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故国の滅亡を伍子胥は生きてみれませんでしたが、私たちは生きてこの魔境カルト日本の滅亡を見ます。
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P R
戦闘教師「ケン」 激闘永田町編 より

上記文抜粋
・・・・・・・・・
常々指摘していることだが、ケン先生は中世の蛮性が全く反映されない大河ドラマや時代物に非常に批判的で、歴史修正主義と言っても良いくらいだと考えている。とかく現代日本人は、武士を理想化してしまう傾向が強いが、特に戦国期以前の武士というのは蛮性そのものだった。鎌倉期の絵巻物『男衾三郎絵詞』にはこんな一文がある。

弓矢とる物の家よく作ては、なにかはせん。庭草ひくな、俄事のあらん時、乗飼にせんずるぞ。馬庭のすゑになまくびたやすな、切懸よ。此門外とをらん乞食・修行者めらは、やうある物ぞ、ひきめかぷらにて、かけたてかけたておもの射にせよ

要するに、「サムライの家では、馬草にするから庭の草は放っておけ、庭端には常に生首をさらしておけ、気合いだ!外で乞食や放浪者を見つけたら、引っ捕らえて、弓矢の練習の的にしろ!」ということである。

「武者は犬ともいへ、畜生ともいへ、勝つことが本にて候」
『朝倉宗滴話記』

「先づ太刀をとつては、いづれにしてなりとも、敵をきるという心也」
『五輪書』

戦闘力の高さこそが、武士の本懐なのだ。
年寄りどもの大好きな宮本武蔵は、「人を斬る」ことを究めることしか頭にない。
俗に言われる宮本武蔵の武伝も、子細を検討すれば、「弱いヤツとしか戦わない」「強いヤツと戦う時は策を弄する」ことが徹底されていることが分かる。かの『五輪書』には、「いかにして敵を斬るか」しか書かれていない。

鎌倉・戦国期は言うまでも無く、つい150年前の戊辰戦争においても会津や宇都宮の戦場には多数の首無し死体が放置されていたと言うし、1876年に熊本で起きた「神風連の乱」では、真っ先に熊本鎮台の種田少将が討ち取られ、その生首は神前に奉じられた。現代ですら、東京日日新聞の浅海一男記者の回想によれば、日華事変の折、丹陽にある歩兵学校を日本軍が制圧した後、校庭に足を踏み入れたところ、(中国)国府軍の制服を着た首無しの死体が数十も放置されていたという。

【参考】 薩摩の蛮性

その意味で、本作はグロいことは確かだが、こうした中世と武士の蛮性をあまねく表現している。

「武士とは何か?ナメられたら殺す!」(なめられなくても殺すんだけど)


「家柄・血筋・高貴な武者といえども、殺せばただの汚い首となる」

武士どころか皇族ですら大変なことになっており、一昔前なら不敬罪が適用されかねない勢いにある。「ゴダイゴ最強伝説」と呼んでも良いくらいだ。


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史実の人物も登場するが、どれも濃ゆい人物として描かれており、非常に興味深い。
全6巻ながらストーリーは一本道にならず、圧倒的な熱量を維持させながら上手く完結させている。

是非とも実写化したい作品である。


・・・中略・・・・


滋賀県の未成年巡査が巡査部長を射殺してましたが、罵倒が理由とのことで(少年が言うには)報道を聞いたときは、士道未だ滅びず!と膝を打ちました。
武士の面目を潰されたら、四の五の言わず、利害得失考えず、抜く、そして殺すのが葉隠の説く武士道ですね。

まあその後、武士であれば、逃走せずに自首して謹慎か、自宅で切腹(自害)すべきですが、そこまでの覚悟は無かったようで。

冗談はさておき、現代社会は、暴力や暴言を抑圧されすぎて
それらに秀でた人間には大変生きづらい世の中になってしまってます。

世が世ならくだんの少年も、福島正則ばりに見どころあるとされて出世できたかもしれないのに。

とはいえ、男女平等社会では、暴力暴言が抑圧されるのもやむをえない。厳しいところです。

あと、人間の脳は20代30代と成熟するので、
10代が前頭葉の抑制未発達なのは仕方ない。
10代は原則死刑にしないというのも、まあ一応合理的かなと。
Posted by taka at 2018年04月15日 21:42


そうなんですよ。連中は一方で武士道を称賛しておきながら、目下から反抗されると、突然権威主義に走るわけで、どこまでも愚かです。いずれにしても、近代の原理に反するものですが。
「自宅で自害」というのは、江戸時代の倫理であって、戦国以前の感覚であれば、反政府ゲリラに身を投じるか、中国・ロシアに亡命するのが筋ですね。自分は何もしてなくても、サッサと亡命しようとしてますがw

まぁさすがに現代社会で暴力を肯定するわけにはゆきませんが、旧日本軍式の警察や自衛隊の組織が現代では通用しなくなっている一つの証左かもしれません。
Posted by ケン at 2018年04月16日 13:28

・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・
抜粋終わり

>そうなんですよ。連中は一方で武士道を称賛しておきながら、目下から反抗されると、突然権威主義に走るわけで、どこまでも愚かです。いずれにしても、近代の原理に反するものですが。

同感。

>まぁさすがに現代社会で暴力を肯定するわけにはゆきませんが、旧日本軍式の警察や自衛隊の組織が現代では通用しなくなっている一つの証左かもしれません。

然りっていうか、日本が「天皇真理教」の洗脳から目覚めつつあるのかな。

三国志の張飛は、部下をいじめすぎて、最後は、部下の裏切りで殺された。

まして張飛よりも遥かに知勇が劣る人間に罵倒をされ続けられたら・・・あり得るのだ。

左伝でも、「暴力的な君主が、いびっていた門番が、怒って殺す」

とか

「横暴な家老が、奴隷・使用人が切れてそれに殺される」

とかどんどん出ている。

さらに魏の夏候惇も、「儒学の先生を侮辱された」ということで、その侮辱した人を殺している。

まあ極端な例かもしれないが、そもそもその人の尊厳を踏みにじるのは、「社会的な死」を誘発する行為で、当然その報いで「社会的に殺すのなら、生物的に殺す」となるのはあり得るのだ。


それを「天皇陛下万歳」「天皇は神で、上長の言葉は天皇の言葉」とかいって、洗脳しても、さすがに無理が出てきたのかな。

なら、武士も天皇もやめて、儒学でもしたほうがマシに思える。

儒学は、諫言もあるし、革命もある。「父殺し」は君主の命令でもしない。
その点は、天皇制よりも優秀である。


お読みくださりありがとうございます。


追記
リャンマガ より

上記文抜粋
・・・・・・・・
このようなことは想像に容易くはありましたが、それにしても酷すぎる、レベルの低すぎる事態に日本は陥っていると思います。
ネットでは内閣総辞職などの言葉をよく見かけますが辞職なんていうレベルではないような気がします。
逮捕とか投獄じゃないの?かと。
しかも、辞職しなければどんなに酷く、疑い深い総理大臣でもすぐに変えられないというのが恐ろしいシステムだなと思いました。
任期満了を待つしかない。
逮捕されたり死亡したら別でしょうけど。
デモなどでも国民が総理大臣に辞職を求めますが、それはある意味、自ら退くという誠意とか善意を求めているわけであって、そもそもそんな清さを持っていたら辞職を求められるような事態にはならなそうな気がします。
選挙システムもなんだかんだいって隠された状態だし、そもそも当選人数が多いから与党になるわけであって、国会で多数決して野党の意見が通ることは基本的にはないと思っています。
特別会計もそうだし、とにかく本当に支配層のやりたい放題のシステムだなと改めて思います。
話しが少しそれてしまいましたが、それでも、私はなんとなく、最終的に渦中の人々に悪いような結果にはならないような気がするんです。
これは私の個人的な予想です。
それはなぜかというと、現内閣の上位御二方は天皇と親戚だからです。
どんなに悪事を働こうと、国民を苦しめようと、富の略奪をしようとも、天皇の親戚であればOKみたいな、また、そこに群がっていれば大丈夫みたいな。
それは皇室が支配者であると思うからです。
お上さんが言うには、皇室の上ですが。
日本の表向き支配者が従っている存在があると私は聞きます。
ですので、正直、もう人々の手ではどうすることもできないと思っているんです。
ちなみに、私はあきらめるつもりで、お上さんに、「それはやはり多くの人々の総体的想念、集合意識が作り上げたのですか?」と聞くとそれは違うとはっきり言われました。
支配者たちの勝手な行いだそうです。
多くの人間は本当は、地球の地獄化なんて望んでいない。
この故意に作られた地球のシステムがいかに多くの人々に強い影響を及ぼしているかがわかります。
でですね、先ほども言いましたが、結局のところ、支配層のやっていることだからたぶんもう人々の手ではどうにもならないと思うんです。
あ、でも、私たちは決して無力ではなく、ここに来て多くの人々が気づいて、アクションを起こしたり、自分の行いを見直したり、声をあげたり、純粋な愛に満ちた祈りをしたり、たくさんのポジティブなエネルギーが人々から宇宙に発せられています。
ここのところずっと私は天意発動と言っていますが、たぶん本当にこれが行われるっぽくて、日本を、地球を良く変えていくためにまずは表向き支配層が従う、隠れている存在を一掃することが必要なようなんです。
火種を取り除くというか。
そのために事象を起こすと。

・・・・・・・・
・・・・・・・
抜粋終わり

>それはなぜかというと、現内閣の上位御二方は天皇と親戚だからです。
どんなに悪事を働こうと、国民を苦しめようと、富の略奪をしようとも、天皇の親戚であればOKみたいな、また、そこに群がっていれば大丈夫みたいな。
それは皇室が支配者であると思うからです。


革命は、「人心の一新」も意味する。

頭と心を変えるしかない。


やられたらやり返す。殺される前に殺す。これが武士道!!

悪政は許さない。悪い王は追放か死刑。これが儒学の王道!!



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何度も封印を解除と言いたくなる理由
  • from ナオト :
  • 2018/04/16 (21:22) :
  • Edit :
  • Res
「結界や封印というのが  石を使った簡単な心理的な操作で  出来てしまい


封印を解除するのは  子供でもできるくらい


動作もないことなら


人間の意識の封印や  その解除も  恐らく簡単なものかもしれないし


一族に伝わる伝承や  宗教の文言や慣習で


案外簡単に  操作できるものなのかもしれない

http://suishounohibiki.blog.fc2.com/?m&no=55
から引用

 もしかしたら封印の解除や封印を解除といいつづけていたら脳の封印が解けるかもしれない。だから封印を解除と言い続けたいのです。
Re:何度も封印を解除と言いたくなる理由
2018/04/17 12:52

>
> もしかしたら封印の解除や封印を解除といいつづけていたら脳の封印が解けるかもしれない。だから封印を解除と言い続けたいのです。

そうでしょうね。

書き込みありがとうございます。
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