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故国の滅亡を伍子胥は生きてみれませんでしたが、私たちは生きてこの魔境カルト日本の滅亡を見ます。
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P R
戦闘教師ケン・永田町激闘編 より 

上記文抜粋
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聴覚障害を持つ子どもに対するイジメと子ども社会の陰湿さを真正面から描いた名作『聲の形』(大今良時、講談社)が劇場アニメ化されたので、観に行った。なかなかの人気ぶりなので、公開から1カ月して映画館に足を運んだものの、平日夜でかなりの席が埋まっていたので、本物の人気なのだろう。高校生くらいの学生が多く、客層はかなり若めだった。
原作については、こちらを参照して欲しい。

さすがの京アニ・クオリティで、淡い色調と緩やかな造形の京アニ色と原作の繊細な表現が見事に融合されており、京アニと原作の良いところが出て、全く違和感が無い。
原作は全7巻なので、それなりに省略されているが、これも上手くまとめられており、省略の不自然さも最小限に止められている。
特に手話による手の動きや聴覚障害者特有の発声は、漫画では表現できないだけに、脳内補完が進み、色々な面で納得や理解を深めてくれる。私ももう一度原作を読み直したくなった。手話の意味を字幕にするべきという声もあるようだが、そこは文脈で十分理解できる範囲であり、観客の想像力に委ねるべきだろう。
全体的にも「感動の押しつけ」になることなく、観る者の心を揺さぶる出来になっており、手放しでお勧めしたい作品に仕上がっている。

早見沙織さん、凄いです!

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抜粋終わり


この「聲の形」は、感動ポルノという説もある。

そもそも読んだことも見たことも無いので、もうあまり詳細はいわない。

ただ、主人公が「いじめ加害者から、いじめ被害者に」なったからなり得たお話。

「医者は肘を折ってこそ、一人前になれる」と左伝だったか。


医者と患者くらいの「いじめ」では加害者と被害者の心理的・社会的位相の違いが出るてこともわかる。

昔、「いじめ被害者が、加害者のクラスメイトを皆殺しにするために、同窓会を開いた」って話があった。

それくらいの凄まじい恨みを持ち得る所業でもあるのだ。


少し話はかわるが、「差別」はそれを社会的に生み出している。当然、差別された人たちは、日本社会の一個や二個くらい何度も皆殺しにできるほどの恨みを持ち得るようになっているだろう。
在日・沖縄・・・と・・、愛国者・保守たちが、どんどん日本を破壊して行っている。






同じく より

上記文抜粋
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イジメは内部では解決しません


【<いじめ>相撲クラブで前歯折る 指導の職員も口裏合わせ】
 新潟県糸魚川市能生の相撲クラブで起きたいじめ問題で、市立能生中の3年生が1年生を殴って前歯を折る大けがをさせた際、加害生徒らによる「練習中の事故」との口裏合わせに、指導する同校の男性職員も加担していたことが新たに分かった。市教育委員会によると、男性職員は県体育協会から競技力向上を目指して派遣された「育成指導者」。親元を離れて生活する相撲クラブの生徒をサポートするため同校に常駐し、生徒らのケアや周辺児童の指導に当たっていた。
 暴力事件が起きたのは9月7日朝。合宿所の清掃時に3年生が1年生1人の顔や腹などを殴り、前歯1本が根元から折れたという。このとき、加害生徒は周りにいた生徒に「練習中の事故にしよう」と口裏合わせを指示。男性職員は、登校してきた被害生徒と加害生徒に校内で会った際に異変に気付いたが、「練習中の事故」との説明をうのみにしたという。さらに同日夕方に被害生徒を歯科医に連れて行った際、生徒から暴行の事実を打ち明けられたが、学校に報告せず放置していた。翌8日になって、同校の教諭が別の生徒から暴行があったことを聞き、学校側が9日に加害生徒を問いただして発覚。男性職員にも確認したところ、当初は練習中の事故と説明していたが、加害生徒が認めたことを話すと認め、「発覚したら、被害者、加害者とも相撲ができなくなると思った」と釈明したという。
 また他の教諭が勧めたにもかかわらず、被害生徒をすぐに病院などに連れて行かなかったことについて「生徒が大丈夫と答えたから」と説明。被害生徒の保護者は「すぐ受診していれば、永久歯を失わずに済んだのではないか」と憤っている。男性職員は今月になって、市能生総合事務所に異動した。市教委は異動の理由について「処分ではない」とし、相撲大会の準備や小学生対象の相撲教室開催のため「動きやすいからだ」と説明している。
(10月24日、毎日新聞)


このテーマもたびたび取り上げているが、繰り返したい。
イジメは、閉鎖的空間に多数の人間を入れて長期間拘束した結果、過大なストレスが生じ、それを解消すると同時に一定の秩序を維持するために行われるもので、いかなる組織でも起こりうる問題である。戦時中、駆逐艦や潜水艦のような小艦艇ほどイジメが少なく、空母や戦艦のような大艦ほど多かったと言われる。

日本型組織でイジメが深刻な問題として生じるのは、他国の組織に比べて様々な拘束が多いためと考えられる。日本の学校は、課される義務が多く、同時に校則も厳しい上、やたらと拘束時間が長いため、どうしてもストレス負荷が過大になりがちだ。会社文化で見ても、欧米の会社は自分の仕事だけしていれば良いが、日本の会社では他人の仕事を手伝わなければならない暗黙の義務があり、社内ルールもやたらと多く、残業は無制限の上、飲み会やら社内イベントも多い。

イジメの原因となっているストレス要因は明らかであり、これを除去すれば、イジメは劇的に減少すると考えられる。具体的には、学校ならば、出席義務や校則を緩め、長時間拘束の原因である部活動を廃止すれば良い。学校の場合、学級と担任制が閉鎖空間を生じさせているので、大学のような単位制度を導入して、1つのクラスに何十人という生徒を閉鎖空間に押し込めるのを回避すると同時に、1人の教員が圧倒的権威を持つ担任もなくしてしまえば、イジメを発生させる空間的要因も除去できる。会社の場合は、残業を禁止し、個々の社員の業務を明確にして「共同の仕事」を極限まで減らすと同時に、飲み会を含む社内イベントを廃止すれば良い(この場合、解雇規制を緩和して、勤務時間内に仕事を終わらせられない従業員、あるいは処理不可能な作業量を要求する管理職を容易に解雇できる仕組みも必要になるが)。
日本型組織では、過大なストレスがイジメを発生させると同時に、学習効率や労働生産性を阻害しているが、これを問題視する主張は殆ど見られず、放置されている。

また、日本型組織は閉鎖性が強いため、第三者や他の部署からのチェックが入りづらく、問題を隠蔽する傾向が強い。学校のイジメの場合、教員にとって、教室内のイジメを解決するメリットは非常に少なく、むしろ手を突っ込んで問題が表面化することで、自分の厄介事が増えるリスクの方が大きい。担任の任期は一年であるため、回避可能な問題は「無かったこと」「見えなかったこと」にしてやり過ごす方が、はるかにコストが安い。
これは、ゲーマーの視点で考えると分かりやすい。勝利得点にならない高難度の課題に自ら手を出すものは、普通いない。むしろその課題が「義務」とならないように画策したいくらいだ。
それだけに、イジメ問題の解決を教員や学校に任せるのは、むしろ隠蔽や改竄のための時間を与えるような話でしかない。さらに、内部で解決させると、学校や教員側の責任を減らすために、事態を軽く扱い、加害者側への処罰も軽減させる方向に働く。これは、組織の自己防衛本能に基づくもので、これを回避するのは難しい。

イジメはそもそも発生を抑制させる他なく、発生してしまったイジメを解決するのは非常に難度が高い。それだけに、学校も会社も根本的に組織改編しない限り、イジメを減らすことすら難しいと思われる。


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抜粋終わり

>日本型組織でイジメが深刻な問題として生じるのは、他国の組織に比べて様々な拘束が多いためと考えられる。


>日本型組織では、過大なストレスがイジメを発生させると同時に、学習効率や労働生産性を阻害しているが、これを問題視する主張は殆ど見られず、放置されている。


>イジメはそもそも発生を抑制させる他なく、発生してしまったイジメを解決するのは非常に難度が高い。それだけに、学校も会社も根本的に組織改編しない限り、イジメを減らすことすら難しいと思われる。


同感だ。

日本帝国が滅びないと、日本人に安寧の日はないのだ。


日本帝国を滅ぼし、日本列島を再生させよう。

まずは横田幕府と天皇制{特に近代天皇制}を打倒しよう。



お読みくださりありがとうございます。

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