故国の滅亡を伍子胥は生きてみれませんでしたが、私たちは生きてこの魔境カルト日本の滅亡を見ます。
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守屋洋訳 諸葛孔明の兵法 {徳間書店} より
{自勉}
成功と失敗の分かれ目
聖人は「天」を手本とし、賢者は「地」を手本とし、智者は「古{いにしえ}」を手本とする。
驕れる者はみずから墓穴を掘り、自分勝手な者は禍の種をまく。口数多き者は約束を破り、自らの才能を誇る者は恩愛に欠ける。功のない者に賞を与えれば見放され、罪のない者に罰を加えれば恨みを買う。また感情のままにふるまえば、身の破滅を招く。
{自勉}
成功と失敗の分かれ目
聖人は「天」を手本とし、賢者は「地」を手本とし、智者は「古{いにしえ}」を手本とする。
驕れる者はみずから墓穴を掘り、自分勝手な者は禍の種をまく。口数多き者は約束を破り、自らの才能を誇る者は恩愛に欠ける。功のない者に賞を与えれば見放され、罪のない者に罰を加えれば恨みを買う。また感情のままにふるまえば、身の破滅を招く。
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守屋洋訳 諸葛孔明の兵法 {徳間書店} より
{励士}
部下将兵に臨む将帥の心得
{励士}
部下将兵に臨む将帥の心得
- 爵位、高禄を保証する。こうすれば、有能な人材が馳せ参じてくる。
- 礼と信{約束を守る}をもって接する。こうすれば、部下をは死を辞さない。
- 恩をほどこし、法の適用に公平を期す。こうすれば、部下は喜んで服従する。
- 率先して事にあたる。こうすれば、部下も尻ごみする者がいなくなる。
- 善行はどんなちっぽけなことでも記録にとどめ、功績はどんなちっぽけなことでも賞賜をする。
守屋洋訳 諸葛孔明の兵法 {徳間書店} より
{整師}
軍の統制
軍の出動にあたっては、統制を重視しなければならない。
統制の有無が勝利の鍵となる。
賞罰が明らかでなく、軍令の徹底を欠く。金{銅鑼}をうち鳴らして後退を命じても後退せず、鼓{太鼓}をたたいて前進を命じても前進しない。これでは百万の大軍を繰り出しても、役には立たない。
では統制がとれているとは、どういうことなのか。それはつぎのような状態を指す。
{整師}
軍の統制
軍の出動にあたっては、統制を重視しなければならない。
統制の有無が勝利の鍵となる。
賞罰が明らかでなく、軍令の徹底を欠く。金{銅鑼}をうち鳴らして後退を命じても後退せず、鼓{太鼓}をたたいて前進を命じても前進しない。これでは百万の大軍を繰り出しても、役には立たない。
では統制がとれているとは、どういうことなのか。それはつぎのような状態を指す。
- 平時においては規律を維持し、戦時にあっては期待どうりの戦力を発揮する。
- 進撃すれば破竹の勢いを示し、後退を命じても敵につけいる隙を与えない。
- 各隊が密接な連携のもとに一致協力し、困難の打開にあたる。
- 全軍一体となって行動し、敵の分裂工作にまどわされない。
- 戦意旺盛で、敵の猛攻にもへこたれない。
守屋洋訳 諸葛孔明の兵法 {徳間書店} より
{撃勢}
むかしから、戦上手はかならずまず敵の情況を調べあげてから、戦うべきか、戦わざるべきかを判断した。
敵がつぎの情況にあるときには、断固、戦うべきである。
{撃勢}
むかしから、戦上手はかならずまず敵の情況を調べあげてから、戦うべきか、戦わざるべきかを判断した。
敵がつぎの情況にあるときには、断固、戦うべきである。
- 長期の遠征に疲れ、食糧も欠乏している。
- 敵国の人民が遠征の負担に苦しんでいる。
- 軍令の徹底を欠いている。
- 武器、攻城用具が欠乏している。
- 一貫した作戦計画を持たない。
- 救援がなく孤立している。
- 幹部将校が兵をいたわらない。
- 賞罰がでたらめである。
- 軍全体が統制を欠いている。
- 戦いに勝って、おごりたかぶっている。
- 賢明にして有能な人材を登用している。
- 食糧が余裕十分である。
- 武器、装備にすぐれている。
- 諸国と友好関係を保っている。
- 大国が後押ししている。
守屋洋訳 諸葛孔明の兵法 {徳間書店} より
{情勢}
欠陥将帥のその料理法
欠陥将帥にはつぎの六種類がある。
{情勢}
欠陥将帥のその料理法
欠陥将帥にはつぎの六種類がある。
- 勇気にはやって、死を軽んずる者。
- 気短で、せっかちな者。
- 貪欲で、利益をむさぼる者。
- 仁愛にすぎて、厳しさに欠ける者。
- 智慧はあるが、決断に欠ける者。
- 計謀はあるが、行動力のない者。
- 勇気にはやって死を軽んずる将帥に対しては、そのように仕向けて自滅を待つ。
- 気短でせっかちな将帥に対しては、じっくり構えて、じらし戦法をとる。
- 貪欲で利益をむさぼる将帥に対しては、利益を与えて内通を誘う。
- 仁愛にすぎて厳しさに欠ける将帥に対しては、積極的にしかけて奔命に疲れさせる。
- 智慧はあるが決断に欠ける将帥に対しては、押しまくって窮地に立たせる。
- 計謀はあるが行動力のない将帥に対しては、一気に襲いかかって決着をつける。