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故国の滅亡を伍子胥は生きてみれませんでしたが、私たちは生きてこの魔境カルト日本の滅亡を見ます。
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P R
国際秘密力研究 より

上記文抜粋
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ツイートまとめ テーマ:「世俗化したカルヴァン主義」という冷酷な思想と英仏石屋の両建。思想的洗脳の防御方法。江戸時代の商業道徳に影響を与えた鈴木正三と石田梅岩の思想についての考察。

〇マックス・ウェーバーは世俗的成功=貨幣を多く獲得する事が死後の「救い」の証とするカルヴァン主義が近代資本主義を作ったとする。現代社会に於いて多くの人々を悩ませている「富を生み出さない、“生産性”の無い人間は価値が無い」とする冷酷な思想はカルヴァン主義を世俗化したものだと分析する。

〇世俗化したカルヴァン主義は「労働教」と呼ばれる。一方、投機的手段にて大量の貨幣を獲得する国際金融資本の論理は猶太教徒の商人が得意としてきたものである。近代資本主義が産業資本主義と金融資本主義から成るとすれば、カルヴァン主義が前者に関わり、猶太商人の論理が後者に関わると言えようか。

〇裏権力の連中は「労働教」を信じていない。それはあくまで民衆の側に強要される。つまり、人々を世俗化したカルヴァン主義によって縛りあるいは相互に争わせ、そこから利益を搾り取って、インサイダー情報を共有する一部の集団が莫大な投機的利益を得る。これが「近代」の裏権力支配の仕組みだと見る。

〇「近代資本主義が産業資本主義と金融資本主義から成る」と書いたが、前者に於けるカルヴァン主義に着目したのがマックス・ウェーバーで、後者に於ける猶太教に着目したのがヴェルナー・ゾンバルトである。両者は論敵同士と見られているが、近代資本主義を考える為にはどちらも参考になると考えている。

〇電通及びメディアが広めた「勝ち組・負け組」なる言葉も世俗化したカルヴァン主義と無縁ではなかろう。多くの貨幣を獲得し世俗的な成功を得る事が「死後の救済」の証とするカルヴァン主義の論理とは「貨幣の獲得は死後の救済即ち勝ち組の証」。「救済」を死後に設定するか現世に設定するかだけの違い。

〇「大量の貨幣の獲得=救済の証」とするカルヴァン主義の論理を押し通すと「救済」から漏れる人々を不可避的に生み出す。ここにルサンチマンが生じる。裏権力はこれすら利用する。これに対応するのが英仏石屋の両建構造だと分析する。英国系は欲望や虚栄心を利用し、仏蘭西系はルサンチマンを利用する。

〇即ち「貪瞋痴」で言うと英国系石屋は貪、仏蘭西系石屋は瞋、両者の根底に痴あり。裏権力の論理は結局は「貪瞋痴」でしかない。裏権力に打ち勝つ道は「貪瞋痴」に打ち克つ道と重なる。彼らと同じ論理、同じ土俵に立っていては勝てない。故に労働教など彼らが刷り込む論理を分析し相対化する必要がある。

〇英国系石屋の系列の裏権力走狗は、傲り高ぶり、虚栄心が強く(大仰な儀式や位階への執着はその表れだろう)、名利を求める心が人一倍強い俗物が多く、仏蘭西系石屋の系列の裏権力走狗は恨みつらみ、ルサンチマンが強いタイプが多いと見ている(種々の事情で怨念を抱いた者、反体制活動家の類も多い)。

〇結局「貪瞋痴」(過剰な欲・過剰な怒り・無知)である。英国系石屋の系列の裏権力走狗は「貪」が強く、仏蘭西系石屋の系列の裏権力走狗は「瞋」が強い。裏権力走狗になる時点で両者共「痴」は共通。走狗を飼う裏権力は「支配」など企む時点で「痴」。つまり裏権力及びその走狗は全員あ〇ま悪いひとだ。

〇衣食住など具体的な生存の条件以外だと人間が悩まされるのは主に思考による。特に刷り込まれた価値観や思想によって苦しめられる。逆にそれを受け入れなければ苦しまない。単純な道理。とは言え共同主観的な刷り込みの圧力は強力。これを跳ね除けるにはその世界観の由来を分析し相対化する事は効果的。

〇初期仏教で言われる「厭離」(対象から厭い離れる)は科学的な心理的技術と見る事が出来る。物事を対象化し分析する事で思想的洗脳を防止する方法はある意味これと似ている。つまり、対象(認識の対象全般。思想や世界観も含む)を客観的に観察・分析する事で対象に引きずり込まれる事態を回避する。

〇世の中で流布される言葉や価値観を鵜呑みにするのではなく、その言葉や価値観の由来を客観的に観察・分析し、対象化するようにすると、洗脳されたり思考誘導されたり悩まされたりする事態を回避する事が出来る。「上級国民」の件でも述べたが、急に流行り出した言葉や価値観は背後を疑った方がよい。

〇補足。既述の「厭離」の前提は「如実知見」となっている。如実知見=現象をありのままに観察する事。まとめると「如実知見→厭離→離貪(貪りを離れる、無執着)」という順番になっている。「現象を客観的に観察する事が現象への囚われを離れる所以になる」とはかなり科学的な観察ではないだろうか。

〇物事を観察し分析し対象化する事は物事への執着、囚われ(洗脳、思考誘導もその一種)を離れる効果的方法という東洋の古き知恵は、思想的洗脳を防止する方法を工夫する上で個人的には参考になると思った。逆に思考で悩まされている時は冷静に観察・分析出来てない事が多い。冷静な観察と分析が大事。

〇刷り込みは外からやってくるものだが、結局は自分の五感・思考・表象で認識しているものなので、防御法も認識作用に気を付ける以外の事ではないと考える。知らず知らずの内に洗脳されないように油断なく自らの認識に気を付ける。思想や世界観の刷り込みは主に「思考」と「表象」に関わる。特に思考。

〇先日言及した江戸初期の思想家・鈴木正三が「常に気を付けて自己を見張るように」と教えたのも、ちょっと油断するとすぐに対象に執着したり、妄想したり、欲や怒りに囚われたりする人の弱さを知る故であろう。これもまた流布される言葉や価値観に引きずり回されたりしない為に参考になる考え方である。

〇鈴木正三は「六賊煩悩を退治すべし」と言った。六根(眼耳鼻舌身意=五感・表象・思考=認識作用)が煩悩の侵入経路なので六賊。「何かを認識した時に煩悩が生じるので煩悩が生じぬように認識に気をつけよ」という事だろう。これもまた「認識作用に気をつける」という話以外ではない。思考も認識作用。

〇「刷り込みは外からやってくるもの」と書いたが、「六賊」とはよく言ったもので、執着・煩悩のみならず洗脳や思考誘導の侵入口もこの認識の経路以外にはない。謂わば外界との門みたいなもの。よって門を守れば刷り込みも防げる。「六賊に気を付けるべし」は非常に理に適った心得だと思う次第である。

〇鈴木正三は元々戦場を往来した戦国武士なので心を城郭に見立てて六根(眼耳鼻舌身意)という六つの門を堅固に守り抜く事で執著・煩悩・悪業を滅するべしという非常に武士的な勇ましい教えを説いた。洗脳、思考誘導など情報戦心理戦に晒されている今の世も戦国の世とある意味同じである。油断は命取り。

〇鈴木正三の事を書いたのは正三の思想が「日本資本主義の精神」になったという説がある事を踏まえたからでもある。この説は後付けだと思う。正三は農民が田を耕して煩悩を滅する事を説き、商人の道として一切執着を去れと教えた。「死後の救済は予め決定」という予定説のカルヴァン主義とは全く異なる。

〇正三と並んで「日本資本主義の精神」と結び付けられがちなのが石門心学の石田梅岩である。両者は封建道徳の下では卑しめられていた商人と商業に公的な存在意義を認めて江戸時代の商業道徳に影響を与えたとは言えるが、そこから明治以後の西欧近代主義的な資本主義に影響を与えたとするのは飛躍である。

〇国内で循環していた江戸時代の経済に於ける商業道徳を説いた正三や梅岩の思想を、明治以後の武力による対外膨張(市場開拓)を伴う資本主義と結びつけるのは明らかに不当であろう。経済の仕組みが違う。後者は基本的にグローバリズムである。明治以後の資本主義は西欧の社会進化論の影響が強いと見る。

〇救われる人間と救われない人間が予め「神」によって決定されているとする「予定説」のカルヴァン主義に対し、鈴木正三や石田梅岩の思想は万人に価値を認め万人が救われ得るとする実践哲学(正三は仏教、梅岩は心を重視する神儒仏一致的思想)。この点でも両者を「資本主義の精神」と括る誤りが分かる。

〇西洋人の学者などが梅岩の思想を日本版カルヴァン主義とするのは明らかに不当。憑依型戦術と言う他はない。梅岩の思想は江戸時代の基礎教養だった宋学を基本とし、万人の心中に「性」(個人に内在する理。宋学の概念)を認める。つまり性善説。この時点で原罪思想のカルヴァン主義とは全く相容れない。

〇説明すると、宋学で言う「性」とは天地自然の道理(=理)を人間に内在するという側面から見た人間の基本的な善性を意味する哲学的概念である。具体的には、物事の道理や現象に関する知識や法則性を認識する能力、是非善悪を見極める道徳的判断能力などを指す。孟子の性善説を受け継いだ考え方である。

〇ちなみに石田梅岩の各種思想哲学に対する姿勢は「捨てず、執着せず」というもので、神道、仏教、儒学、老荘など己の心を磨くのに参考になれば何でも自由に活用した(梅岩の基礎教養は儒学で、師は小栗了雲という禅者)。故に「心学」。これは日本人の思想哲学への接し方の典型的なあり方を示している。


https://twitter.com/kikuchi_8/status/1135590121439293440


(了)

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・・・・・・・・・
抜粋終わり

>多くの貨幣を獲得し世俗的な成功を得る事が「死後の救済」の証とするカルヴァン主義の論理とは「貨幣の獲得は死後の救済即ち勝ち組の証」。「救済」を死後に設定するか現世に設定するかだけの違い。

死後の救済が見込まれているやつが、儲ける。てのがカルバン主義。

入り口は「信仰心を持てるのは、救済される証拠」みたいだけど、その辺は浄土真宗とかと近いけど「現世利益」的な保証は、真宗は無い。

>この説は後付けだと思う。正三は農民が田を耕して煩悩を滅する事を説き、商人の道として一切執着を去れと教えた。「死後の救済は予め決定」という予定説のカルヴァン主義とは全く異なる。

儲かったら、救われる証拠~カルバン主義。

儲かろうが貧乏だろうが仕事に励め、それが「修行」であり救われる道~鈴木正三。

その辺が些細だけど大きな違う。

儲けても真面目に働かずズルする奴でも、カルバン主義ではまだ救われている証拠。

そんなやつは地獄の業づくり。が鈴木正三。


おなじく  より

上記文抜粋
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ツイートまとめ テーマ:米中両建抗争の茶番は新WTO=経済ワンワールドに誘導する為の弁証法戦略との分析。及び、両建「利用論」の危険性と不可能性について。


〇ファーウェイを巡る米中対立は茶番としか思えぬ。ファーウェイの技術を担うハイシリコンの技術は米国のクアルコム由来だからである。つまり米国から移転された技術が元になっている。これを手引きしたのがキッシンジャーと言われる。キッシンジャーはトランプの外交顧問。これもまた両建の実例の一つ。

〇ファーウェイや貿易を巡る米中対立が戦争になるのではと一部で言われ始めている。まともな国家指導者なら米中が戦争になれば破局的結末になる事は誰にでも分かる事なので戦争を回避するはずだが、裏権力の連中は戦争によって儲け、それをワンワールド化の口実ともするので戦争の扇動に要注意であろう。

〇NHKが米中の「貿易戦争」をダシに「WTO改革」の必要性を強調。しかし、実際には米国と中国の首脳は安倍一味らと同じくWTO改革に賛同している。EUの首脳も然り。米中の「貿易戦争」はWTO改革に誘導する為の両建抗争と思える。WTO改革はSDGsと同じく2030年に設定されるNWO構想。https://www3.nhk.or.jp/news/html/20190606/k10011943091000.html

〇WTO改革とはTPP+RCEP=FTAAPや日欧EPAなど世界の各メガFTAを合わせた「世界市場統一」即ち「経済ワンワールド」構想である。国連系のNWO計画であるSDGsと同じく2030年に実現が目論まれている。このWTO改革を対立する米中首脳が賛同し、安倍一味やEU首脳など各国の裏権力走狗も一斉に推進している。

https://pbs.twimg.com/media/D8ZBwsgUcAAJTmJ.png


〇NHKが取り上げたようにメディアも「WTO改革」の必要性を喧伝するようになってきている。「米中の貿易戦争が戦争になるかも」と脅す事でWTO改革を正当化(米中抗争はこの為の両建?)。日本で開かれるG20でも議論される予定だ。各国の裏権力走狗が2030年に向けていよいよ本格的に動き出していると見る。

〇米国の巨大資本は中国に莫大な投資を続けてきた。ファーウェイの技術も元は米国から移転。これらの投資を主導してきたのがキッシンジャー・アソシエイツだと言われる。要するに米国の「支配層」が中国を育ててきたと言ってもよいだろう。かかる経緯を見るに米中貿易抗争はやはり両建抗争としか思えぬ。

〇改元時に「今後はワンワールド化を阻止できるか否かがかかった激闘の時代になる」と予測したが、やはり裏権力及びその走狗は2030年のワンワールド実現の為に攻勢をかけてきたと思われる。この全体の構図を頭に入れておくと的確な情勢認識の為に資する。何としてもNWO阻止。その為にはTPP脱退が不可欠!

〇米中抗争は「対立から統合へ」の弁証法戦略に基づく演出だと分析。以下の如く読む。弁証法戦略では目標から逆算して対立を設定。ワンワールドという最終目標を設定し、そこから逆算して紛争や戦争を企む。「WTO改革」という目標から逆算して「米国と中国の貿易戦争」という両建抗争を演出中なのでは。

〇両建戦術を3つに分類。①リスク回避の為の両建。対立する両方に肩入れする。生存戦略の一種。②儲ける為の両建。対立する双方に武器を売るのが典型。③弁証法戦略の一部としての両建。設定した目標から逆算して対立を設定する場合の両建である。①②は古来より猶太商人の常套手段。③は1段高い戦略性。

〇「ワンワールドに誘導する為の両建抗争」は勿論③「弁証法戦略の一部としての両建」に該当する。弁証法戦略を構成する一部として組み込まれている。戦略と戦術の違い。個々の戦術は戦略目標を達成する為の構成要素である。①もある意味同様だが、「生き残り」という消極的な戦略目標である点が異なる。

〇石工を自任するフリーメイソン(石屋)がワンワールドを巨大な建築物に見立てているとするなら、個々の謀略や計画は礎石に当たる。礎石を除くと建築物全体が崩れ落ちるように、個々の謀略や計画の阻止がワンワールド化の阻止に繋がる。TPPや日欧EPAの脱退、RCEPやFTAAPの阻止は新WTOの阻止に直結する。

〇両建抗争は前線の抗争当事者は両建である事を知らず、本気で争っている場合もあるかもしれない。むしろ、その場合が多いかもしれぬ。が、両陣営の中枢にはしっかり紐が付いていて、裏権力が情勢全体の流れをコントロールしているのだと見る。例えばキッシンジャーがトランプ政権と中共の双方に関わる。

〇また、裏権力の派閥同士の抗争、権力闘争としての両建抗争もあると見る。彼らは基本的に私利私欲しか頭にない連中なので、相互の嫉視も絶えないであろうし、内部で足の引っ張り合いもしていると見るのが妥当だろう。が、裏権力の外部に対しては共同の利権を保持する為に一致団結するのだと思われる。

〇「裏権力派閥同士の抗争を利用する」という考えもあり得るが、「利用論」はリスクが高い。取り込まれる恐れがある。戦前に猶太資本の資金力を利用すればよいという「猶太利用論」があったが、猶太利用論者は日猶同祖論やワンワールドを唱えるなど裏権力走狗と化していた(元から?)。利用論は危ない。

〇満州に猶太資本を呼び込むという「河豚計画」は猶太利用論から出た計画である。「河豚」が毒を持つように毒を持つ猶太資本を利用するという意味である。文字通り危険な企みであった。日産の鮎川義介の発案で、親猶太系陰謀研究家で特務の犬塚惟重らが実行した。石原莞爾も猶太利用論者だったようだ。

〇裏権力派閥の「利用論」が危ないと思う主な理由を二つ挙げる。①裏権力派閥同士は裏権力全体を瓦解させるような抗争はしないだろうという事。裏権力以外に対しては全体の利権保持の為に一致団結すると思われる。②利用出来るような甘い相手ではない事。利用するつもりが取り込まれるという危険がある。

〇様々ある裏権力派閥の中で追及する優先順位を設定する事は意味がある。今の日本にとって最も緊急性と急迫性がある裏権力派閥の謀略を優先して追及し、それに両建的に対立する他の派閥にも目を配るという姿勢が重要であろう。例えば仏大東社系勢力の動きにも注意しながらCSIS系勢力の追及を優先する等。

〇例えばある裏権力派閥の者が反TPPを唱えているとして「反TPPの部分は一致するのでその点では協力すればよい」と思ったとしても裏権力派閥又はそのシンパは両建批判者を異様に敵視するので彼らとの「協力」「共闘」は不可能。全派閥を全方位批判しつつ批判の優先順位を設定するというのが妥当だろう。

〇そもそも「分断して支配する」という手口で世界侵略を進めてきた裏権力が自ら同じ方法で自壊するとも思えない。むしろ、裏権力派閥同士で対立を装いつつ陰謀追及者を取り込む工作に気を付けるべき。例えば「善なるイルミナティが世界権力を倒して正しいNWOを作る」などというような話が典型である。

〇全裏権力派閥は両建批判者を絶対的に敵視するので、TPPなどワンイシューで彼らと部分的にでも「協力」「共闘」とは「両建批判を止める事」を意味する。それ即ち特定の裏権力派閥に、両建に、「取り込まれる」という事である。これに関しては両建批判を続けるか、取り込まれるかの二つに一つしかない。

〇逆に両建批判者は全派閥から敵視されるので両建批判は裏権力走狗を釣り出す最高のルアーである(結果的にだが)。別にこちらが釣り出そうと思ってなくても、向こうが勝手に喰らい付いてくるのである。最初は味方のフリをして近づき、思い通りにならないと見るや攻撃に転じるというパターンなどがある。

〇両建批判者を敵視する裏権力派閥の者は突然攻撃を仕掛けてくる。それまでは味方のフリをしていたとか特に接点も無かったという場合が多い。個人的なトラブル等何も無かったのに物凄い憎しみを向けてくるのが特徴。個人的な因縁やトラブルなどないのにあそこまで人を憎めるとはカルトと同じだと分かる。

〇裏権力派閥に属する者は両建批判者に対して個人的な因縁(喧嘩などのトラブル)が何もないのにある日突然攻撃を仕掛けてくる。特に接点もない者からいつの間にか異常に憎まれているのが大きな特徴。これは自らが執着するドグマや属するグループを相対化された者が持つ憎しみという以外の説明が難しい。

〇特に接点すら無く論争や個人的なトラブルなど何も無かったのにある日突然一方的に異常な憎しみを向けてくる。個人的因縁がないので純粋に観念的な憎しみである。観念的な動機で異常な憎しみを募らせる事が出来るというのは、それだけ執着するドグマなりグループなりがある事の裏返しと考えるほかない。

〇観念的な動機で憎悪を募らせるというのは例えば異教徒を激しく憎む宗教原理主義者などが典型例である。異教徒に対して個人的な恨みがある訳ではないのに宗教のドグマへの執着という観念的な動機で他者に対して激しい憎悪を燃えたぎらせる。裏権力走狗が両建批判者に向ける激しい憎悪はこれに似ている。

〇人は欲が妨げられると怒るように憎悪は貪欲や執着の裏返しである。思想、イデオロギーなど見解への執着や派閥への執着も同様である。自らが信奉する思想や派閥を相対化する言説を激しく憎むのは、それらの思想や集団に強く執着している事の裏返しである。ある意味観念的な憎悪が一番厄介と言えるかも。

〇故に、観念的な動機だけで憎悪を向けてくる者は何らかのドグマを信奉していたり派閥やグループに属しているのだなと分かる訳である。異論があれば正面から議論や論争を仕掛ければよいはずだが、とにかく異常な憎悪を向けてくるのが特徴で、罵倒、デマ工作、ブロックして誹謗中傷など卑劣な行為が多い。

〇両建批判者は異常な憎悪や悪意に直面する。故に陰謀追及者は異常な憎悪やどす黒い悪意を跳ね除ける強さを必要とする。でなければ取り込まれてしまう恐れがある。どれ程理不尽な攻撃を受けたり、卑劣な工作を仕掛けられても、決して屈せぬ事が大事である。非道な輩共とはきっちり対峙・対決するべき。

〇「異常な憎悪やどす黒い悪意を跳ね除ける強さ」とは。憎まれても憎み返さない。憎しみは心を汚し判断力や分析力を曇らせる。「怒りを制する事が出来る強さ」がまず一点。怒りを制し、相手を冷静に分析し、きっちり反撃する。「憎まない=反撃しない」ではない。取りあえず上記を以て説明としておく。

〇原始仏典のダンマパダに「223怒らないことによって怒りにうち勝て。善いことによって悪いことにうち勝て。わかち合うことによって物惜しみにうち勝て。真実によって虚言の人にうち勝て。」とある。「跳ね除ける」とはここに言う「うち勝て」と同じである。これはまさに陰謀追及者の金言にもなり得る。

〇この文言はそのまま陰謀追及者の心得になる。①怒らない事で怒りにうち勝つ。怒ると判断力・分析力が曇る。②正しき道理で裏権力の悪に勝つ。③分かち合う事で物惜しみに勝つ。惜しまず情報発信し情報を共有する。④真実で虚言の人にうち勝つ。陰謀追及は真実の追求。これでデマ工作や思想工作に勝つ。

〇怒りは陰謀追及の駆動力にもなるが、怒りに我を忘れたり怒りに執着して「憎しみ」のレベルにまでなると判断や分析を歪ませる。逆に怒りを制すれば心の余裕と冷静さが生まれる。冷静であれば相手を的確に分析し反撃する事が出来る。怒りに駆られるのではなく怒りを制する方が効果的な反撃が可能になる。

〇初期仏教で人間の執着(取)を四つに分類しているのが参考になる。①欲取。欲望への執着(特に感覚的な欲望)。②見取。思想やイデオロギー、教義、世界観など物の考え方、見解への執着。③戒禁取。宗教的な戒律や儀式への執着。④我語取。心や物など現象を常住不変の実体と見る執着。哲学的な実体論。

〇両建批判者に一方的に異常な憎しみを向けてくるタイプの裏権力走狗は前述の四つの執着の中では②「見取」が非常に強いと分析する事が出来る。自らが信奉する思想や思想派閥への執着が著しい故に憎しみもまた強いのだ。他方、金の為に裏権力に魂を売ったような走狗は①「欲取」が強いタイプだと言える。

〇何に執着しているかで裏権力走狗のタイプを分類する事が出来る。各種思想や宗教、イデオロギーもしかり。前述の分類だと、例えば律法に執着する猶太教や儀式に執着する儀式魔術などは戒禁取が強いと見る事が出来るし、土着の宗教を滅ぼし異端審問や魔女狩りを行った西欧の基督教会は見取が強かった。

〇四つの執着は相互に関連しているとも言える。例えば儀式殺人は生贄思想という「見取」、血を好むおぞましき「欲取」、儀式自体への執着である「戒禁取」が合わさったものと分析する事が出来る。我語取は五蘊(心身の構成要素)などの実体視だが、実体論一般と解釈するとあらゆる哲学思想に当てはまる。

〇喧しく主張される「WTO改革」とは具体的には主に国家間の貿易紛争を裁く仕組みについてである。これはWTOの機関が主権国家を超越する世界政府的な権威を持つ事を意味する。即ち超国家的な司法制度である。TPPなど包括的奴隷条約の最大の問題であるISDS等の毒素条項も「紛争解決」に関する事柄である。

〇「人類全体の紛争や論争を裁定する最高権威=世界政府」という妄想である。国家間の紛争を利用して、よりメタレベルの権威を確立する事で世界統一を図る狙いだと分析。紛争解決を名目に世界的な統一権力を創出せんとする。故に裏権力にとって紛争は不可欠なのである。「対立→統合」という弁証法戦略。

〇怒りは陰謀追及の駆動力にもなるが、怒りに我を忘れたり怒りに執着して「憎しみ」のレベルにまでなると判断や分析を歪ませる。逆に怒りを制すれば心の余裕と冷静さが生まれる。冷静であれば相手を的確に分析し反撃する事が出来る。怒りに駆られるのではなく怒りを制する方が効果的な反撃が可能になる。

〇初期仏教で人間の執着(取)を四つに分類しているのが参考になる。①欲取。欲望への執着(特に感覚的な欲望)。②見取。思想やイデオロギー、教義、世界観など物の考え方、見解への執着。③戒禁取。宗教的な戒律や儀式への執着。④我語取。心や物など現象を常住不変の実体と見る執着。哲学的な実体論。

〇両建批判者に一方的に異常な憎しみを向けてくるタイプの裏権力走狗は前述の四つの執着の中では②「見取」が非常に強いと分析する事が出来る。自らが信奉する思想や思想派閥への執着が著しい故に憎しみもまた強いのだ。他方、金の為に裏権力に魂を売ったような走狗は①「欲取」が強いタイプだと言える。

〇何に執着しているかで裏権力走狗のタイプを分類する事が出来る。各種思想や宗教、イデオロギーもしかり。前述の分類だと、例えば律法に執着する猶太教や儀式に執着する儀式魔術などは戒禁取が強いと見る事が出来るし、土着の宗教を滅ぼし異端審問や魔女狩りを行った西欧の基督教会は見取が強かった。

〇四つの執着は相互に関連しているとも言える。例えば儀式殺人は生贄思想という「見取」、血を好むおぞましき「欲取」、儀式自体への執着である「戒禁取」が合わさったものと分析する事が出来る。我語取は五蘊(心身の構成要素)などの実体視だが、実体論一般と解釈するとあらゆる哲学思想に当てはまる。

〇喧しく主張される「WTO改革」とは具体的には主に国家間の貿易紛争を裁く仕組みについてである。これはWTOの機関が主権国家を超越する世界政府的な権威を持つ事を意味する。即ち超国家的な司法制度である。TPPなど包括的奴隷条約の最大の問題であるISDS等の毒素条項も「紛争解決」に関する事柄である。

〇「人類全体の紛争や論争を裁定する最高権威=世界政府」という妄想である。国家間の紛争を利用して、よりメタレベルの権威を確立する事で世界統一を図る狙いだと分析。紛争解決を名目に世界的な統一権力を創出せんとする。故に裏権力にとって紛争は不可欠なのである。「対立→統合」という弁証法戦略。


https://twitter.com/kikuchi_8/status/1135585832784474114


(了)
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抜粋終わり

WTOを統一権力にするのでなく、その場その場で話し合って解決できるようになるのが、文明で礼であろう。


お読みくださりありがとうございます。
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労働教師も格差教もプロテスタント由来!
  • from ローレライ :
  • 2019/06/16 (16:53) :
  • Edit :
  • Res
労働教も格差カースト教もプロテスタント由来!平和志向も帝国主義をねじ曲がる!
Re:労働教師も格差教もプロテスタント由来!
2019/06/16 21:12
>労働教も格差カースト教もプロテスタント由来!平和志向も帝国主義をねじ曲がる!

その通り。


新教とは新しい狂い。


書き込みありがとうございます。
馬鹿を脱線させる!
  • from ローレライ :
  • 2019/06/16 (16:57) :
  • Edit :
  • Res
馬鹿を脱線させる、悪堕ちの罠はたくさんある。
Re:馬鹿を脱線させる!
2019/06/16 21:13
>馬鹿を脱線させる、悪堕ちの罠はたくさんある。

そうですよね・

桑原桑原

書き込みありがとうございます。
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