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故国の滅亡を伍子胥は生きてみれませんでしたが、私たちは生きてこの魔境カルト日本の滅亡を見ます。
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中外日報 より

上記文抜粋
・・・・・・・
お寺でお葬式に手応え(1/2ページ)

2016年8月12日付 中外日報(時事展描)

寺院での葬儀を見直す動きが各地で進む中、岐阜県揖斐川町の浄土真宗本願寺派等光寺では寺院活動の活性化を目指して2月から「寺院葬」を始めた。石井法水住職(42)は「これまで3件の葬儀を行い、いずれも好評。すでに4件の予約もある。寺院葬を通して地域でのお寺の求心力を考えていきたい」と手応えを感じている。(池田圭)


地域ぐるみ、経費も半減

石井住職は父の前住職の急逝に伴って14年前に後を継いだ。前住職は兼職していたため、寺院活動には十分手が回らず、門徒らの寺との関わりも薄れていた。現住職はこれを改善しようと早朝勤行への参加の呼び掛けやヨガ教室の開講、各種のイベント開催などに取り組んできた。

寺院葬は寺院活動の活性化策の柱で、「お世話になったご門徒や地域の方々に対して、私やお寺に何ができるのか」との思いが大きい。

同町内の葬儀は近年、寺から数キロ離れた公立の斎場で行われることが多く、高齢者の多い地域住民からは「移動が不便」との声もあった。

等光寺での葬儀は原則として予約制で、門徒以外の申し込みも受け付ける。住職が生前に本人や家族から葬儀の規模などの希望を聞き、訃報を受けたら住職が提携する葬儀社に連絡。住職立ち会いの下、遺族と葬儀社で日程や荘厳などについて話し合う。棺や霊柩車の手配などの料金はそれぞれの単価を表示して会計は明瞭化している。

また、地元には葬儀の際に区会(町内会)から手伝いを出す決まりがあり、会場設営や後片付け、駐車案内、会葬者受付などを住職や坊守、区会の代表者で分担する。この結果、葬儀社からの派遣人員が減り、人件費の削減につながる。費用は近年主流の葬儀会館での葬儀と比べて半額程度(約50万円)になる。


寺業として3割が計画

2月16日に初めて営んだのは、89歳で亡くなった元総代の男性門徒の葬儀。本堂内陣の左余間に棺を安置し、約30畳の外陣に焼香台や会葬者席をしつらえた。「司会者が素人では円滑な進行に不安がある」との喪主の希望で司会は葬儀社に依頼する配慮もした。

この喪主は「仏様に見守られているような葬儀だった。いずれ母の葬儀もこの寺でやりたい。私も自分の葬儀に備えて息子を住職に紹介している」と話した。

石井住職は「遺族や葬儀社の方と話し合いながらつくっていく葬儀なのでやりがいがある。ご遺族が悲しみと向き合う場の一端を担わせていただけることが、僧侶としてありがたい」と言う。

同寺の寺院葬はまだ始まったばかりだが、「町を歩いていると住民の方にいろいろと声を掛けられることが確実に増えた」と、寺に対する関心が高まった手応えを感じている。

人材養成プログラム「未来の住職塾」の松本紹圭塾長によると近年、寺院葬に取り組む寺院は増えつつある。住職塾の受講者が提出する「寺業計画書」のうち、約3割が寺院葬を計画している。

松本氏は、葬儀に寺院が丁寧に関わることが寺檀関係の円滑な継承につながると考えている点が受講者に共通しているとし、「『家族葬』の普及など葬儀の小規模化の傾向を受けて『小規模な葬儀なら、うちの寺でも無理なくできる』と考える住職も少なくない」と説明する。

30年前から自坊での葬送に取り組む臨済宗妙心寺派神宮寺(長野県松本市)の高橋卓志住職は「誰のための葬儀なのかをはっきりさせねばならない。神宮寺では遺族にしっかり取材した上で、その家に応じた葬儀のプログラムを作り上げている。大切なのは故人や施主の思い。手間暇を惜しまないことが重要だ」と言い、さらには葬具調達の経費節減など葬儀に関わるコスト意識も求められると指摘している。


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抜粋終わり

寺院も正常化の動き?

かな・・


お読みくださりありがとうございます。
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