故国の滅亡を伍子胥は生きてみれませんでしたが、私たちは生きてこの魔境カルト日本の滅亡を見ます。
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京の風 より
上記文抜粋
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「 なんで、前川氏が記者会見をされたのか?私の推察であり、希望なのかもしれないが、彼は、日本という国の教育を司る省庁のトップを経験した者として、正しい大人のあるべき姿を見せてくれたのではないだろうか?」by渡辺由美子
こんにちは
1) まず、国際関係です。
安倍晋三総理は、イタリアのシチリアでのG7の直前に、ジャパンハンドラーのアーミテージ、そして、AIIB総会に参加しなかったインドの工業界の代表、そして、JR東海の葛西氏と面談していたが、
どうも、これは日本に居座る戦争屋の対抗策の一つで、北朝鮮との融和路線を国際政治の場で示さずに、あくまでも対決姿勢を押し通すことで、これまでの枠組みを維持したいとする、日本の財界を巻き込んだ要請だったようです。
今回、安倍氏はG7が始まる前に、まずトランプと会い、「対話ではなく圧力」との言質を取り、中国の責任を打ち出して、北がいまだに脅威であることを、そしてそれには、中国が責任持って行動せよ、とした上で、本会議では「私は北には、何度も裏切られてきた」と、G7が金正恩との対話路線に入ろうとすることを、完全に口封じしてしまった。
これで誰が得をしたかというと、日米の軍族です。これまでどおり軍事姿勢に予算を回すことができます。これは、「緊張事態」の実質の解決を中国に投げ、しかも、日米の軍事予算を確保するものです。
このときにアーミテージは、上手にインドを使いました。インドのインフラ事業(鉄道・港湾・電気・通信・道路など)には日本を優先させ、中国を拒否させ、特に、「海のシルクロード」での、中国の戦略を壊すものとなっています。
インドは、確かに、中国と嫌いですが、なぜ、アジア全体での協調を考えないのでしょう。
第三次大戦はできない、という政治情勢のなかで、日米の軍産複合体による利権維持画策が続きます。
2) 次に、日本国内です。
前川喜平氏の行動をどう評価するか、大手メディアが、今、真っ二つです。
どのような動機で、あのような行動に出たのか、軽々しくいえませんが、私には、下記のような前川氏本人の性格の上に、やはり、自らが秘書官を務めたことのある与謝野馨氏の突然の死去も「最後の一押し」になったのではないか、と見ています。与謝野氏は麻生氏とは盟友関係でしたし。
掲題にあげたのは、NPO法人の責任者の言葉です。
以下からの抜粋ですが、是非とも、全文読んでいただきたく、一挙掲載します。蟻の一穴になることを信じて。
出典
「あったものをなかったものにできない。」 から
もらった勇気
前川前文部科学省事務次官が、加計学園をめぐる文書で記者会見をされた。様々な憶測が流れていて、
何が真実か見えづらい。
実は、前川氏は、文部科学省をお辞めになった後、私が運営するNPO法人キッズドアで、低所得の子どもたちのために
ボランティアをしてくださっていた。素性を明かさずに、一般の学生や社会人と同じようにHPからボランティア説明会
に申し込み、その後ボランティア活動にも参加してくださっていた。
私は現場のスタッフから「この方はもしかしたら、前文部科学省事務次官ではないか」という報告は受けていたが、
私が多忙で時間が合わず、また特になんのご連絡もなくご参加されるということは、特別扱いを好まない方なのだろう、
という推測の元、私自身は実はまだ一度も直接現場でお目にかかったことがない。担当スタッフに聞くと、説明会や研修
でも非常に熱心な態度で、ボランティア活動でも生徒たちに一生懸命に教えてくださっているそうだ。
「登録しているボランティアの中で唯一、2017年度全ての学習会に参加すると○をつけてくださっていて、
本当に頼りになるいい人です。」と、担当スタッフは今回の騒動を大変心配している。
年間20回の活動に必ず参加すると意思表明し、実際に現場に足を運ぶことは、生半可な思いではできない。
今回の騒動で「ご迷惑をおかけするから、しばらく伺えなくなります」とわざわざご連絡くださるような
誠実な方であることは間違いがない。
なんで、前川氏が記者会見をされたのか?
今、改めて1時間あまりの会見を全て見ながら、そして私が集められる様々な情報を重ねて考えてみた。
これは、私の推察であり、希望なのかもしれないが、彼は、日本という国の教育を司る省庁のトップを経験した者として、
正しい大人のあるべき姿を見せてくれたのではないだろうか?
私は今の日本の最大の教育課題は
「教育長や校長先生が(保身のために)嘘をつく」ことだと思う。
いじめられて自殺をしている子どもがいるのに、
「いじめはなかった」とか
「いじめかそうでないかをしっかりと調査し」
などと、校長先生や教育長が記者会見でいう。
「嘘をついてはいけません。」と教えている人が、
目の前で子どもが死んでいるという
これ以上ひどいことはないという状況で、明らかな嘘をつく。
こんな姿をみて、子どもが学校の先生の言うことを信じられるわけがない。
なぜか学校の先生には、都合の悪いことが見えなくなる。周りの生徒が「いじめられていた。」と言っているのに
「いじめ」ではなく、「友達とトラブルがあった」とか、「おごりおごられの関係」になったりする。
それは今回の、あるはずの文書が「調査をしてみたが、見つからなかった。」であり、
「これで調査は十分なので、これ以上はしない。」という構図とよく似ている。
自分たちの都合のいいように、事実を捻じ曲げる。
大人は嘘をつく。
自分を守るためには、嘘をついてもいい。正直者はバカを見る。
子どもの頃から、こんなことを見せられて、「正義」や「勇気」のタネを持った日本の子どもたちは
本当に、本当にがっかりしている。何を信じればいいのか、本当にわからない。
小さなうちから、本音と建前を使い分け、空気を読むことに神経を尖らせなければならない社会を作っているのは、
私たち大人だ。
「あったものをなかったものにできない。」
前川氏が、自分には何の得もなく逆に大きなリスクがあり、さらに自分の家族やお世話になった大臣や副大臣、
文部科学省の後輩たちに迷惑をかけると分かった上で、それでもこの記者会見をしたのは、
「正義はある」
ということを、子どもたちに見せたかったのではないだろうか?
「あったものをなかったものにはできない。」
そうなんだ、嘘をつかなくていいんだ、正しいものは正しいと、間違っているものは間違っていると、
多くの人を敵に回しても、自分の意見をはっきりと言っていいんだ。
子どもたちとって、これほど心強いことはない。
「正義」や「勇気」のタネを自分の心に蒔いて、しっかりと育てていいんだ。
どれほど心強いだろう。
今回の記者会見は、前川氏にとっては、何の得もないが、我々日本国民には非常に重要な情報である。
報道によれば、くだんの大学のために、37億円の土地を今治市から無償譲渡し、96億円の補助金が加計学園に
渡る計画だという。
もし、大学が開学すれば、さらに毎年国の補助金が渡ることになる。
96億円の補助金とはどれぐらいの額だろうか?
昨年、私たちを始め多くの団体やたくさんの方々の署名によって実現した給付型奨学金の年度予算は210億円だ。
一人当たりの給付額も少ないし、人数もとても希望者をカバーできるものではない。
なぜ、こんなに少ないのか?というと、「国にお金がないから」という。
お金がないのに96億円、土地も合わせれば136億円もの税金を投じて、新たに逼迫したニーズを見られない
獣医学部を作るお金を、給付型奨学金に回したほうがいいのではないだろうか?
前川氏の記者会見は、このような税金の使い道について、もう一度国民がしっかりと考える機会を作ってくれた。
今、憲法改正による教育無償化がにわかに浮上している。私は教育無償化に賛成だ。いや、賛成だった。
しかし、大学の設置や補助金に信頼性が置けない現状では、憲法を改正してまで教育無償化を急ぐことに、
大きな疑念が生じている。
結局、あまり市場ニーズのない、教育力のない大学等に、「子どものため」と言って税金がジャブジャブと投入され、
子どもは質の良い教育を受けられない状況は変わらずに、一部の人だけが豊かになる。
そんな構図が描かれているとしたら、恐ろしいことだ。
これが事実かどうかは、わからない。しかし、そんなことを考えさせてくれる。
記者会見は、前川氏や彼の家族にとってはいいことは何もないが、
本当は必要のない大学に多額の税金が使われるという、大きな損失を防ぐかもしれない。
そのために、彼は勇気を出し正義を語ったのではないだろうか?
「あったものをなかったものにはできない。」
何が真実なのか、私たちはしっかりとこれからも探求していかなければならない。
今後、どのように動くのか全くわからないが、私たちは、文部科学省というこの国の教育を司る省庁のトップに、
強い正義感と真の勇気を持った素晴らしい人物を据える国であり、時に身を呈して、国民のために
たった一人でも行動を起こす、そんな人が政府の中枢にいる国だということは間違いない。
・・・・・・・・
・・・・・・・
抜粋終わり
>正しい大人のあるべき姿を見せてくれたのではないだろうか?
>私は今の日本の最大の教育課題は
>「教育長や校長先生が(保身のために)嘘をつく」ことだと思う。
>いじめられて自殺をしている子どもがいるのに、
>「いじめはなかった」とか
>「いじめかそうでないかをしっかりと調査し」
>などと、校長先生や教育長が記者会見でいう。
>「嘘をついてはいけません。」と教えている人が、
>目の前で子どもが死んでいるという
>これ以上ひどいことはないという状況で、明らかな嘘をつく。
>こんな姿をみて、子どもが学校の先生の言うことを信じられるわけがない。
3・11後に、飯山先生ところの掲示板で「日本は終わっている」という意見に反論があって、それへの反駁に
「モラルが壊れている。官僚・東電は責任を取らない。学者が東電・国家に追従した所見を出し、放射能被曝の容認をサポートする。これで壊れない国は無い。管子にいうに「モラルが壊れて、揺るがない国・社会は無い。モラルが完全崩壊して存続しえる社会・国家は無い」と。」
という趣旨のことを私が書いたら、飯山先生でもそれを是とされ、日本破滅の現状を肯定されていた。
学校現場の「モラル崩壊」をこの文章は表している。もう子供からモラルが無くなりかけている。
次代のモラルすら、「どうでもいい」ってことだこの国は。
その大きな原因は、私は「天皇が敗戦の責任を全くとらなかった」ってことが大きいと思う。
せめて、高度成長期くらいに、昭和さんが日本人の戦没者・戦争被害死者・被害者の慰霊として、仁和寺で出家、遁世で慰霊行脚くらいすれば、まだよかった・・・。
それも無く、あやふやにして、死に至るまで「九五」の皇帝・天皇の位に居続けた。
責任を取らない、最高責任者に、国民・下っ端は、みな従ったのだ。
「十楽の 浮世の中を たづぬべし 天皇さへも さすらひぞある」
{四国88ケ所霊場 天皇寺御詠歌} ウイキ
ほぼ私戦を為して、皇室・公家・武家の殺し合いをして、敗北して、島流しになった、崇徳院・。
崇徳院以上の「政治的過ち」ではないのか、あの敗戦は・・・
国土は焦土。モラルは崩壊。国宝・美術品は多く損なわれる・・。多くの庶民は飢えて国軍への信頼は完全に失われた・・。
さすらうほどの、失政をしながら居座り続ける。こりゃ、日本人が狂うのも訳ないは。
安倍晋三は、権力に居座り続けるだろう。悪い意味での昭和天皇のように・・・
それで日本国は一度本当に滅びる・・
でも、それが「ニホンジン」という「偽ニホンザル」から、漸く日本人に戻れるのだ・・。
天皇にも、アメリカに、栄光の明治にもすがりつかない、正気な日本人に・・・。
お読みくださりありがとうございます。
上記文抜粋
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「 なんで、前川氏が記者会見をされたのか?私の推察であり、希望なのかもしれないが、彼は、日本という国の教育を司る省庁のトップを経験した者として、正しい大人のあるべき姿を見せてくれたのではないだろうか?」by渡辺由美子
こんにちは
1) まず、国際関係です。
安倍晋三総理は、イタリアのシチリアでのG7の直前に、ジャパンハンドラーのアーミテージ、そして、AIIB総会に参加しなかったインドの工業界の代表、そして、JR東海の葛西氏と面談していたが、
どうも、これは日本に居座る戦争屋の対抗策の一つで、北朝鮮との融和路線を国際政治の場で示さずに、あくまでも対決姿勢を押し通すことで、これまでの枠組みを維持したいとする、日本の財界を巻き込んだ要請だったようです。
今回、安倍氏はG7が始まる前に、まずトランプと会い、「対話ではなく圧力」との言質を取り、中国の責任を打ち出して、北がいまだに脅威であることを、そしてそれには、中国が責任持って行動せよ、とした上で、本会議では「私は北には、何度も裏切られてきた」と、G7が金正恩との対話路線に入ろうとすることを、完全に口封じしてしまった。
これで誰が得をしたかというと、日米の軍族です。これまでどおり軍事姿勢に予算を回すことができます。これは、「緊張事態」の実質の解決を中国に投げ、しかも、日米の軍事予算を確保するものです。
このときにアーミテージは、上手にインドを使いました。インドのインフラ事業(鉄道・港湾・電気・通信・道路など)には日本を優先させ、中国を拒否させ、特に、「海のシルクロード」での、中国の戦略を壊すものとなっています。
インドは、確かに、中国と嫌いですが、なぜ、アジア全体での協調を考えないのでしょう。
第三次大戦はできない、という政治情勢のなかで、日米の軍産複合体による利権維持画策が続きます。
2) 次に、日本国内です。
前川喜平氏の行動をどう評価するか、大手メディアが、今、真っ二つです。
どのような動機で、あのような行動に出たのか、軽々しくいえませんが、私には、下記のような前川氏本人の性格の上に、やはり、自らが秘書官を務めたことのある与謝野馨氏の突然の死去も「最後の一押し」になったのではないか、と見ています。与謝野氏は麻生氏とは盟友関係でしたし。
掲題にあげたのは、NPO法人の責任者の言葉です。
以下からの抜粋ですが、是非とも、全文読んでいただきたく、一挙掲載します。蟻の一穴になることを信じて。
出典
「あったものをなかったものにできない。」 から
もらった勇気
前川前文部科学省事務次官が、加計学園をめぐる文書で記者会見をされた。様々な憶測が流れていて、
何が真実か見えづらい。
実は、前川氏は、文部科学省をお辞めになった後、私が運営するNPO法人キッズドアで、低所得の子どもたちのために
ボランティアをしてくださっていた。素性を明かさずに、一般の学生や社会人と同じようにHPからボランティア説明会
に申し込み、その後ボランティア活動にも参加してくださっていた。
私は現場のスタッフから「この方はもしかしたら、前文部科学省事務次官ではないか」という報告は受けていたが、
私が多忙で時間が合わず、また特になんのご連絡もなくご参加されるということは、特別扱いを好まない方なのだろう、
という推測の元、私自身は実はまだ一度も直接現場でお目にかかったことがない。担当スタッフに聞くと、説明会や研修
でも非常に熱心な態度で、ボランティア活動でも生徒たちに一生懸命に教えてくださっているそうだ。
「登録しているボランティアの中で唯一、2017年度全ての学習会に参加すると○をつけてくださっていて、
本当に頼りになるいい人です。」と、担当スタッフは今回の騒動を大変心配している。
年間20回の活動に必ず参加すると意思表明し、実際に現場に足を運ぶことは、生半可な思いではできない。
今回の騒動で「ご迷惑をおかけするから、しばらく伺えなくなります」とわざわざご連絡くださるような
誠実な方であることは間違いがない。
なんで、前川氏が記者会見をされたのか?
今、改めて1時間あまりの会見を全て見ながら、そして私が集められる様々な情報を重ねて考えてみた。
これは、私の推察であり、希望なのかもしれないが、彼は、日本という国の教育を司る省庁のトップを経験した者として、
正しい大人のあるべき姿を見せてくれたのではないだろうか?
私は今の日本の最大の教育課題は
「教育長や校長先生が(保身のために)嘘をつく」ことだと思う。
いじめられて自殺をしている子どもがいるのに、
「いじめはなかった」とか
「いじめかそうでないかをしっかりと調査し」
などと、校長先生や教育長が記者会見でいう。
「嘘をついてはいけません。」と教えている人が、
目の前で子どもが死んでいるという
これ以上ひどいことはないという状況で、明らかな嘘をつく。
こんな姿をみて、子どもが学校の先生の言うことを信じられるわけがない。
なぜか学校の先生には、都合の悪いことが見えなくなる。周りの生徒が「いじめられていた。」と言っているのに
「いじめ」ではなく、「友達とトラブルがあった」とか、「おごりおごられの関係」になったりする。
それは今回の、あるはずの文書が「調査をしてみたが、見つからなかった。」であり、
「これで調査は十分なので、これ以上はしない。」という構図とよく似ている。
自分たちの都合のいいように、事実を捻じ曲げる。
大人は嘘をつく。
自分を守るためには、嘘をついてもいい。正直者はバカを見る。
子どもの頃から、こんなことを見せられて、「正義」や「勇気」のタネを持った日本の子どもたちは
本当に、本当にがっかりしている。何を信じればいいのか、本当にわからない。
小さなうちから、本音と建前を使い分け、空気を読むことに神経を尖らせなければならない社会を作っているのは、
私たち大人だ。
「あったものをなかったものにできない。」
前川氏が、自分には何の得もなく逆に大きなリスクがあり、さらに自分の家族やお世話になった大臣や副大臣、
文部科学省の後輩たちに迷惑をかけると分かった上で、それでもこの記者会見をしたのは、
「正義はある」
ということを、子どもたちに見せたかったのではないだろうか?
「あったものをなかったものにはできない。」
そうなんだ、嘘をつかなくていいんだ、正しいものは正しいと、間違っているものは間違っていると、
多くの人を敵に回しても、自分の意見をはっきりと言っていいんだ。
子どもたちとって、これほど心強いことはない。
「正義」や「勇気」のタネを自分の心に蒔いて、しっかりと育てていいんだ。
どれほど心強いだろう。
今回の記者会見は、前川氏にとっては、何の得もないが、我々日本国民には非常に重要な情報である。
報道によれば、くだんの大学のために、37億円の土地を今治市から無償譲渡し、96億円の補助金が加計学園に
渡る計画だという。
もし、大学が開学すれば、さらに毎年国の補助金が渡ることになる。
96億円の補助金とはどれぐらいの額だろうか?
昨年、私たちを始め多くの団体やたくさんの方々の署名によって実現した給付型奨学金の年度予算は210億円だ。
一人当たりの給付額も少ないし、人数もとても希望者をカバーできるものではない。
なぜ、こんなに少ないのか?というと、「国にお金がないから」という。
お金がないのに96億円、土地も合わせれば136億円もの税金を投じて、新たに逼迫したニーズを見られない
獣医学部を作るお金を、給付型奨学金に回したほうがいいのではないだろうか?
前川氏の記者会見は、このような税金の使い道について、もう一度国民がしっかりと考える機会を作ってくれた。
今、憲法改正による教育無償化がにわかに浮上している。私は教育無償化に賛成だ。いや、賛成だった。
しかし、大学の設置や補助金に信頼性が置けない現状では、憲法を改正してまで教育無償化を急ぐことに、
大きな疑念が生じている。
結局、あまり市場ニーズのない、教育力のない大学等に、「子どものため」と言って税金がジャブジャブと投入され、
子どもは質の良い教育を受けられない状況は変わらずに、一部の人だけが豊かになる。
そんな構図が描かれているとしたら、恐ろしいことだ。
これが事実かどうかは、わからない。しかし、そんなことを考えさせてくれる。
記者会見は、前川氏や彼の家族にとってはいいことは何もないが、
本当は必要のない大学に多額の税金が使われるという、大きな損失を防ぐかもしれない。
そのために、彼は勇気を出し正義を語ったのではないだろうか?
「あったものをなかったものにはできない。」
何が真実なのか、私たちはしっかりとこれからも探求していかなければならない。
今後、どのように動くのか全くわからないが、私たちは、文部科学省というこの国の教育を司る省庁のトップに、
強い正義感と真の勇気を持った素晴らしい人物を据える国であり、時に身を呈して、国民のために
たった一人でも行動を起こす、そんな人が政府の中枢にいる国だということは間違いない。
・・・・・・・・
・・・・・・・
抜粋終わり
>正しい大人のあるべき姿を見せてくれたのではないだろうか?
>私は今の日本の最大の教育課題は
>「教育長や校長先生が(保身のために)嘘をつく」ことだと思う。
>いじめられて自殺をしている子どもがいるのに、
>「いじめはなかった」とか
>「いじめかそうでないかをしっかりと調査し」
>などと、校長先生や教育長が記者会見でいう。
>「嘘をついてはいけません。」と教えている人が、
>目の前で子どもが死んでいるという
>これ以上ひどいことはないという状況で、明らかな嘘をつく。
>こんな姿をみて、子どもが学校の先生の言うことを信じられるわけがない。
3・11後に、飯山先生ところの掲示板で「日本は終わっている」という意見に反論があって、それへの反駁に
「モラルが壊れている。官僚・東電は責任を取らない。学者が東電・国家に追従した所見を出し、放射能被曝の容認をサポートする。これで壊れない国は無い。管子にいうに「モラルが壊れて、揺るがない国・社会は無い。モラルが完全崩壊して存続しえる社会・国家は無い」と。」
という趣旨のことを私が書いたら、飯山先生でもそれを是とされ、日本破滅の現状を肯定されていた。
学校現場の「モラル崩壊」をこの文章は表している。もう子供からモラルが無くなりかけている。
次代のモラルすら、「どうでもいい」ってことだこの国は。
その大きな原因は、私は「天皇が敗戦の責任を全くとらなかった」ってことが大きいと思う。
せめて、高度成長期くらいに、昭和さんが日本人の戦没者・戦争被害死者・被害者の慰霊として、仁和寺で出家、遁世で慰霊行脚くらいすれば、まだよかった・・・。
それも無く、あやふやにして、死に至るまで「九五」の皇帝・天皇の位に居続けた。
責任を取らない、最高責任者に、国民・下っ端は、みな従ったのだ。
「十楽の 浮世の中を たづぬべし 天皇さへも さすらひぞある」
{四国88ケ所霊場 天皇寺御詠歌} ウイキ
ほぼ私戦を為して、皇室・公家・武家の殺し合いをして、敗北して、島流しになった、崇徳院・。
崇徳院以上の「政治的過ち」ではないのか、あの敗戦は・・・
国土は焦土。モラルは崩壊。国宝・美術品は多く損なわれる・・。多くの庶民は飢えて国軍への信頼は完全に失われた・・。
さすらうほどの、失政をしながら居座り続ける。こりゃ、日本人が狂うのも訳ないは。
安倍晋三は、権力に居座り続けるだろう。悪い意味での昭和天皇のように・・・
それで日本国は一度本当に滅びる・・
でも、それが「ニホンジン」という「偽ニホンザル」から、漸く日本人に戻れるのだ・・。
天皇にも、アメリカに、栄光の明治にもすがりつかない、正気な日本人に・・・。
お読みくださりありがとうございます。
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