故国の滅亡を伍子胥は生きてみれませんでしたが、私たちは生きてこの魔境カルト日本の滅亡を見ます。
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http://diamond.jp/articles/-/136039 より
上記文抜粋
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パワハラ男を製造するのは母!「家庭内ハラスメント」の恐怖
安冨 歩:東京大学 東洋文化研究所 教授
職場や教育の現場での暴力を肯定しがちな日本の男たち。彼らがそういう発想になった背景には、子ども時代に受けた家庭の暴力がある。(東京大学東洋文化研究所教授 安冨 歩)
妻のフラストレーションは
無力な子どもに向かう
前回(記事はこちら)、女性の社会進出を阻むことが、夫を家庭内で搾取する恐るべき「タガメ女」を生み出す、という事情を述べました。今回は、その最大の被害者である子どもたちに焦点を当ててみたいと思います。
タガメ女のフラストレーションは、夫のみならず、子どもたちにも向かいます。いや、むしろ、無力な子どもたちこそ、最大のターゲットになるのです。昼間のファミレスに数時間いれば、子どもの教育について、ママ友たちのこんな会話が耳に入ってきます。
「あなたが甘いからよ」
「ちゃんと躾けないとダメよ」
「手を上げないと仕方のないことってあるよね?」
たとえば、幼稚園に行く時間なのにグズグズして靴下をはかない、21時に寝させたいのになかなか寝ない、といったことは、どんな子どもだってやることです。そんなとき、怒鳴り声をあげる母親は多いですが、これは「躾という名を借りた暴力」です。
彼女たちの中には、すでに巨大な欲求不満や怒りがマグマのように眠っており、子どもが言うことを聞かない瞬間に噴火します。それは、「躾」と称して子どもに八つ当たりする絶好のチャンスなのです。
考えてもみてください。家庭に閉じ込められた女性は、社会で自分の力を発揮しようにも、その場所が見つからない。夫は社畜と化して仕事漬け。家事と子育てに没頭するしかない環境で、「果たしてこのまま死んでいいのか?」と、鬱屈した腹立ちを抱えるのは当然です。こうして溜め込んだ怒りをぶつける相手として、無力で文句を言わない子どもは、うってつけの存在なのです。たとえそんなことをしてはいけない、といくら思ったところで、無意識の作動は止められません。
もちろん、父親だってハラッサーになり得ます。ただこの国では、いくらイクメンだって母親に比べれば、子どもに接する絶対的な時間数が少ないため、子どもは母親からの影響を大きく受けて育つものです。
「暴力なしで教育はできない」
歪んだ価値観を母から学ぶ
「あなたのためなのよ」
子どもを怒鳴りつけた親は、決まり文句のようにこう言います。かくして子どもたちは、世界とはこんな理不尽で成り立っているのだということを学習し、それは確信に変わります。
躾と称して暴力を振るう親たちは、二言目には、こう言い訳することでしょう。「わたしだって、やりたくてやっているのではない」と。さらに、幼い子どもは、親、特に母親を自分にとって絶対不可欠な存在だと思っています。その人を「悪く思う」なんてことはできません。
従って、多くの子どもは「お母さんは正しい。悪いのは僕(私)なんだ」と思い込みます。こうして子どもの人格の中枢に、暴力が埋め込まれます。
「お母さんはボクを愛しているがゆえに、ボクのために泣く泣く暴力を振るうのだ」というストーリーを構築した子どもは、それを全力で守ろうとします。彼らが長じると「暴力は愛だ」という価値観を帯びた歪んだ大人となります。
元自民党の豊田真由子議員による、秘書への暴言・暴力事件は記憶に新しいところですが、河村建夫・元官房長官は「あんな男の代議士いっぱいいる」と発言しました。あの録音を聞いても何とも思わないのです。自民党という社会は、「暴力は愛だ」という価値観の上に形成されているのではないでしょうか。
子どもの自由を奪う
過干渉こそが最大の虐待
「そんなの考え過ぎだ」と思う人は多いでしょうが、意外にも堂々暴力を振るう人は、「自分が悪いことをしている」とは思っていないものです。豊田さんも、こうした歪んだ価値観を埋め込まれて育ったのではないでしょうか。
もちろん、暴力を受けて育てば暴力的になるわけではありません。元タカラジェンヌの東小雪さんは、実父からの性虐待という堪え難い暴力を受けた経験をお持ちで、それを『なかったことにしたくない 実父から性虐待を受けた私の告白』(講談社)という本に詳しく書いておられます。私はお会いして、まっすぐで優しいお人柄に驚きました。それにはしかし、事実を直視して乗り越えるという勇気が必要です。
親が働く暴力は、罵詈雑言を投げつけたり、殴ったり蹴ったりするなど、分かりやすい形だけではありません。私は、子どもの自由を奪う監視や過干渉こそが、最大の虐待だと考えています。
そう言うと必ず、「まだ小さいのに叱らずに放っておいて、交通事故に遭ったりしたらどうするんだ?」などと切り返してくる人がいます。
確かに身を守る最低限の知識は持っておく必要があるでしょう。しかし、叱りつける必要があるでしょうか?単に「道路に飛び出しては危ない」ということを、教えてあげたらいいだけ。大人だって、叱りつければ凹むだけで、正しく学習することなんてできないはずです。どうして、大人はダメでも子どもなら、叱られたら正しく学習する、などと変なことを思うのでしょうか。
キレる母親は
ハラッサーとしては二流
ただし、叱りつけるのは、二流。一流の毒親は、0歳児の頃から徹底して子どもを調教しますから、わざわざ言葉に出して叱りつけずとも、一瞥するだけで子どもに言うことを聞かせることができます。
つまり、「勉強しろ」とガミガミ言う母親は二流の教育ママで、チラッと凍り付くような視線を投げかけるだけで、子どもに勉強させる力を持つ母親が一流だということです。二流の教育ママが子どもを東大に入れるのは、難しいのではないか、と思います。
受験勉強のような知識の断片の理不尽な集積を、好んで勉強する人がいるとしたら、それは頭がどうかしています。受験勉強に励むことのできる人は、勉強そのものではなく、合格を目標にしているに過ぎず、それは母親(もしくは父親)に仕込まれ、自らの意思ではないものを、自らの意思と思い込んでいるからやっているに過ぎません。
こうした親たちは、子どもを東大に入学させれば将来は安泰だと考えているのでしょう。しかし、この暴力の代償は高くつきます。
人格形成が未熟な子どもの場合、母親からハラスメントを受ける日々を送ることで人格が崩れていき、健全に育つことができません。一流のハラッサーの元で育った子どもともなれば、0歳児の頃から徹底して虐待され続けるわけですから、受けるダメージは深刻です。
かくして、大人になってからうつ病や統合失調症などの精神病を発症したり、自殺してしまうというような問題が起きます。自らが病まなければ、親ゆずりのハラッサーとして、家庭や職場で周囲の人たちを追いつめていく人物になることでしょう。
親から暴力を受けて子どもが死亡した、というようなニュースを目にしない日の方が少ないくらいですが、子どもがエリートに育ち、外からは「子育てに大成功した」と見えるケースでも、深刻なハラスメントが隠れていることは少なくありません。
ハラスメントを個人の問題として考えてしまうと、問題の真相は見えてきません。家庭こそが、親から子へと暴力を受け継ぐ装置であり、家族の非暴力化を実現しない限り、日本社会からハラスメントがなくなることはないのです。
・・・・・・・
・・・・・・・
抜粋終わり
体罰・尊厳を踏みにじる行為の危険性。
それを肯定し続ける限りに、日本人は、外国の奴隷・家畜であり続ける。
そもそも今もアメリカや偽日本人・天皇真理教徒の家畜だからな。
お読みくださりありがとうございます。
上記文抜粋
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パワハラ男を製造するのは母!「家庭内ハラスメント」の恐怖
安冨 歩:東京大学 東洋文化研究所 教授
職場や教育の現場での暴力を肯定しがちな日本の男たち。彼らがそういう発想になった背景には、子ども時代に受けた家庭の暴力がある。(東京大学東洋文化研究所教授 安冨 歩)
妻のフラストレーションは
無力な子どもに向かう
前回(記事はこちら)、女性の社会進出を阻むことが、夫を家庭内で搾取する恐るべき「タガメ女」を生み出す、という事情を述べました。今回は、その最大の被害者である子どもたちに焦点を当ててみたいと思います。
タガメ女のフラストレーションは、夫のみならず、子どもたちにも向かいます。いや、むしろ、無力な子どもたちこそ、最大のターゲットになるのです。昼間のファミレスに数時間いれば、子どもの教育について、ママ友たちのこんな会話が耳に入ってきます。
「あなたが甘いからよ」
「ちゃんと躾けないとダメよ」
「手を上げないと仕方のないことってあるよね?」
たとえば、幼稚園に行く時間なのにグズグズして靴下をはかない、21時に寝させたいのになかなか寝ない、といったことは、どんな子どもだってやることです。そんなとき、怒鳴り声をあげる母親は多いですが、これは「躾という名を借りた暴力」です。
彼女たちの中には、すでに巨大な欲求不満や怒りがマグマのように眠っており、子どもが言うことを聞かない瞬間に噴火します。それは、「躾」と称して子どもに八つ当たりする絶好のチャンスなのです。
考えてもみてください。家庭に閉じ込められた女性は、社会で自分の力を発揮しようにも、その場所が見つからない。夫は社畜と化して仕事漬け。家事と子育てに没頭するしかない環境で、「果たしてこのまま死んでいいのか?」と、鬱屈した腹立ちを抱えるのは当然です。こうして溜め込んだ怒りをぶつける相手として、無力で文句を言わない子どもは、うってつけの存在なのです。たとえそんなことをしてはいけない、といくら思ったところで、無意識の作動は止められません。
もちろん、父親だってハラッサーになり得ます。ただこの国では、いくらイクメンだって母親に比べれば、子どもに接する絶対的な時間数が少ないため、子どもは母親からの影響を大きく受けて育つものです。
「暴力なしで教育はできない」
歪んだ価値観を母から学ぶ
「あなたのためなのよ」
子どもを怒鳴りつけた親は、決まり文句のようにこう言います。かくして子どもたちは、世界とはこんな理不尽で成り立っているのだということを学習し、それは確信に変わります。
躾と称して暴力を振るう親たちは、二言目には、こう言い訳することでしょう。「わたしだって、やりたくてやっているのではない」と。さらに、幼い子どもは、親、特に母親を自分にとって絶対不可欠な存在だと思っています。その人を「悪く思う」なんてことはできません。
従って、多くの子どもは「お母さんは正しい。悪いのは僕(私)なんだ」と思い込みます。こうして子どもの人格の中枢に、暴力が埋め込まれます。
「お母さんはボクを愛しているがゆえに、ボクのために泣く泣く暴力を振るうのだ」というストーリーを構築した子どもは、それを全力で守ろうとします。彼らが長じると「暴力は愛だ」という価値観を帯びた歪んだ大人となります。
元自民党の豊田真由子議員による、秘書への暴言・暴力事件は記憶に新しいところですが、河村建夫・元官房長官は「あんな男の代議士いっぱいいる」と発言しました。あの録音を聞いても何とも思わないのです。自民党という社会は、「暴力は愛だ」という価値観の上に形成されているのではないでしょうか。
子どもの自由を奪う
過干渉こそが最大の虐待
「そんなの考え過ぎだ」と思う人は多いでしょうが、意外にも堂々暴力を振るう人は、「自分が悪いことをしている」とは思っていないものです。豊田さんも、こうした歪んだ価値観を埋め込まれて育ったのではないでしょうか。
もちろん、暴力を受けて育てば暴力的になるわけではありません。元タカラジェンヌの東小雪さんは、実父からの性虐待という堪え難い暴力を受けた経験をお持ちで、それを『なかったことにしたくない 実父から性虐待を受けた私の告白』(講談社)という本に詳しく書いておられます。私はお会いして、まっすぐで優しいお人柄に驚きました。それにはしかし、事実を直視して乗り越えるという勇気が必要です。
親が働く暴力は、罵詈雑言を投げつけたり、殴ったり蹴ったりするなど、分かりやすい形だけではありません。私は、子どもの自由を奪う監視や過干渉こそが、最大の虐待だと考えています。
そう言うと必ず、「まだ小さいのに叱らずに放っておいて、交通事故に遭ったりしたらどうするんだ?」などと切り返してくる人がいます。
確かに身を守る最低限の知識は持っておく必要があるでしょう。しかし、叱りつける必要があるでしょうか?単に「道路に飛び出しては危ない」ということを、教えてあげたらいいだけ。大人だって、叱りつければ凹むだけで、正しく学習することなんてできないはずです。どうして、大人はダメでも子どもなら、叱られたら正しく学習する、などと変なことを思うのでしょうか。
キレる母親は
ハラッサーとしては二流
ただし、叱りつけるのは、二流。一流の毒親は、0歳児の頃から徹底して子どもを調教しますから、わざわざ言葉に出して叱りつけずとも、一瞥するだけで子どもに言うことを聞かせることができます。
つまり、「勉強しろ」とガミガミ言う母親は二流の教育ママで、チラッと凍り付くような視線を投げかけるだけで、子どもに勉強させる力を持つ母親が一流だということです。二流の教育ママが子どもを東大に入れるのは、難しいのではないか、と思います。
受験勉強のような知識の断片の理不尽な集積を、好んで勉強する人がいるとしたら、それは頭がどうかしています。受験勉強に励むことのできる人は、勉強そのものではなく、合格を目標にしているに過ぎず、それは母親(もしくは父親)に仕込まれ、自らの意思ではないものを、自らの意思と思い込んでいるからやっているに過ぎません。
こうした親たちは、子どもを東大に入学させれば将来は安泰だと考えているのでしょう。しかし、この暴力の代償は高くつきます。
人格形成が未熟な子どもの場合、母親からハラスメントを受ける日々を送ることで人格が崩れていき、健全に育つことができません。一流のハラッサーの元で育った子どもともなれば、0歳児の頃から徹底して虐待され続けるわけですから、受けるダメージは深刻です。
かくして、大人になってからうつ病や統合失調症などの精神病を発症したり、自殺してしまうというような問題が起きます。自らが病まなければ、親ゆずりのハラッサーとして、家庭や職場で周囲の人たちを追いつめていく人物になることでしょう。
親から暴力を受けて子どもが死亡した、というようなニュースを目にしない日の方が少ないくらいですが、子どもがエリートに育ち、外からは「子育てに大成功した」と見えるケースでも、深刻なハラスメントが隠れていることは少なくありません。
ハラスメントを個人の問題として考えてしまうと、問題の真相は見えてきません。家庭こそが、親から子へと暴力を受け継ぐ装置であり、家族の非暴力化を実現しない限り、日本社会からハラスメントがなくなることはないのです。
・・・・・・・
・・・・・・・
抜粋終わり
体罰・尊厳を踏みにじる行為の危険性。
それを肯定し続ける限りに、日本人は、外国の奴隷・家畜であり続ける。
そもそも今もアメリカや偽日本人・天皇真理教徒の家畜だからな。
お読みくださりありがとうございます。
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近頃は不況も合間って
「お金をかけているのに、成績が伸びない。」と子供を責める親が多く
一流の私立からの進学実績が徐々に落ちて、公立と変わらなくなって来ています
一方、公立も競争の原理で出来る子を集めようとするので、
競争が過剰になってきてきています。
加えて、アメリカ様の関税障壁の日本語を取り払うために
英語の4技能と称して、3年前比べてやたら長文が長く
難しくなっています。
これで得をするのは、支配者と塾の立ち上げ屋でしょうね
あちこちの塾を実績を伸ばしたように見せ掛けて、
子供を競争引きこんで、洗脳し実績が上がったら、
その塾を潰す‼️
また、別の塾を立ち上げて実績を上げて
報酬を取る。
近畿地方の人なら、ピンと来ますでしょう?
ここ数年であそこの塾もダメなり、ここの塾も今一つで
今盛んなのはどこでしょう?
いい加減に分かりましょう。
そんな講義塾に行くより、考える癖をつけましょう
それでなくてもここ2年程、どこの学校も宿題の提出が
無駄にうるさいです。
中には、成績の上がった子供に
「成績が上がっても宿題しなかったら、意味がない❗️」と
言った教師も居ます。
反対ですよね。
宿題やっても成績が上がらんかったら、意味がない
ですよね。
皆様、上手に努力しましょう。
役人の常識は疑いましょう。
今の世の中は、彼らにとって優越感を持てるいい世の中です。
変えたい訳がありません。
相手にしないで生き延びましょう。
競争は劇薬。それを常用させるとそれは麻薬になる・・・
一種の麻薬中毒患者だらけになりました・・・。
本当の知恵や賢さなど、捨て置いて目先の金儲け・成功を得ても、それを失う。
まさに「守成は難し」
とはいえ、もう人間のココロと知恵を捨てた自称「成功者」どもには、無灘な言葉でしょう。
書き込みありがとうございます。