やす)んず、亨(とお)る、

六四の爻は、節の時に当たって柔正を得て、九五の君とは陰陽正しく比し承けている。
これは、節に安んじる者である。
上は君上に陰陽親しみ比し、内には自ら臣としての節に安んじる。
こうであれば、その道は亨通するものである。
だから、節に安んず、亨る、という。


・・・・・・・・
・・・・・・・・・・
抜粋終わり


どうかな・・・


それほど、悪い方にはいかない・・・


まあ参考に。

お読みくださりありがとうございます。
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