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故国の滅亡を伍子胥は生きてみれませんでしたが、私たちは生きてこの魔境カルト日本の滅亡を見ます。
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P R
酔生夢人のブログ より

上記文抜粋
・・・・・・
希望の党の背後にあるもの

「ギャラリー酔いどれ」から転載。
記事後半は私にはあまり興味の無い米国内部の話だが、前半はなかなか面白い。小池の背後に米国がいるのは確かだろうが、今回の選挙で希望の党がどれくらいの人数を獲得するか、いくら何でも希望の党を躍進させるほど日本国民は馬鹿ではないだろうと思うのだが、どうなるやら。小沢一郎も希望の党との共闘を企図している、という話もあるような無いような、微妙な話である。まあ、小沢一郎はもともと「全野党集結」で与党と戦うという考えだが、これも場合によっては困った考え方であり、主義思想のまったく違う政党が共闘するのは与党を倒すためだと言っても、希望の党は現自民党以上に極右なのは見えているのだから、怪物を倒して別の怪物を生むというのでは共闘する意味は無いのではないか。まあ、小沢びいきの明月飛鳥さんあたりのブログを後で読んでみることにする。

なお、私の予測では、希望の党はさほどブームにはならないのではないか、そして、その結果、当選者の数もあまりたいしたことはないのではないかと思っている。自民党支持者が他の党に投票することはありえないし、反自民党の人間が右翼政党に入れるはずもないからである。まあ、現民進党が大きく人数を減らし、その半分くらいが希望の党の分になるのではないか。
とは言っても、「選管ムサシ」が出動したら、話はまったく別である。
その場合は「極右二大政党」が議会の3分の2を占め、いよいよ改憲、そして平和憲法よさらば、である。



(以下引用)





CIAと横田朝廷の意向なんですよ、

https://blogs.yahoo.co.jp/hisa_yamamot/36955881.html
新ベンチャー革命 2017年9月28日 No.1804
◎森友軍国小学校を支援した時代錯誤の安倍氏を利用してきたのは
 米国好戦派のみ:
 それ以外の米国寡頭勢力は小泉後継者・小池氏への総理交代を希望か


1.衆院総選挙に向けて小池フィーバー劇場が始まった

2017年10月22日に衆院総選挙が行われることが決まっていますが、
それに向けて、小池氏の動きが活発化しています。

2001年、小泉フィーバーが起きていますが、今回、小池フィーバーが起きそうです。

その小泉氏が総理引退を決めた2006年、小泉氏を傀儡化していた
米国戦争屋ジャパンハンドラーおよび欧米銀行屋は、
小泉氏と小池氏を結婚させようとしていた可能性がありました。

そして、今回、小池氏は小泉氏と再び、コンタクトを始めています。

モリカケ逃れに汲々の安倍氏が企んだ今回の衆院冒頭解散にて、
小池フィーバー劇場開幕に絶好のチャンスが到来したのです。


2.安倍氏は何者かにまんまと嵌められたのではないか

今回の衆院冒頭解散劇は、安倍氏が一方的に強行したものですが、
背後で蠢くシナリオ演出者のワナに
安倍氏はまんまと嵌ってしまったのかもしれません。

この結果、今年7月の都議選と同様のハプニングがまた起きて、
都議選同様、安倍自民が惨敗する可能性が出てきました。

安倍氏の衆院解散総選挙作戦のキャッチフレーズは国難突破でしたが、
国民は、安倍氏の魂胆をすっかり見破っており、

これは、安倍氏自身の難局突破そのものだったことが国民にもうバレバレです、
これぞ、許されざる政治の私物化そのものです。

安倍氏はなにがなんでも、モリカケ疑惑追及をかわそうと躍起になっていますが、
その弱みに付け込んで、安倍氏に衆院解散総選挙作戦を指南した何者かが
いたはずです。

しかしながら、この何者かは、すでに、小池フィーバー劇場のシナリオを描いていて、
今、彼らのシナリオ通り、日本の政界は動いています。

このところの急な小池氏の動きから、今頃、安倍氏は嵌められたことに気
付いているでしょうが、もう後の祭りです。


3.選挙運動が始まると、都議選のときの都民ファーストの会と同様、
  希望の党候補者が全国規模で出馬する

民進党というより、前・民主党の現職議員や、
前回選挙で落選した民主党の議員経験者が、今度は希望の党から公認を受けて、
全国規模で立候補し、安倍氏のモリカケ疑惑を徹底批判することになるでしょう。

こうして、民進党は希望の党に吸収されて消滅します。

この動きは、すでに7月の都議選の頃から出ていました。

なぜなら、民進党は都議選での立候補者を故意に押さえ込んでいたからです。

つまり、民進党が近未来、消滅して希望の党に合流する計画は、すでに、
都議選の頃から密かに存在していたのでしょう。

問題はこの動きを安倍氏自身がが早期に察知していたのかどうかです。

いずれにしても安倍氏は墓穴を掘った可能性が高いのです。


4.近未来日本は親米二大政党制に移行し、
  非・親米の愛国的国民の選択肢が完全にはく奪される

筆者は個人的に、日本の政治が米国と同様に、二大政党制になることは肯定しますが、
その対立軸は、親米党と愛国党にすべきと考えてきました。

この対立軸は、80年代、自民独裁時代における自民内の親米派(清和会)と
非・親米の国内派(経世会)の対立軸に近いと言えます。

しかしながら、愛国党に相当した政党は、2009年に政権を握った
小沢・鳩山コンビ(経世会出身)の民主党政権のみと本ブログでは観ています。

小沢・鳩山コンビが、2010年、米戦争屋ジャパンハンドラーおよび、
彼らのロボット・悪徳ペンタゴン日本人勢力に駆逐されて以降、

民主党も自民党の亜流政党に堕し、国民からの民主党への信頼が失われ、
結果的に安倍自民を太らせてしまったのです。

この安倍自民は、日本を乗っ取る米戦争屋CIAネオコン(好戦派)にとっては、
日本を軍国化させる上で、利用価値があったのですが、

CIAネオコン以外の米戦争屋と欧米銀行屋で構成される米国寡頭勢力全体からは、
安倍氏の戦前回帰主義(反米右翼に豹変する危険をはらむ)に対して、
密かに警戒されていました。

その証拠に、上記、新・米戦争屋系(CIAネオコンとは別)とみなされる
キッシンジャーは、安倍一派(日本会議を含む)を嫌っていると推測されます。

安倍氏は、反米愛国右翼だった故・中川昭一氏とかつては親しかったわけであり、
安倍氏が二度目の総理にしてもらって、オモテムキ、親米似非右翼に転向していても、

キッシンジャーに代表される米国寡頭勢力からは、安倍氏は猫をかぶっている
と疑われていた可能性が大なのです。


5.米好戦派・CIAネオコンではなく、それ以外の米国寡頭勢力から
  安倍氏を小池氏に交代させる圧力が掛かっている可能性が大

上記、キッシンジャーの発言の信憑性は今一ですが、

CIAネオコン以外の米戦争屋勢力および欧米銀行屋を含む米国寡頭勢力が

安倍おろしを画策しているとしたら、そのキッカケこそ、

安倍氏夫妻が森友軍国小学校を支援していたことが

偶然にばれたという事実でしょう。

この件で、キッシンジャーなどは、安倍氏に嫌悪感を持ったはずです。

筆者を含む日本国民の多くも、安倍氏のアナクロイズム(時代錯誤思想)には

ついて行けないでしょう。

ましてや米国人は日米太平洋戦争を連想して、強く反発するはずです。

ちなみに、上記、故・中川氏が不審死させられたのは、

彼が反米愛国右翼(米戦争屋にとって危険人物)だったから

と本ブログでは観ています。

ところで、安倍氏はなぜ、アナクロイズムに拘泥するのでしょうか、それは、

A級戦犯であった安倍氏の祖父・岸信介を肯定したい

という安倍氏固有の事情があるからと思われます。


6.安倍氏より小池氏を好む米国寡頭勢力は
  小泉フィーバーのときと同様に欧米銀行屋も含まれる

これまで、安倍氏が二度目の総理を務めることを認めていたのは、

安倍氏による日本の軍国化回帰路線を利用したい米戦争屋CIAネオコン
(北朝鮮も傀儡化している好戦派)のみでしょう。

ところが、米国の寡頭勢力には、米戦争屋ペンタゴン主流派も
欧米銀行屋(ゴールドマンサックスなど)も含まれます。

そして、CIAネオコン以外は、安倍氏を嫌っている可能性が大なのです。

そして、小池氏は、CIAネオコン以外の

米国寡頭勢力の欧米銀行屋などには好まれています。

その証拠に、小池氏は都知事選出馬の前、2017年6月に

欧米銀行屋の大物・ジョージ・ソロスと会っています。

そして本ブログでは今年7月時点で、安倍氏から小池氏への総理交代劇が始まる

と予想していました。

穿った見方をすれば、舛添元都知事の失脚工作も、

小池総理誕生に向けたシナリオの一環だった可能性すらあります。


さて、そのジョージ・ソロスは元々、ヒラリーを支援しており、

ヒラリーが米大統領になったら、日本の総理を小池氏にやらせると、

小池氏はソロスにおだてられていた可能性があります。

しかしながら、ヒラリーが落選して、ソロスのシナリオが狂ったのですが、

ソロスなど欧米銀行屋は、安倍氏をクビにして小池氏にチェンジしたいのでしょう。

なぜなら、小池氏は、彼らの好んだ小泉氏の後継者に相当するからです。

以上より、いよいよ、今年10月に

小池総理が誕生するシナリオの実現可能性が急浮上してきました。


・・・・・・・
・・・・・・
抜粋終わり



反戦な家づくり より

上記文抜粋
・・・・・・・・・・・
情勢は激変した。第三極をつくるしかない

感情が多重化している。多層化と言った方がいいかもしれない。

2012年に自民党に大敗してから、私の考えてきた基本戦略は、保革連携だった。
たまたま両方に足をツッコみ、そのあまりの温度差の違いにびっくりして、なんとかならないのかと思ったのがキッカケだった。
温度差どころか、同じ現象を見ていても、保守と革新ではぜんぜん違う世界を見ているのである。
パラレルワールドと言ってもいいくらいに。

ここで言う保守とは、今は自由党になっている皆さんのこと。
革新というのはどちらかというと社民党系の色んな活動している人たち。
自民党や共産党に比べたら、保守や革新と言っても柔軟なほうだと思うのだが、それでも政治家に限らず、支援者をふくめて(支援者のほうがより激しく)、世界の見え方が違う。

違うのは現象の見え方だけではなく、運動へのこだわるポイントも違う。
保守は「勝ち」にこだわる。端的に言って、負ける正義は自己満足だ と考える。
革新は「正義」にこだわる。勝つために正義を曲げるのは裏切りだ と考える。

今はまさにこの違いの負の側面が衝突してしまっているけれども、5年前の私は、このプラスの側面を掛け合わせることができれば、すごく大きなチカラになる と思った。
保守の勝利へのこだわりと、革新の結果を気にせずにガンガン進む行動力が、うまくかみ合えばこれまでにない運動ができるのではないか、と思った。

それは、一定の形になっていた。ちょっと前までは。
自由党というのは、じつは今の自民党よりもずっと保守だ。なぜなら、自民党の半分は新自由主義に毒されており、9割以上は積極的な従米だからだ。彼らは本来の意味での保守ではない。保守をひとことで言うと「国民の生活が第一」ということであり、優しいナショナリストなのである。

その保守の塊のような自由党が、共産党と仲良く行動し、社民党や市民運動や労働運動の人たちと交流を深めてきた。
最初はかなり警戒していた革新の人たちも、徐々に認識が更新されていった。(大きくは私もその一人ということ)

しかし、もしここで自由党が、小沢一郎氏が希望の党に合流するということになると、保革連携は崩れ去る。

それは、実態的に希望の党には革新の欠片もはいっていないという意味でもあるし、同時に、本来の保守が活躍できる余地もないだろう という意味でもある。
また、逆からも崩れる。希望の党への合流に、まったく躊躇なく罵詈雑言を浴びせる人たちは、これまで築いてきた保革連携など一瞬で投げ捨ててしまうだろう。数日前までは 小沢さん だったのが 昨日からは 小沢 になっている。



ただ、自由党が本当に希望の党に合流するかというと、その可能性は低くなっただろうと推測はしている。

もともとのシナリオでは、自由党は丸ごと合流だったはずだ。
しかし、今朝の前原・小池会談で、情勢は一変した。
100億で小池ブランドを買って、金庫の鍵は前原が持ち続け、持ち株会社として希望の党をコントロールするというのが小沢シナリオだったはずだが、どうやら小池に別口の資金が投入されて、前原は一気に発言力を失ってしまった。

結果、民進と自由を丸呑みさせて、選挙後に実質支配するという作戦は実行不可能になった。
小沢氏もそれは察知しているだろうから、合流はせずに残ったものを第3極としてまとめる方向に動くのではないかと、期待はしている。しかしまだ予断は許さない。

振り返ってみれば、希望の党に金がないと言う情報は、意図的に流されたデマだった可能性がある。
民進の参議院議員がツイッターで、希望の党に来たければ民進から金をもらってから出てこいと言われている などと書いたりして、希望の党は資金難といううわさがまことしやかに流された。
その上で、いかにも物欲しそうに小池は前原に話しを持ちかけたのだろう。実は、軍需産業や統一教会あたりからごっそり資金はもらっていたのだ。

まったくしてやられたわけだが、ここまでやるとなると、前原やシナリオを書いた(だろう)小沢氏を責めるのは酷な気もする。
この状況を逆転するには

・民進党の金は渡さない。すでに渡してしまった公認料以上は出さない。
・希望に行かない民進 + 社民 + 自由 + 沖縄 で党をまとめて第3極にして、40人前後の当選を目指す
・共産党とは選挙協力する
・共産党を含めて、首班指名を深慮遠謀し、キャスティングボートを握る

これしか道はない。



ただ、民進の合流劇にたいする革新側からの罵詈雑言の嵐を見てしまうと、この第三極も本当にできるのだろうか、と非常に心配になる。

たしかに、結果的には小池にしてやられたのであって、罵詈雑言はある意味正しかった。
しかし、複眼的にものを見るということがなければ、これから先の第三極だって維持してはいけない。
「自分に近寄ってくるものは良いけれども、自分から遠ざかるものは嫌い」ではなく、「自分から近寄ってみる。立ち位置を変えてものを見てみる。」ということが、政治で力を発揮しようとすると、絶対に必要。
「妥協」を「腐敗」と感じる感性は、すべてを破壊する。

とは言え、「妥協」なんて誰も楽しくはない。
私も一昨日くらいから、何一つ面白くない。(仕事上のことは別にして)
自らの信じることを言い、それを実現してくれそうな政治家がいるから、熱が入るのは当然だ。
妥協だけで政治運動に参加しようなんて、だれも思わない。

解散された、公示直前だ と言う時期になったら、四の五の言ってられないから、妥協しか方法がないけれど、平時おいては妥協の前の段階をしっかり踏み固めておくことができるはずだ。
お互いの違いを認識し、どう違うのか、なぜ違うのか、踏み込んで話し合う機会を、頻繁に作るべきだ。
それをせずに、いきなり本番に突入するから、妥協と不完全燃焼と不信感だけが募り、爆発してしまう。

小沢氏がどのような決定をしようとも、私自身はその方向へ向かおうと思う。
もしも万が一、この状況でも自由党が希望に合流すると言うことになったら、私は自由党とは穏便に縁を切らせてもらう。

沖縄3区の玉城デニーさんは、希望に行かないと明言されたそうだ。
山本太郎さんも、苦悩しつつ、行くことはないだろうと発言している。


【文字起こし掲載】「女王様の『踏み絵』――安保法制・改憲」~自由党・山本太郎議員が胸中を語る「『希望の党』に手を挙げた民進党議員で心ある人は有事には『トロイの木馬』となってくれ」 2017.9.28 IWJ

すくなくとも、自由党が丸ごと合流と言うことは、現時点でもなくなった。
ここで、バラけてはいけない。

党をまとめて、比例名簿も作らなくてはいけない。比例復活の道を絶対につくること。
そして、数は少なくとも、固まって第三極を目指さなくてはならない。

同時に、共産党とはもちろん、希望に行った民進ともどこかでは気脈を通じつつ、本当に懐の深い集団を作ってくこと。

この方向しかない。

・・・・・・・・
・・・・・・・
抜粋おわり

DEEPLY JAPAN  より

上記文抜粋
・・・・・・・・
「偽の希望事件」

2017-09-30 17:23:42 | 太平洋情勢乱雑怪奇
沖縄の玉城さんが希望の党には加わらないと立場を鮮明にしていた。その他何人かの自由党、民進党の議員も、憲法と安保法制を踏み絵とした希望の党に加わらないとしたようだ。

共産党の志位さんは当日から、こういう事態にもかかわらず野党共闘で合意したことの線を守る候補との共闘は続けると発言していた。腸煮えくり返っているだろうが。

市民連合も1日ぐらい放心状態だったようだが、立場をはっきりさせた。

市民連合、希望との共闘否定「安保法制肯定ありえない」
http://www.asahi.com/articles/ASK9Y5D7MK9YUTIL02T.html


政党に関していえば、福島さんがうまくまとめていた。

要するに、前原は政党のなんたるかもわかってない、ただのジャパンハンドラーの現地工作員でしたって話だと思うんですよね。だから、むしろ、この人を党首になんかした時点で民進党はバカを晒した。宮台、神保両氏、および一部ジャーナリストはこのあたりを多少読んでいたように思う。何かが不穏だったわけでしょう。

潰すために党首になった前原と不毛な20年

■ 自民党は深い

というところで、では一体この「偽の希望事件」(と私が名づける)とは何だったのか。

2つの側面が考えられるのではないか。

1つは、安倍ちゃん内閣が国会も開けないほど弱っているその状況に至るにあたって、重要な役割を果たしたのはいわゆる野党4党の連合+市民各団体の連合だった。

つまり、この構図だと、仮に安倍が総選挙で勝ったとしても、いわゆるリベラル左派の存在感が増す。

もう1つは、選挙後のこと。前にも書いた通り、リベラル左派が結集しても自民党が負けるところまで追い込むことはできなかったでしょう。1/3狙いがせいぜい。

だから、総選挙は、モリカケ疑惑回避解散であっても、ともあれ自民党は勝ったでしょう。すると、

総選挙は安倍ちゃんが勝ち、11月の日程をこなす。しかし、そこから通常国会までは2月あまりなので、まだまだ安倍疑惑は忘れられず国会紛糾。→ ?
総選挙の勝ち方がギリギリだったため安倍ちゃん首班になれず→ ?
いずれの場合も、次の誰かが自民党の顔になる。誰? 岸田ってどうでしょう? 岸田一回休みの理由はこのへんだったりしてな、など思ってみたり。

要するに、岸がかき混ぜた混乱を宏池会が収集するという、自民党的には別に不思議でもないやり方が見えなくもない。自民党と安倍一派は同じではない。

そうなると、現在の憲法論議も北朝鮮問題も、方向が変わる可能性がある。

となると、今回希望の会なる何がなんだかわからない会に引き寄せられていった、中山夫妻やら松原やら長島だとか前原といった、過去十数年の妙な動きのキーパーソンたちは存在の意味を失う可能性がある。

そこで、折からの「安倍を倒せ」スローガンを換骨奪回して、民進党を乗っ取って、リベラル派を振るい落として、極右というよりジャパンハンドラーズ直営店みたいな感じの党を作ろうとした、ってことではなかろうか。

うまくすれば、こうなる、と。

■ 直営店は上手くいくのか

ジャパンハンドラーズ直営店(略称ジャパ直)は、平生からメディアを抱き込んでいるので、今回も主流メディアが、いつの間にか安倍ではなく百合子こそテーマみたいに話を作ってきている。しかし、誰が代表者なのかもわからず、もし選挙に勝ったら誰を首班指名するかもしれたものではない政党に、一体誰が投票できるのだろう? まぁ選挙民が利口でないから流れる人はいるだろうがそれにしたって仕立てが悪い。

また、テーマは安倍を倒せなのだ、と言いつくろっているが、日本人はすべて、安倍を倒しても改憲と安保法制(そして多分アベノミクスなる出口なしの無責任戦略)がそのままなら意味ないだろうとは考えられない人間なのか、というとそうでもない。

さらに、そもそも民進党で個人的、地盤的に選挙に強いのは右派ではなく左派分類の人であるように思う。そうなると、偽の希望は強弱まちまちのタマをかき集めて選挙戦を戦うことになる。

対して、今回偽の希望にふるい落とされた人たちは、冒頭で書いたように、むしろ支持者との信頼関係を強めたので、無所属で出ても、あるいはまだ公党民進党は存在するんだからその名で出ても通る可能性が高まっのではなかろうか。野党共闘もサポートするでしょう。


大人ですよ。共産党は歴史認識において私の天敵だが(ソ連、ロシア革命、スターリンの評価問題)、志位さんは国軍にとって大義がどれほど重要なことなのかを理解している(血中陸軍濃度の高い)数少ない議会人というのが私の評価なので、ここもまた、ああ、関東軍の将校の中にも後で考えてみて、歯噛みする思いの人はいただろうなぁとかそっちの方を想像してしまう。



■ まだまだ

というわけで、まだ今後波乱はあるかもしれないが、私には今のところ「偽の希望事件」によって偽の希望が現実の選挙結果を大きく左右するような飛躍を見せる図が想像できない。

あと、この程度のことは、立憲野党の連合をひっさげたグループは読んでいたのではないかという気がする。立憲野党の連合は、表面的には共産党、社会党が主体に見えるけど、成立過程を見ても、法律家集団、学者集団が多数がここについていると思う。

なぜなら、彼らは現在の政権(およびそれより危ないジャパ直)がやろうとしていることが法律の改変とそれに至る発言の変化から、どれほど危険で無謀なことか十二分に見えているわけでしょ。

だからこそ、どうしてもこの動きを止めなければならないといって、まとまった票を持ってぶれそうにない共産党を反撃キャンプに選んだって感じじゃなかろうか。ただ、それを全面に出すと反共でやられてしまう。これは戦前の歴史を見れば明らかでしょう。あれは共産主義者だから当局から睨まれたのではなくて、捕まったので共産主義者とされた、というべき事態が多数含まれている。

また、学者さんたちが今まで考えられないような動きをしている。過去2、3年間、図書館で論文書きしていた人たちが表に出て様々なところで講演してる。つまり、これは一過性の問題ではないとこれらの頭脳は判断しているということ。

20170503 石川健治


で、頭脳系の人たちというのは見た目は孤独な人でも、国家機構を動かすような仕事についている人々たちが同級生なわけでしょ。だから、その人たちが地道に、すまして動いているとしたら、通常の社共の支持だけでないものが水面下にたまっているということになる。

逆にいえば、ジャパ直が恐怖したのはこれらの動きなのかもしれない。


■ オマケ1

このブログの通常のおっかけ範囲からすると、岸ポンの一回休みというのは注目せざるを得ない。個人的には岸ポン好かんのやけど。

■ オマケ2


憲法学者はみんな左翼だ~とか言っているおバカな人たちがいますが、現在表に出て精力的に活動されている人たちはむしろ自民党政権と協力的だった方たちが多いのでは? が、なぜこうなったか。その一つのエピソードとして、東大の石川先生が中野晃一先生との対話の中で、あるエライ先生が現在の憲法改正案に大反対の立場を取ったきっかけはアベノミクスだとおっしゃっていた。つまり、財政こそ軍事国家のために突破しなければならない何か。財政こそ国家意思なわけですね。ここを突破する気なんだとお考えになったということらしい。そりゃもう切迫しますがな、って感じ。

やっぱり、頭のいい人たちはマスコミが作った日本史じゃない日本史を抑えているんだなと、今回の騒動を機会によくわかった。喜ばしい。

20170428 UPLAN 石川健治「天皇と主権 信仰と規範のあいだ」



■ オマケ3

頭のいい人たちは、法律行為が事実行為よりよほど大きな波及効果を持つかを知っている。なぜなら、憲法の文言に従って法が制定され、その下位法令が出来、さらに行政官僚を動かすのもそれらの法だから。

・・・・・・・
・・・・・・・・
抜粋終わり

>頭のいい人たちは、法律行為が事実行為よりよほど大きな波及効果を持つかを知っている。なぜなら、憲法の文言に従って法が制定され、その下位法令が出来、さらに行政官僚を動かすのもそれらの法だから。

これが重要。

法律を破っても「大丈夫」とか繰り返されると、法を好き放題に操っていいことになる。

恣意的な法の運営。そうなると、法への信頼など失われる。

あるいは、「俺が法律だ」となると、無法社会と同じ。

天皇制は、この法律の一貫性・責任の所在をあいまいにして、法律体系=国家とその指導者の尊厳を、いとも簡単に破壊できる。
無法のカルト宗教国家なのである。


その憲法・法律は、まさに国家・社会の意思とも言い得る。

極論すると、「治安維持法」は昭和天皇が国民のことをあまり考えてなかったその意思の表れであったのだ。



ふと思うに、リベラル嫌いには結構バカが多いことに気が付いた。

て私は唯物史観とか科学的共産主義とは屁と思っているけど、民生に資するところが多いのは大変評価しているし。


お読みくださりありがとうございます。


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