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故国の滅亡を伍子胥は生きてみれませんでしたが、私たちは生きてこの魔境カルト日本の滅亡を見ます。
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P R
谷間の百合 より

上記文抜粋
・・・・・・・・・
「浮気」が「不倫」になったわけ(理由)


きのう、わたしは不倫は倫理にそむくと書いたことをそのあと取り消したい気持ちになっていました。
そのイチバン大きな理由は、浮気ごときを不倫と言ってしまえば、総理とその妻がやったことは何と言えばいいのかという疑問に突き当たったからです。
あの二人がやったことこそ不倫理、不道徳の元凶 大元ではありませんか。

いま、なぜ浮気ではなく不倫なのかと考えて、テレビでそういう男女間の永遠の命題を批判したり論争する場合、浮気という言葉は余りにも軽すぎると局側が考えたのではないかと想像しました。
先日は、芸人が一線を越えてもいないのにそういう願望を持ったというだけで妻や世間に謝罪していましたが、ほんとうに狂ってます。
こんなことまで追求されるということは、こころの中まで裁かれるということで、日本では白昼堂々と魔女裁判が行われているのです。
今井さんも、斉藤さんも、山尾さんもマスコミの前で頭なんか下げるべきではありませんでした。
世間の大方の男女がしていることは単なる浮気です。
それをあえて不倫と呼ぶのは、大げさではなく体制側に迎合することになるのです。
国家に価値観を委ねることになるのです。
フアシズムはどこにでも芽を吹きます。

さらに、その後わたしの気持を大きく後押ししたのが、きょうの「正論」で執筆者の竹内久美子さん(動物行動学の研究者)が書いている「人間だけが『不倫』と騒ぐ不思議」の記事でした。

「この際、はっきり言っておこう。単なる浮気(ペア外交尾)に対し、わざわざ倫理に反するなどと大騒ぎ。いいとか悪いとかではない(むしろ動物として大変重要な)問題に対し、わざわざよくないという価値観を導入するのは人間だけである」

人間とよく似ているのが鳥の社会らしい。
形式的には一夫一婦なのですが、餌を探したり巣をつくるために飛び回っているときにも、オスもメスも浮気に意欲を燃やすそうで、なんとヒナの70パーセントが別のオスの子どもだったという調査結果があるそうです。
女性が浮気したい相手は、大体「いい男」に決まっていて、当然そこには女性に相手にされない男が大量に生まれます。(もちろん、女性も同じです。)
竹内久美子さんによると、そういう男(女)がなんとかモテる男(女)の足を引っ張ろうとして考えたのが、「浮気はいけない」「倫理に反する」というプロパガンダなのだそうです。
大体そうなのです。
男が道徳や倫理を持ち出すのは、独占欲や嫉妬心からというのがよくあるのです。
聖人君子と言われている男性もその中味は案外そんなところかもしれません。

わたしは、「浮気」という軽いものを「不倫」という重いものにしたのは、西欧キリスト教文化の影響をうけた明治以来の文学にその責任の大半があるのではないかと思ったりします。
ほとんど読んだことはありませんが、いかにも深刻に取り扱っているのではありませんか。
もっとも、浮気という軽いものでは小説のテーマにはなり難いのでしょうけど。

わたしは「スーダラ節」の精神でいこうと思うw

・・・・・・
・・・・・・・・
抜粋終わり

私は藤沢秀行先生を尊敬してます。

藤沢秀行 ウイキ

参考 

参考 2

まあ浮気は良くないけど、「不倫」って責めるのは、「お前さんはそんなに偉く・曇りない善人ですか?」て言いたくなりますよね。

韓世忠とか黒田如水も好きですけど。



お読みくださりありがとうございます。
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