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欧州で反EUの動きが広まっているのは、EU中央の意向で国の政策や法律が決められ、そこに住む国民自身が自己決定する事ができなくなっているからだろう。EU側は「EUこそ民主主義」と強弁するが、「民主主義」を「自己統治」という意味に解するならEUはまさに「反民主主義」的な体制である。
— 菊池 (@kikuchi_8) 2016年6月22日
TPPも同じである。韓国が米韓FTAで現実にそうなっているように、ISD条項があることによって議会の法律制定権が事実上制約され多国籍企業や外国の投資家の意向に反する法律は制定できなくなり国民が自己決定できなくなる。EUもTPPも国際的勢力が国家を支配するNWO的システムである。
— 菊池 (@kikuchi_8) 2016年6月22日
ネオ満洲一味が狙っているらしい東亜共同体もEUと同断である。国際秘密力の狙いはブロックごとの広域共同体をまず成立させ、それを連結する事で最終的に世界連邦とか世界政府の樹立に繋げる事だと分析する。しかし、NWO征略は国際秘密力奥の院の根拠地欧州で足元から瓦解しつつあるように見える。
— 菊池 (@kikuchi_8) 2016年6月22日
同じキリスト教圏の欧州統合すら上手くいかないのに、歴史や風土、文化の違いを無視して全世界を一律に統治するなど不可能である。「理性」で設計(空想)した通りに社会体制が構築できる訳ではない。無理にやろうとすると必ず歪みが生じる。シリアを見ても世界の問題の大半はNWO征略に由来する。
— 菊池 (@kikuchi_8) 2016年6月22日
陰謀論界では、黒幕はキリスト教か、猶太教かで争いがあるが、論理的に考えて国際秘密力自身はどのような思想を信奉しているのだろうか?少しく考察してみたい。
— 菊池 (@kikuchi_8) 2016年6月22日
まず猶太教だが、猶太教は唯一神エホバが救世主を下し猶太の民を救済するのをひたすら待つという純然たる他力信仰なので歴史に関与する能動性が全くない。これをそのまま信じているのでは謀略ができない。少なくとも国際秘密力がこの形態の猶太教をそのまま信じているというのは考えにくそうである。
— 菊池 (@kikuchi_8) 2016年6月22日
キリスト教はどうか。キリスト教は世界の終末が来てイエスが再臨し、死者が肉体を持って甦り最後の審判を受け、神の国が地上において実現するという教義である。これは人々を動員する道具に向いているが、操作者自身がこのような教義を信じていたのではこれまた謀略を練る事はできないだろう。
— 菊池 (@kikuchi_8) 2016年6月22日
国際秘密力は猶太教も耶蘇教も道具とするとは思うが、彼ら自身がこれらをそのまま信じているとは思えない。シオニストがそうであるように能動的に謀略を仕掛けるので普通の他力的猶太教を信じているとは思えず、自分達こそ全知全能の存在と思っているので「最後の審判」で裁かれる身とは信じていまい。
— 菊池 (@kikuchi_8) 2016年6月22日
国際秘密力は①自分達を全知全能の神だと妄想している②能動的に謀略を仕掛ける〇この二点が特徴的である。これらの特徴からするとグノーシス的な我即神思想や何らかの選民思想及びそれを正当化する信仰を持っていると推測する。また己の能力、特に「理性」の力を過信する教義を持ってると思われる。
— 菊池 (@kikuchi_8) 2016年6月22日
「一神教」は人々を誘導し動員するのに向いた宗教形態だが、誘導者自身がこれを信じている訳ではないだろう。宗教詐欺師が自分のカルト教義を信じていないのと同じである。己を全知全能と過信する思想、自己の意志を強制する技術、これらが陰謀者の本質的要素だと分析する。要するに「魔術師」である。
— 菊池 (@kikuchi_8) 2016年6月22日
太田龍氏は一神教のことを「人々を精神的監獄に収監する道具」と規定していたが、この定義からすると陰謀者自身が「精神的監獄」に収容されていては道具として使いこなす事はできない。よって陰謀者自身の思想は自己肥大・自己過信の思想、グノーシスや魔術、理性崇拝に近いのではないかと分析する。
— 菊池 (@kikuchi_8) 2016年6月22日
国際秘密力は普通の意味での猶太教徒でも基督教徒でもないと考える。これらは人々を誘導し動員する道具であり「精神的監獄」ではあっても陰謀者自身がこれらの教義をそのまま信じていたのでは話にならないだろう。彼らの特徴は「自己肥大性」と「能動性」。謂わば何らかの魔術的思想ではないだろうか。
— 菊池 (@kikuchi_8) 2016年6月22日
以上、国際秘密力の思想について考察してみた。以前、「陰謀論」を時事を分析・追及する「情勢論的陰謀論」と、歴史的思想的背景を分析する「学究的陰謀論」に分類した事があるが、ここでの考察は後者である。前者と違って後者は簡単に結論が出ないので、今後とも根気強く探求して参りたい。
— 菊池 (@kikuchi_8) 2016年6月22日
「他者を操り支配する知識や技術を保有するが、モラルが欠如している」という国際秘密力のあり方は日本中世の「天狗」に似る。国際秘密力を「『魔道』の者の集まり」と指摘した事があるが、彼らの思想を一言で「魔道」と表現できない事はないと思う。https://t.co/UKeBfO1XSK
— 菊池 (@kikuchi_8) 2016年6月22日
そもそも国際秘密力の本質は「思想」なのか?である。彼らは各種の宗教や思想を道具として使い、NWOという狂った理想を持っている。しかし、これらは全て「欲望」に奉仕する為のものであり、「欲望」の思想的表現に過ぎないのではないか?彼らの本質は思想ではなく「煩悩」と言った方が早いかも。
— 菊池 (@kikuchi_8) 2016年6月22日
今さらだが猶太教とは何なのか?少しく考察。猶太教の特徴は①エホバへの絶対他力信仰②メシア思想③選民思想④霊魂否定の現世主義。選民思想は能動性があると色々厄介だが「エホバによる救済を待つ」だけの場合、割と人畜無害。猶太教に能動性が加わると「能動的に選民支配を現世で実現する」となる。
— 菊池 (@kikuchi_8) 2016年6月24日
正統派猶太教ラビのM・S・アンテルマンは猶太教破壊工作があると指摘。その結果できたのが改革派猶太教だと言う。エホバへの絶対他力信仰から「自力で選民支配を実現する」という方向への改変。シオニズムもこの系統だと言う。正統派猶太教徒がイスラエルやシオニズム批判する要点はこの辺りだろう。
— 菊池 (@kikuchi_8) 2016年6月24日
正統派猶太教徒のイスラエル及びシオニスト批判のポイントも「イスラエル建国は神の奇跡によってなされるのであって、人為的になされるものではない」という点にあるようだ。絶対他力信仰からすると確かに筋は通っている。「神の奇跡」を待つだけの人々は人畜無害だが、シオニストはそうではない。
— 菊池 (@kikuchi_8) 2016年6月24日
敬虔な猶太教徒はいつエホバの救済が来てもいいように常に準備しているという。完全な他力信仰なので自分で世界をどうこうしようという発想が基本的に無い。選民思想と現世主義も「エホバ」に任せきる他力信仰なら人畜無害。だが、自力主義に転換した途端急激に危険なNWO思想となる構造である。
— 菊池 (@kikuchi_8) 2016年6月24日
アンテルマンの言う猶太教破壊工作を仕掛けた勢力は自分達を「全知全能の神」と思っているのだろう。唯一神信仰は人々を兵隊として動員する道具になりうるが、道具として利用する者達は自分達こそ「神」だと思っている訳である。戦前までの猶太研究は時代的制約もありこの点までは解明に至らなかった。
— 菊池 (@kikuchi_8) 2016年6月24日
「ユダヤ」を巡り陰謀論界では色々議論が紛糾し混乱気味だと感じる。「ユダヤ」の定義も「正統派なのか改革派なのか」という問題がある。正統派猶太教信仰は能動性皆無の他力信仰の為道具にはなり得ても陰謀者自身の信条とは思えない。改革派はそうではない。啓蒙思想の影響を受けており能動性がある。
— 菊池 (@kikuchi_8) 2016年6月24日
「猶太教改革派」とは簡単に言うと西洋近代に同化しようとした「進歩的」なグループの事である。啓蒙思想家であるモーゼス・メンデルスゾーンの影響を受けている。シオニズムの理論的始祖であるモーゼス・ヘスはスピノザやヘーゲルに影響を受けた啓蒙主義的な社会主義者である。要するにメーソン思想。
— 菊池 (@kikuchi_8) 2016年6月24日
陰謀論において「ユダヤ」と言われる場合、その言葉が具体的に何をしているか?が肝心である。この「ユダヤ」が黒ずくめの正統派猶太教徒を指している場合はあまり陰謀とは関係がないと思われる。改革派猶太教徒を指している場合、この一派はシオニズムに大いに関係があるので陰謀と密接な関係がある。
— 菊池 (@kikuchi_8) 2016年6月24日
シオニズム運動の父と言われるテオドール・ヘルツェルは近代主義者である。そもそも「神の奇跡によるイスラエル建国」という他力信仰とシオニズム運動は論理的に矛盾している。人為的にイスラエル建国を成し遂げんとする時点で元々の猶太教思想とは乖離している。ヘルツェルは「反猶太主義」も利用。
— 菊池 (@kikuchi_8) 2016年6月24日
猶太は人種というより宗教と思う。その「宗教」の中身すら複数流派がある。「黒幕は猶太か否か」という命題の前に「そもそも猶太とは何なのか」という命題を検討したほうが有意義だと感じる。恐らく人によりイメージが違い、定義の一致を見ない「猶太」という言葉を巡り神学論争をするのは不毛である。
— 菊池 (@kikuchi_8) 2016年6月24日
シオニズムの基本的な発想は「神の奇跡など待っていられるか。自分達でイスラエルを作るぞ」というもの。国際秘密力によるメシアだの終末演出だの聖書に則った誘導工作はこの手の神話を本当は信じていないからこそできる詐欺行為である。その代り自分たちが救世主であり神だと盲信する狂信者である。
— 菊池 (@kikuchi_8) 2016年6月24日
陰謀上においては聖書神話を素直に信じているのは猶太教徒でも基督教徒でも常に動員される兵隊である。それは米国のクリスチャンシオニストを見れば分かる。ネオコンはこの連中を利用するが、自分たちはトロツキー主義者である。いわば近代主義者。動員する国際秘密力自身の信条は魔術的思想だろう。
— 菊池 (@kikuchi_8) 2016年6月24日
魔術的思想とは「意志を強制する技術体系及びそれを基礎づける世界観」とも言えるかもしれない。近代化学が錬金術の延長であるように、近代の人間中心主義もこの延長上にあると思われる。「人間中心」をもっと狭めて「一部の権力グループ中心主義」である。そして終いには「オリンポス」を名乗る。
— 菊池 (@kikuchi_8) 2016年6月24日
多くの人間を動員するカルトの設計者は恐ろしく科学合理的な魔術的頭脳を持っているに違いない。科学合理的かつ邪悪だからこそ宗教詐欺ができるのである。CIAがカルトを科学的に設計していると言われているのには理由がある。カルトは非常に「科学的」なのである。まさに洗脳科学の産物である。
— 菊池 (@kikuchi_8) 2016年6月24日
「科学合理的な頭脳と知識・技術を持った無道者」。西洋秘密結社の理想像は「ファウスト博士」。中世日本的に言えば、まさに「天狗」である。
— 菊池 (@kikuchi_8) 2016年6月24日
「正統派猶太教徒は人畜無害」と書いたが、それはあくまで「他力信仰を維持して受動的に救済を待っているだけ」に過ぎない場合である。だが、歴史上自称メシアが何人も登場したように、かかる自称メシアによって動員される可能性はある。メシア思想は人々を動員するのに大変向いた宗教思想である。
— 菊池 (@kikuchi_8) 2016年6月24日
17世紀の自称メシアであるサバタイ・ツヴィは当時の猶太人社会で一時かなりの信奉者を得たようである。元々救世主思想がある社会では救世主を名乗り、それらしく演出すれば多くの人々を動員しうる場合がある事を示している。これは西洋キリスト教社会も同じである。メシア思想は誘導・動員ツール。
— 菊池 (@kikuchi_8) 2016年6月24日
猶太教のエッセンスは「いつ来るとも知れないエホバによる救済=救世主の登場をひたすら待つ。その為に厳格に律法を守る」というもの。「いつ来るとも知れない」のではなく、常に四季の循環の中で恵みと災いをもたらす自然を神とし、救世主思想も厳格な戒律も持たない神道とは共通点が無さ過ぎる。
— 菊池 (@kikuchi_8) 2016年6月24日
@kikuchi_8 このように、神道と猶太教の具体的内容を比較すれば、日猶同祖論がありそうにないことが分かる。
— 菊池 (@kikuchi_8) 2016年6月24日
今の「支配層」は、思想・宗教は、耶蘇でも湯田でもない。ましてや神道でもない。
魔道・あるいはリベラル食人教・現人神{自分たちが}あるいは煩悩である。
お読みくださりありがとうございます。