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故国の滅亡を伍子胥は生きてみれませんでしたが、私たちは生きてこの魔境カルト日本の滅亡を見ます。
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中外日報 より

上記文抜粋
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逆打ち遍路活況「お大師様と出会える」(1/2ページ)

2016年7月8日付 中外日報(時事展描)

四国八十八カ所霊場は、うるう年の今年、多くの参拝者でにぎわっている。衛門三郎という長者がうるう年に逆打ち遍路を行い、弘法大師と巡り合えたことから、逆打ち遍路はお大師様と出会える特別な巡礼とされている。一方で、安易に御利益を求めようとする“観光客”も少なくなく、遍路の意義の形骸化が懸念されている。(甲田貴之)

ツアー応募は3倍も

一度順打ちを結願し、今回は初の逆打ち遍路に挑んでいる藤田賀子さん(39)は「私が遍路中に印象に残ったのは『急ぐ旅ではないのだから』という言葉です。地元の人や巡礼者、お寺の人など様々な人たちからよくこの言葉を聞きました。歌手やディレクターなど生き急ぐように働いてきた私の生き方を、お大師様が遍路で出会った人たちに姿を変えながら何度も諭してくれているのではと思いました」と思いを語る。

このようにお大師様との出会いを大切にする巡礼者もいるが、観光気分で遍路する人も少なくない。様々な旅行会社のツアーのチラシには「功徳が3倍」「今年は衛門三郎が逆打ち遍路を行ったとされる丙申の年。60年に1度」などの宣伝文句が並ぶ。

遍路ツアーなどを多く企画する阪急交通社は今年、逆打ち遍路を大きく取り扱い、関東発のバスツアーは例年の2~3倍の応募があった。

第88番札所・真言宗系単立大窪寺(香川県さぬき市)は、ここから逆打ち遍路を始めようとする人たちで例年よりにぎわいを見せている。槙野恵純住職(45)は「これまでお寺参りをしたこともない人が訪れている。逆打ち遍路がお寺に親しむきっかけになれば」と期待するが、「逆打ちの御利益ばかりが強調され、遍路の意義がしっかりと伝わっていない。本堂に参ってお経を上げることもなく、納経だけ済ませていく人も少なくない」と嘆く。


巡礼の意義伝えたい

公認先達・歩き遍路の会の山下正樹会長(71)は、寺の対応にも問題があると指摘する。「観光客が増え、お寺も事務的な対応になってしまっている所もある。もっとお遍路さんとの接点を増やして逆打ち遍路や巡礼、お大師様について話を聞く機会が増えれば」と話す。

衛門三郎の伝説が記された古文書が残る第51番札所・真言宗豊山派石手寺(松山市)では、逆打ち遍路を解説したパンフレットを巡礼者に配布している。

加藤俊生住職(58)は「3倍の御利益などは後世に作られたもの。伝説は、弘法大師を冷たくあしらって8人の子を次々に亡くした衛門三郎が自身の罪に気付いて薄汚れた巡礼者になる。最終的に弘法大師と出会い、自分が救われたいという思いから、民に尽くす人間になりたいと願うようになるという、立場や考え方が逆転することを表した物語。順打ちは修行という面があるが、逆打ちは他者の幸福を願って行う」と説く。

同寺では、歩き遍路に宿坊として寺を開放している。家族を失った悲嘆や就職できない苦しみを抱える人が訪れ、中には僧侶の道に進む人もいるという。

加藤住職は「どんな人が来ても断らない。札所寺院に参って本当に救われたいと望み、巡礼している人に正面からきちんと向き合わねばならない。様々なメディアで遍路が安易に注目されているが、遍路の意義や宗教者の役割を伝えていきたい」と話す。


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・・・・・・・
抜粋終わり


あ・・・またお遍路行きたいよね・・・

南無大師遍照金剛



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