故国の滅亡を伍子胥は生きてみれませんでしたが、私たちは生きてこの魔境カルト日本の滅亡を見ます。
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DEEPLY JAPAN より
上記文抜粋
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カタールのOPEC脱退、で?
カタールが12月3日、石油輸出国機構(OPEC)から2019年1月に脱退すると発表した。
そして現在、OPECはウィーンで総会を開いている。
日本の報道では、カタールとサウジの不仲が原因「か?」みたいな話で寸止めして、どうでしょうねぇとか言っている。
それはそうでしょう。サウジはカタールに喧嘩売って、カタールがテロ支援してるとかいって封鎖してみたりしたことは記憶に新しい。
カタールはもともと原油産出量はそう多くなくて、天然ガスがスゴイところなので、OPECではビッグプレーヤーではない。が、いろいろと調整してくれる役目もあって存在感は結構大きい。地域最大の米軍基地を持っているだけのことはあるという意味でもある。
が、ともあれカタールはOPECを出た。サウジの下についてても仕方ねーとなった。この傾向はもちろん他の産油国にも及ぶでしょう。
では他の産油国はバラバラになるのか。そうともいうが、そうでもないでしょう。
みんなして密かに、あるいは表だってモスクワを見てる、というのが真相だと思うな。
それかあらぬか今日の総会も、ロシアの判断待ちで決めるから、とかいって1日待ってる。
これはロシアの産出量が大きいからロシアを絡めないとOPECだけで決めても意味ないから、という目先の合理性で語ることもできる。
しかし、ロシアがOPECに協力するというだけでなく、殆どの産油国と良い関係を持っているという点も今日非常に重要でしょう。
つまり、OPECはサウジの動向が大きく、アメリカはこの集団をまとめてきたわけですね、一応。裏も表も使いながら。とろこが、トランプはサウジ支援に回って、サウジの糞な戦争まで付き合う始末。
カタールはサウジ支援100%のアメリカに従ってる義理はない。しかも、調整できないアメリカじゃ余計にそう。
また、イランも、イスラエル支持100%のアメリカに従う義理はさらさらない。ベネズエラ、イランは、アメリカの一方的な制裁が解かれない限り、協調体制には入らないとの姿勢を明確にしてる。
ベネズエラはロシア製のGLONAS衛星ナビシステムを使うことになる模様。
ということで、相対的に、自らが原油大国、天然ガス大国であるのみならず、カタールの話も聞くし、サウジの話も聞き、イランとは驚くばかりの協力体制になっているロシアのおやっさんのポジションがあがった。というより、確立されたというべきではなかろうか。
しかもロシア輸出先ナンバー1は欧州ではなくて中国。中国の原油輸入先のナンバー1は、つい数年前まではサウジだったが現在はロシア。この大きな取引関係は両者にとってwin win以外の何物でもないので続く。
ということで、ロシアのポジションは固いよなぁといったところ。
対等の立場で相互に尊重し合える国とはどこの国とでも付き合う、というロシアの姿勢が実ってるのも見どころでしょう。ここが本当にアメと違う。価値観外交(オバマ)の次は、イスラエル命の大統領とか、笑えるようなチョイスをしているのがアメリカ。
2ヶ月ぐらい前こんなことを書いたわけだけど、さっそくそんな感じですね。
で、ロシアの判断を待ってるOPEC総会なのだが、ロシアはエネルギー相のノバックさんが、途中でウィーンからサンクトペテルブルクに戻ってプーチンと相談してきます、とか言うもんだから1日待ったがかかってる。
ここ最近、アメリカが再度、再再度、ウクライナを焚き付けてみたり、極東になんだったか船を向かわせるといってみたり、軍事的に挑発されっぱなしなので、協力しないという選択肢もありますね。
協力するにしても、自分がいなかったらその調整の効果は半減なんだからなというのを知らしめるためにやっている、という線もあるでしょう。もちろん対米の戦略。
一般的に、ロシアは減産に消極的でいつでも増産して売りたい、というのはその通りなんだけど、中国みたいな巨大な売り先があるなら、そことの貿易の利益を相場に釣られれないようにしつつ、OPEC全体の決定はオプションという設計もできるな。
こんなことをしたのも、
一つにはドル建てからの脱却目標だけど、安定相場の確保という面もあるでしょう。少なくともそれに使える。邪魔なのは、意味不明に中東の戦争と石油価格をリンクさせて稼いできた人たちなんだし。
ということで、いやほんと、ロシアとサウジの関係が非常に良好というのは、実にまったく、足元の現実としては冷戦は遠くになりにけりというべき事態だと思う。
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・・・・・・・・・
抜粋終わり
なんかね・・・、ようするに「ロシアと中印モード」に入った・・
櫻井ジャーナル より
上記文抜粋
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精算されていない日本の過去(2/2)
日本軍が中国など大陸で略奪した財宝はフィリピンに集められ、そこから日本へ運ばれる手はずになっていた。実際、一部の金塊は東京にあるスイス系銀行、マカオにあるポルトガル系銀行、あるいはチリやアルゼンチンの銀行に運び込まれたという。(Sterling & Peggy Seagrave, “Gold Warriors”, Verso, 2003)隠し場所として、さまざまな場所の名前が挙がっている。
ところが戦況の悪化で輸送が困難になり、相当部分がフィリピンの山の中に隠された。日本の日本の敗戦が決まった当時、フィリピンを担当していた日本軍第14方面軍の司令官が山下奉文大将だったことから隠された財宝は「山下兵団の宝物」とも呼ばれている。その山下は1946年2月にマニラで処刑された。
アメリカの情報機関は戦争中から「金の百合」に関する情報を持っていて、日本が降服するとすぐに回収工作を始める。関係者への尋問は戦時情報機関OSSのエドワード・ランズデール大尉(当時)が指揮した。後に対キューバ工作を指揮、ジョン・F・ケネディ大統領暗殺でも名前が出てくる人物だ。
OSSが廃止になるとランズデールはチャールズ・ウィロビー少将が率いるフィリピンのG2(アメリカ陸軍の情報部門)へ配属になり、尋問を続ける。財宝のありかを聞き出したのはランズデールの部下だったセベリーノ・ガルシア・ディアス・サンタ・ロマーナだ。
その情報は東京やワシントンDCに伝えられる。その際、ランズデールはハリー・トルーマン大統領の国家安全保障を担当していたスタッフにも会っている。
この報告を受けたヘンリー・スティムソンは財宝をアメリカの国際戦略に利用しようと考える。1945年9月21日までスティムソンは陸軍省(戦争省)の長官で、その下にはジョン・マックロイやロバート・ラベットなどウォール街の大物がいた。
アメリカの支配層が手に入れた略奪財宝は「金の百合」以外にもあった。ドイツ軍がヨーロッパで略奪した「ナチ・ゴールド」だ。ジョン・ロフタスとマーク・アーロンズによると、ナチスがヨーロッパで略奪した資金はOSS長官だったウィリアム・ドノバンが1946年に設立したWCC(世界通商)でロンダリングされ、タイへ運ばれたという証言もある。(John Loftus & Mark Aarons, “The Secret War against the Jews”, St. Martin’s Press, 1994)
WCCをドノバンと共同で設立したのはイギリスの対外情報機関MI6の下部組織、BSC(英国安全保障局)の責任者だったウィリアム・ステファンソン。WCCの後ろ盾にはネルソン・ロックフェラー、ジョン・マックロイ、シドニー・ワインバーグ、ビクター・サッスーンも含まれている。(Peter Dale Scott, “American War Machine”, Rowman & Littlefield, 2010)
「金の百合」と「ナチ・ゴールド」は統合され、「ブラック・イーグル・トラスト」と呼ばれる秘密の基金が創設されたとも言われている。こうした秘密資金がアングロ・サクソンの世界支配に利用されたということになる。
「金の百合」に関する情報は1980年代の後半から流れるようになった。切っ掛けはフェルディナンド・マルコスの失脚。1983年8月にマルコスのライバルだったベニグノ・アキノが空港で射殺され、マルコスに対する抗議運動が激しくなり、それを利用してアメリカ軍がマルコスを拉致したのだ。国外へマルコスが出ると財宝に関する裁判が起こされ、情報が漏れ出てきたのだ。
マルコスは1954年にイメルダ・ロムアルデスと結婚しているが、ふたりを引き合わせたのはランズデールの部下だったロマーナ。ロマーナはイメルダと親しかったようだ。マルコスは日本軍が隠した財宝の一部を掘り出し、それを資金源にして大統領というポストを手に入れたと言われている。
ロナルド・レーガンが大統領に就任した直後、マルコスはブラック・イーグル・トラストに関して沈黙を守る代わりに援助という名目でフィリピンにカネを回すようにアメリカ政府へ要求した。つまり恐喝だ。当然、アメリカや日本の政府は警戒するようになる。それがマルコス失脚の原因だという。
詳細は割愛するが、アメリカが日本の過去を封印する手助けをする理由のひとつは略奪財宝にあるだろう。日本の過去を本当に精算しようとすれば、アメリカが大戦後に築いた世界支配の仕組みが明らかになる。日本の場合、薩摩と長州が徳川体制を倒した明治維新から現在に至るまでの歴史も見直さなければならなくなる。本ブログでは何度も書いてきたが、血盟団や二・二六の将校が何を見、なぜ怒ったのかを理解する必要もある。(了)
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抜粋終わり
>本ブログでは何度も書いてきたが、血盟団や二・二六の将校が何を見、なぜ怒ったのかを理解する必要もある。
私は、よくわからん。でも226の将校は「格差放置」にも怒った。さらに226の将校は大陸戦線を辞めるなり縮小させる意思を持っていたそうだ。
彼等は、ただの「愛国狂信者」でなく、「軍拡キチガイの天皇真理教統制派」に異議を唱える愛民の義士でもあったのだ。
日本の過去の清算には、アメリカの変革と天皇制の廃止が、不可欠なのである・・。
フリン復帰は吉か凶か・・・
お読みくださりありがとうございます。
上記文抜粋
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カタールのOPEC脱退、で?
カタールが12月3日、石油輸出国機構(OPEC)から2019年1月に脱退すると発表した。
そして現在、OPECはウィーンで総会を開いている。
日本の報道では、カタールとサウジの不仲が原因「か?」みたいな話で寸止めして、どうでしょうねぇとか言っている。
- サウジの影響力、弱める狙いか カタールのOPEC脱退
- https://www.asahi.com/articles/ASLD45488LD4UHBI028.html
- 中東のカタールが3日に産油国でつくる石油輸出国機構(OPEC)からの脱退を発表した背景に、OPECの盟主サウジアラビアとの対立があるとの見方が出ている。表向きは世界最大の輸出量を誇る液化天然ガス事業に注力するためとの経済的理由を示しているが、昨年6月の断交後、対立解消のめどが立たないサウジの影響力を弱める狙いがあるとみられている。
それはそうでしょう。サウジはカタールに喧嘩売って、カタールがテロ支援してるとかいって封鎖してみたりしたことは記憶に新しい。
カタールはもともと原油産出量はそう多くなくて、天然ガスがスゴイところなので、OPECではビッグプレーヤーではない。が、いろいろと調整してくれる役目もあって存在感は結構大きい。地域最大の米軍基地を持っているだけのことはあるという意味でもある。
が、ともあれカタールはOPECを出た。サウジの下についてても仕方ねーとなった。この傾向はもちろん他の産油国にも及ぶでしょう。
では他の産油国はバラバラになるのか。そうともいうが、そうでもないでしょう。
みんなして密かに、あるいは表だってモスクワを見てる、というのが真相だと思うな。
それかあらぬか今日の総会も、ロシアの判断待ちで決めるから、とかいって1日待ってる。
- OPEC、ロシアの判断待ち減産規模を決定へ=OPEC代表筋
- https://jp.reuters.com/article/oil-opec-idJPL4N1YB3FJ
- [ウィーン 6日 ロイター] - 石油輸出国機構(OPEC)代表筋は6日、実質的に、非加盟産油国のロシアの貢献を条件として減産することをOPECが計画していると明らかにした。
これはロシアの産出量が大きいからロシアを絡めないとOPECだけで決めても意味ないから、という目先の合理性で語ることもできる。
しかし、ロシアがOPECに協力するというだけでなく、殆どの産油国と良い関係を持っているという点も今日非常に重要でしょう。
つまり、OPECはサウジの動向が大きく、アメリカはこの集団をまとめてきたわけですね、一応。裏も表も使いながら。とろこが、トランプはサウジ支援に回って、サウジの糞な戦争まで付き合う始末。
カタールはサウジ支援100%のアメリカに従ってる義理はない。しかも、調整できないアメリカじゃ余計にそう。
また、イランも、イスラエル支持100%のアメリカに従う義理はさらさらない。ベネズエラ、イランは、アメリカの一方的な制裁が解かれない限り、協調体制には入らないとの姿勢を明確にしてる。
ベネズエラはロシア製のGLONAS衛星ナビシステムを使うことになる模様。
- Venezuela to use Russia's GLONASS satellite navigation system
- http://tass.com/science/1034787
ということで、相対的に、自らが原油大国、天然ガス大国であるのみならず、カタールの話も聞くし、サウジの話も聞き、イランとは驚くばかりの協力体制になっているロシアのおやっさんのポジションがあがった。というより、確立されたというべきではなかろうか。
しかもロシア輸出先ナンバー1は欧州ではなくて中国。中国の原油輸入先のナンバー1は、つい数年前まではサウジだったが現在はロシア。この大きな取引関係は両者にとってwin win以外の何物でもないので続く。
ということで、ロシアのポジションは固いよなぁといったところ。
対等の立場で相互に尊重し合える国とはどこの国とでも付き合う、というロシアの姿勢が実ってるのも見どころでしょう。ここが本当にアメと違う。価値観外交(オバマ)の次は、イスラエル命の大統領とか、笑えるようなチョイスをしているのがアメリカ。
2ヶ月ぐらい前こんなことを書いたわけだけど、さっそくそんな感じですね。
- 現状、OPECの雄サウジと非OPECの雄ロシアが非常に緊密な関係になっているというのは、実にまったく注目すべき状態。
- 直近の話題としては、アメリカのバカ政策のせいでイラン分が少なくなるので、両方のブロックに増産してくれとアメリカが頼んで、そういうことになってる。
- 逆にいえば、この両ブロックが、やだ、売り惜しみする、といったらどうなるのか、石油を買ってる側は考えないとならないでしょう。
- サウジ国王プーチンに電話:投資もする、相談もしよう
- 2018-10-27 18:05:28 |
で、ロシアの判断を待ってるOPEC総会なのだが、ロシアはエネルギー相のノバックさんが、途中でウィーンからサンクトペテルブルクに戻ってプーチンと相談してきます、とか言うもんだから1日待ったがかかってる。
- OPEC has tentatively agreed an oil output reduction but is reportedly waiting for Russia to declare its commitment before deciding the exact volumes for a cut aimed at propping up crude prices.
- https://www.presstv.com/Detail/2018/12/06/582179/OPEC-deal-oil-output-cut-Russia-Iran
ここ最近、アメリカが再度、再再度、ウクライナを焚き付けてみたり、極東になんだったか船を向かわせるといってみたり、軍事的に挑発されっぱなしなので、協力しないという選択肢もありますね。
協力するにしても、自分がいなかったらその調整の効果は半減なんだからなというのを知らしめるためにやっている、という線もあるでしょう。もちろん対米の戦略。
一般的に、ロシアは減産に消極的でいつでも増産して売りたい、というのはその通りなんだけど、中国みたいな巨大な売り先があるなら、そことの貿易の利益を相場に釣られれないようにしつつ、OPEC全体の決定はオプションという設計もできるな。
こんなことをしたのも、
- 人民元建て原油先物取引と中露イランの安定
- 2018-01-16 16:46:59
一つにはドル建てからの脱却目標だけど、安定相場の確保という面もあるでしょう。少なくともそれに使える。邪魔なのは、意味不明に中東の戦争と石油価格をリンクさせて稼いできた人たちなんだし。
ということで、いやほんと、ロシアとサウジの関係が非常に良好というのは、実にまったく、足元の現実としては冷戦は遠くになりにけりというべき事態だと思う。
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・・・・・・・・・
抜粋終わり
なんかね・・・、ようするに「ロシアと中印モード」に入った・・
櫻井ジャーナル より
上記文抜粋
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精算されていない日本の過去(2/2)
日本軍が中国など大陸で略奪した財宝はフィリピンに集められ、そこから日本へ運ばれる手はずになっていた。実際、一部の金塊は東京にあるスイス系銀行、マカオにあるポルトガル系銀行、あるいはチリやアルゼンチンの銀行に運び込まれたという。(Sterling & Peggy Seagrave, “Gold Warriors”, Verso, 2003)隠し場所として、さまざまな場所の名前が挙がっている。
ところが戦況の悪化で輸送が困難になり、相当部分がフィリピンの山の中に隠された。日本の日本の敗戦が決まった当時、フィリピンを担当していた日本軍第14方面軍の司令官が山下奉文大将だったことから隠された財宝は「山下兵団の宝物」とも呼ばれている。その山下は1946年2月にマニラで処刑された。
アメリカの情報機関は戦争中から「金の百合」に関する情報を持っていて、日本が降服するとすぐに回収工作を始める。関係者への尋問は戦時情報機関OSSのエドワード・ランズデール大尉(当時)が指揮した。後に対キューバ工作を指揮、ジョン・F・ケネディ大統領暗殺でも名前が出てくる人物だ。
OSSが廃止になるとランズデールはチャールズ・ウィロビー少将が率いるフィリピンのG2(アメリカ陸軍の情報部門)へ配属になり、尋問を続ける。財宝のありかを聞き出したのはランズデールの部下だったセベリーノ・ガルシア・ディアス・サンタ・ロマーナだ。
その情報は東京やワシントンDCに伝えられる。その際、ランズデールはハリー・トルーマン大統領の国家安全保障を担当していたスタッフにも会っている。
この報告を受けたヘンリー・スティムソンは財宝をアメリカの国際戦略に利用しようと考える。1945年9月21日までスティムソンは陸軍省(戦争省)の長官で、その下にはジョン・マックロイやロバート・ラベットなどウォール街の大物がいた。
アメリカの支配層が手に入れた略奪財宝は「金の百合」以外にもあった。ドイツ軍がヨーロッパで略奪した「ナチ・ゴールド」だ。ジョン・ロフタスとマーク・アーロンズによると、ナチスがヨーロッパで略奪した資金はOSS長官だったウィリアム・ドノバンが1946年に設立したWCC(世界通商)でロンダリングされ、タイへ運ばれたという証言もある。(John Loftus & Mark Aarons, “The Secret War against the Jews”, St. Martin’s Press, 1994)
WCCをドノバンと共同で設立したのはイギリスの対外情報機関MI6の下部組織、BSC(英国安全保障局)の責任者だったウィリアム・ステファンソン。WCCの後ろ盾にはネルソン・ロックフェラー、ジョン・マックロイ、シドニー・ワインバーグ、ビクター・サッスーンも含まれている。(Peter Dale Scott, “American War Machine”, Rowman & Littlefield, 2010)
「金の百合」と「ナチ・ゴールド」は統合され、「ブラック・イーグル・トラスト」と呼ばれる秘密の基金が創設されたとも言われている。こうした秘密資金がアングロ・サクソンの世界支配に利用されたということになる。
「金の百合」に関する情報は1980年代の後半から流れるようになった。切っ掛けはフェルディナンド・マルコスの失脚。1983年8月にマルコスのライバルだったベニグノ・アキノが空港で射殺され、マルコスに対する抗議運動が激しくなり、それを利用してアメリカ軍がマルコスを拉致したのだ。国外へマルコスが出ると財宝に関する裁判が起こされ、情報が漏れ出てきたのだ。
マルコスは1954年にイメルダ・ロムアルデスと結婚しているが、ふたりを引き合わせたのはランズデールの部下だったロマーナ。ロマーナはイメルダと親しかったようだ。マルコスは日本軍が隠した財宝の一部を掘り出し、それを資金源にして大統領というポストを手に入れたと言われている。
ロナルド・レーガンが大統領に就任した直後、マルコスはブラック・イーグル・トラストに関して沈黙を守る代わりに援助という名目でフィリピンにカネを回すようにアメリカ政府へ要求した。つまり恐喝だ。当然、アメリカや日本の政府は警戒するようになる。それがマルコス失脚の原因だという。
詳細は割愛するが、アメリカが日本の過去を封印する手助けをする理由のひとつは略奪財宝にあるだろう。日本の過去を本当に精算しようとすれば、アメリカが大戦後に築いた世界支配の仕組みが明らかになる。日本の場合、薩摩と長州が徳川体制を倒した明治維新から現在に至るまでの歴史も見直さなければならなくなる。本ブログでは何度も書いてきたが、血盟団や二・二六の将校が何を見、なぜ怒ったのかを理解する必要もある。(了)
・・・・・・・・
・・・・・・・・・・
抜粋終わり
>本ブログでは何度も書いてきたが、血盟団や二・二六の将校が何を見、なぜ怒ったのかを理解する必要もある。
私は、よくわからん。でも226の将校は「格差放置」にも怒った。さらに226の将校は大陸戦線を辞めるなり縮小させる意思を持っていたそうだ。
彼等は、ただの「愛国狂信者」でなく、「軍拡キチガイの天皇真理教統制派」に異議を唱える愛民の義士でもあったのだ。
日本の過去の清算には、アメリカの変革と天皇制の廃止が、不可欠なのである・・。
フリン復帰は吉か凶か・・・
お読みくださりありがとうございます。
PR
一見 そう見えるみたいですが
アングロサクソンとの・・・
中国がどのようになるのか、ここ注視。
(日本は国内の正常、清浄 が優先課題)
天皇は対外的な飾りものに。
(演技者という存在)
>
>一見 そう見えるみたいですが
>アングロサクソンとの・・・
>中国がどのようになるのか、ここ注視。
>(日本は国内の正常、清浄 が優先課題)
>
>天皇は対外的な飾りものに。
>(演技者という存在)
天皇も「戦争責任」を取らせて、正常化で清浄にしないと、演技者にも成れない・・
書き込みありがとうございます。
ラインでなく黒竜江とバンコクの黄金・・・
書き込みありがとうございます。
「
ママ ママ
ごはん ごはん
ママ
ねこにとって家族は
自分を助けてくれてるから家族
ごはんをくれてるから
生かしてくれてるから
家族
だからそこを守ろうとする
それも自己愛なの 」
「
おいしいごはんをくれている存在を家族とおもい
守ろうとする
それはごく自然なこと
国のはじまり
人の集合体のはじまりは
それでできたの
でも
今のひとたちはね
面倒を見てない人を
家族とおもわされたり
守らされているの
無理やり働かせたり
ちいさいころ ほんの少しだけ面倒を見てくれただけの存在を
今もかぞくとおもわされ
時には
一瞬だけ
ごはんを食べさせてくれただけの存在も家族とおもわされて
その不運をおしつけられたりしているの
無理やり働かせて
ほんのわずかな対価だけわたして家族とおもわせたりもする
不運のゴミ捨て場にしようとして
そうするひともいる 」
「
ねこはごはんをくれるひとをママという
でも
ごはんくれなくなったひとは ママとよばない
だって
自分が生き続けたいから
自分を生かしてくれてるから かぞく
空気をくれてるからかぞく
水をくれてるからかぞく
暖かい光をくれてるからかぞく
生かしてくれてるから かぞく
だから
そこを守ろうとする
その概念がもっと広まると
これからひとは
もっと
みんなにやさしくする
運は借り物 」 (12月7日の朝 聞こえてきたことば)
http://ohirunegoronyantou.blog.fc2.com/blog-entry-5139.html?sp
から引用
家族に関しては猫の方がまともな価値観を持っています。
> 家族に関しては猫の方がまともな価値観を持っています。
社会に関しても。
書き込みありがとうございます。